第1章「金持ちお嬢様」1
私は早乙女花。ここ、森の奥深くの屋敷に住んでいるの。まだ15歳だけど、学校なんて行く必要ない。だって、生まれながらの天才の私には学なんて教わる必要ないんだもの。私の命令には絶対に断ってはいけない。もし守れない奴には死んでもらうか、お仕置きを受けてもらうわ……。
今日もいい天気。でも不快極まりないことが一つ。それは朝食中での出来事。
「ちょっと!シェフを呼びなさい!」
シェフが部屋に入ってきたと同時に、私は罵詈雑言を浴びせた。
「ご飯の中に石が入ってたのよ!どういうつもり!?怪我したらどうするのよ!」
「申し訳ございません!すぐに作り直しますので……」
「いや、その必要はないわ」
私は「お仕置き」を執行することにした。
「ちょっとあなた、こっちに来なさい」
私は一人のシェフを指差してこっちへ呼び寄せた。
「な、なんでございましょう?」
「口を開けなさい」
「え?」
「いいから口を開けろ!」
「は、はい……」
シェフは言われた通りに口を開けた。
私はスカートをめくってパンツをずらすと、おしっこをシェフの口めがけてぶっかけた。
「ああああああ!」
シェフは苦しそうにもがきはじめた。
「あはははははは!」
おかしくて仕方ないわ。私、人が苦しむ姿を見るのが大好きなの。
まぁ、今日はこの辺で勘弁してやろうかしら。
「はぁ……もういいわよ。さっさと消えて」