表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メリーさんのお仕事  作者: 黑みりん
1/6

始まりの始まり

 いよいよこの時が来た。少女は、家においてある固定電話の前へと向かう。この時のために準備はしてきた。練習をし、髪もきれいにセットし、・・・ある約束も守ると決めていた。

 「よし、かけてみますか。」

 少女は自分の電話へと手をのばす。頭の中にうかぶ電話番号。そこへかけることで少女の全てが始まるのだ。なぜなら、そのために頑張ったのだから。そのためにおしゃれというものをしてみたのだから。

 窓の外では、いつもと同じ日常が流れている。子供は学校へ、大人は会社へと向かい、日常を過ごしている。

 少女の日常もいつもと同じく始まろうとしている。一本の電話をかけることで。

 「もしもし?私は・・・。」

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ