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貴方だけに恋捧ぐ  作者: 朝比奈 黎兎
第一章 
9/40

*8*


8話目ですね。

それぞれ呼び方が作品ごとで異なるのでややこしいです。

青葉とか特にね。


 神社の入口にある鳥居。そのすぐ下でやけに目立つ集団がいる。まぁ、美形ってどこ行っても目立つんだな。青葉と、その傍らにいるのがその恋人の三王静香。で、生徒会長と……あのちっこいのは、会計だよね。なんていうか、会長といい雰囲気なんだけど。何があったか知らないけどさ、泣いちゃって涙拭ってもらってる。なんかうらやましいんだけど。なんかむっとしてきたな。邪魔しちゃえ。僕はそう思って、その会計の後ろから抱きついた。それも思いっきり。


「ふぎゅぁ!?」


 ふぎゅぁって、何語?なんだろ面白いなこの子。それにあったかい。男の子なのに、なんだろ華奢だし女の子みたい。浴衣も可愛いけど、抱き心地最高だな。家にあるぬいぐるみよりもいいかもしれない。


「あ、澪も来たんだ。しかも女装浴衣で」

「べ……別に、着たくて着たわけじゃないし……。ただ良がどうしてもって言うから、だから着ただけだし。違う……良のためでもないんだからね!!」

「ふぎゅぅ!!」

「どうでもいいですけど、それじゃあ朝貴が胃袋吐き出しますよ、澪」


 やだっ。それはきもちわるいから。そう言えばまだギュってしたままだったかも。確かに腕の中でもがく力弱まったね。


「あ、忘れてた」

「ぷはぁっ!!ていうか、胃袋とかはきませんから!!……えと……はじめまして?」

檜山澪ひやまれい。2年。好きなものは良とあとちいさくてふわふわしててあったかいの。君とかね」

「え?」

「こらこら、変なこと言わないんですよ。朝貴がはてな頭の上に展開してますよ」


 変なことって何さ。すべて本当の事だよ。うん、この子気に入ったよ。朝貴ね。覚えてこう。下級生で知り合い始めてかも。僕より身長低いのも可愛いし。いろいろいじれそうだし。で、これからどうするの?みんなでお祭り行くわけ?でもな、せっかく良がいるんだしな。ここは二人っきりがいいな。だめかな。


「じゃ、もういいよな!」

「は?」

「あーやっぱそうなるんだ。ま、澪もその気だし。ここで解散!はい、あとはご自由にどうぞ」

「は?え、清桜!?ちょ、淳、どこ行く気!?」

「祭りだろ」


 何がいいんだかわからないんだけど。なんか勝手に話が進んでったみたいだし。僕もその気って何?で、なんで青葉は静香連れてくの?あれ、集団行動じゃないわけ?


「なにやってるんですか?行きますよ?」

「は……え……?」


 いきなりのことで、僕の頭は今の現状を理解できない。なんで良まで僕を連れて祭りの真っただ中に向かうの?え、何これ……どういうこと?だから手、引っ張んないでよ。変な期待しちゃうじゃん。あ……良の手冷たい。だけど、なんでこんなに熱く感じるんだろう。



良がいまいちわかりません。

そして良って打つと寮ってなります。

どっちもよく使うんで、一発変換するとどっちかになるので注意しないと……


次いつになるかわかりませんがなるべく早くの更新頑張ります。

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