〜日常を劇場に〜【Theatre Quiet】
〜日常を劇場に〜
【Theatre Quiet】
何げない日々の
何てことない日常
だけど
好きな人から連絡ないだけでつらい帰り道は
ため息ばかり
そんな時でも“Theatre Quiet”は
あなたの心の中にオープンしています。
忘れないで☆
静けさの世界
そこへたどり着くには
寂しい気持ちで
下を向いて歩かなければならない
さみしくてさみしくてさみしくて
つらいよ
でも 家に着いたら
美味しそうなトマトを湯むきして
よくだしのでる平茸とパスタにして
魔法の塩で味を調えたら
あっという間に
レストランよりおいしくなる
さぁ部屋を片付けて
今夜も塩風呂に入りましょう
40分経ったらすっかり疲れが取れるから
静けさの世界
それはほんの一瞬だけ
耳をすまして
どんどん言葉が降りてくる
小さな、小さな気配で
王子様、御気分は麗しゅうございますか?
と、召使いのオウム
ええ、そうね。
何か欲しいものは?
デッサンの道具と絵の先生。
あの人を描きたいの、素敵な横顔なのよ。
それでは、まず練習からね
描く
光と影、遠くの景色
近くにいる人
果物…
建物…
花々…
あぁ今すぐ
あの人の元へとんでいって描きたい
その美しいまなざし
さらさらの美しい髪の毛
美しい形の左耳とピアス
美しい喉、眉、目…!
王子様、あの方は忙しいのですぞ。
わかっています。
ですからこうして、デッサンの練習を…
イメージしているというのに。
静けさの世界
中に入れば
そこはちっとも静かじゃない
そこは
私の世界
私は女じゃない
男でもない
私は争いは好まない
私は美しいものが好き
美しい心が好き
純粋さは小川のせせらぎのように素晴らしく
この地球の血液となるもの
生命には純粋さと本能が必要なの
私は目覚めさせる
純粋さと本能を呼び起こして
再起動させる
過去の間違った学びはデリート
私は歳をとらない
私は女でも男でもないけど
私は太陽であり月でもある
私は王の輝きをもって
創造し、踊る
でもね
それは魂のハナシ
私の身体は女
本能も、気持ちも
女、女、女…!
どうしようもなく
ありきたりな、人間の女
もうどうしたらいいの…?
…
静けさの世界
聞こえたでしょう?
創造の時間が来たのよ
さぁ準備して
やっとその時が来たの
静けさに
耳をすまして…
Lady and gentleman
Mesdames et messieurs
さぁ そろそろ 開演しますよ
幕があがるのを
御覧あそばせ
おっと
お客様。
せっかくいらしていただけたなら
掘り起こしたばかりの大根を
土のついたままお出ししたりはしませんよ。美味しい大根は澄まし汁で炊いてほくほくのお吸い物を召し上がっていただきたいのです。
ですからお待ちくださいね。
大根を、掘って参りますので!
♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫〜
end.
7.10.2019
〜日常を劇場に〜
【Theatre Quiet】Episode2
何気ない日々の
何てことない日常
だけど
あら?何?喉?
2年ぶりの風邪?
そして急な生理!
やだ、むくみがひど~い
そんな時でもTheatre Quietは
あなたの心の中にオープンしています。
忘れないで☆
食欲がないわ
…お粥のデリバリーを探すわ
咳が出て辛いの
…タイムのハーブティーを作ろう
ああ、気が滅入る
…きっといいことがある
痛みとともに過ごすけれど
できうる限り自分を癒して
病気には意味があるの
なぜ?
少し無理をしてたくさん歩いたから
なぜ?
きっと変わりたかったからよ
なぜ?
わたしは新しい自分になりたい
余計なものをすべて捨てて
新しい土台の上に立ちたい
どんな?
決心をしたの
そのためには悪魔のようなエゴじゃだめ
エゴって変われるのかしら
変われるなら
どんな姿に?
セキュリティーの人だから
例えば
ボディーガード?
執事?
サポートアニマル?
双子の片割れ?
そう、じゃあわたしのは
小鳥がいいな(理想)
たまにジャンボジェット機くらいの
渡り鳥になったとしてもw
鳥は鳥だもの
大好きなチキンだもの
では決まり
エゴは悪魔からチキンへ
土台は美しい土と芝生へ
イメージが大切よ
イメージすること
不安はその現実を引き起こす
心の中で助けてって叫ぶ声が
ガンガン響いた
でも
ちゃんと教えてくれたんだ
ちゃんと見ていてくれたんだ
信じられないって思ってた
信じることがどんなものか
痛みと傷の奥底に
埋まってしまったもの
ありがとう
長い間お世話になりました、
私はいつから、なぜそんなところにいたんだろう
蟻地獄みたいにさ
ここはどこ?
世界をひとつぶち壊された
私の蟻地獄の世界
私のアリジゴクの世界
不安で
疑わしくて
ハートが凍っていて
悲しい
狭くて小さな空を見上げていた
壊したくて
壊したくなくて
壊したくて
壊したくなくて
壊したくて
壊したくなくて
壊したくて
壊したくなくて
さよなら
私のアリジゴク
さよなら
2年ぶりの風邪ウィルス
さよなら
私の愛しい苦しみ
新しい何かが始まろうとしてるの
今はまだそれがどんなものか
感じることさえできないけれど
〝未知〟がやってくる時
あなたはどんな風にそれを
待ち受けますか?
おっとお客様。
やっと幕が上がりましたよ。
しかしこれはほんの序章にすぎません。
しかも今後の展開は〝未知〟
まぁ~ワクワクしますね!
え、そうでもない?
まぁまぁ、もしかすると、もしかする。
私どもはそんな気がするんです。
続いて、続いて、つながっていきますからね~
次回もお待ちしておりますよ~~~
♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫♫ ~
end.
9.10.2019