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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

※訳あって作者が登場する小説~フードファイター・イタダキ

作者: ヒロモト

20⚪⚪年。

アメリカテキサス。



「……勝てるわけねぇだ」


定食屋の親父。これが俺だ。

俺は大量のラーメン・ステーキ・ホットドッグ・カツ丼をテーブルに並べながら、さすらいのフードファイター『イタダキ』に囁いた。

イタダキはおかっぱ頭の小柄な和服の女の子。

こんな小さな女の子がフードファイトに勝てるわけねぇ!


「心配するな親父。この店はアタイが守ってやらぁ!」


「……イタダキ」


「威勢のいいオジョーチャンだぜ!」


対戦相手は黒人のボッブ・チャック。

スキンヘッドにタンクトップの黒人の大男。

3メートルぐらいあらぁ!でっけぇや!

こいつに負けたら『フードスァイト法』でこの店は火炎放射機で燃やされちまう。

ええい!もう自棄だ!


俺は!


イタダキを!


信じる!



「制限時間は30分!レディセットユアフード?レッツ!イタダキ……マァスッ!!」


俺は開始のドラを鳴らした。


「うるぁぁぁぁ!」


「のおおぉぉ!」


イタダキはドラと同時にスラムダンクの要領でボブの頭にラーメンのどんぶりを叩きつけた。


「おるぁぁ!おるぁぁ!おるぁぁ!」


「オーノー!マミー!マミー!ヘルプミー!」


可哀想に!ボブ。泣いてるじゃないか!

イタダキの攻撃は終わらない。

ボブの口一杯にステーキをぶちこんで乳首にロブスターを挟ませておしりの穴に生クリームを注入してパンツの中にポットの熱湯を注ぎ込んだ。


「ワタシノマケデース!」


「しゃあっ!!」


「やったなイタダキ!これで店は守られた!」


「だからいったろうが!」







エピローグ。


俺は『それはフードファイターやなくてフードで戦う人やないかい』と思いながらテキサスの荒野を馬で走っていた。


「皆さん。もう気付いてるんじゃないですか?そうです。オチなんか無いんです。さっき晩御飯を食べてる時にこの小説を思い付いたのですが。……ハハハ。お恥ずかしながらオチまでは思いつきませんでした。悩んだ私は苦肉の策で私自ら作品に登場する事にしたんです。『作者登場!』とかしとけばなんとかなるかなって。結果はこれです。笑ってください。オチなんて思い付かなかった。何か私のセリフが長いと思いませんか?そうです。流石ですね。もう見破られましたか?ええ。現在進行形で書きながらオチを探してます。マジで今この瞬間。本当に何もない。何か面白い事言わなきゃ。何だろう?ちんちん出しますか?それかうんこします?どうしよう。22時からゲームやりたいからそろそろ終わるね?投稿するにはあらすじとかジャンルとか決めなきゃいけないじゃん?あれ正直嫌いなんだよね。俺。本当にめんどい。年齢?今年37。マジでこんな大人になっちゃいけないよ。またね。おやすみ。ンー!!チュ(´∀`*)ε` )」


帰れ。






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― 新着の感想 ―
[良い点] 草 [気になる点] 「なぁ、勝ったんだから約束通り……」とヒロモトさんがイタダキちゃんに美味しく頂かれちゃうと言うオチ(ホラーでもよし、準ノクタでもよし)を予想していたらハズレますた
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