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8.

悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~

というのも書いています。

こちらも是非。

「ぬっ!」


勇者は突然駆けられた声に戸惑う。

勇者が振り向くと、そこにいたのは、


「もぅ。魔王様!柵木は使わないって約束したじゃないですかぁ」


紫色の花を生やした少女。

この少女も魔族であることは一目で理解できた。


「まぁ。注意しても、魔王様はいつものようにやるんでしょうけどねぇ」


少女はそう言って肩をすくめた。

この反応から考えて、魔王とそこそこの知り合いなのは確実。


どう答えるか考えたときだった。

目の前でうごめいていた魔石のモノが、完成した。


「いいではないか。今回の戦いで、かなりの敵を倒したのも事実なのだぞ」


その姿を見て、勇者はそう発言した。

目の前に現れたモノは、憎き敵。


勇者の仲間を大量に殺害した魔王の仲間だった。

だが、それで取り乱すほど勇者は勇者していない。


 ーーコレを大量に作れば、柵木が亡くなる。そうすると。

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