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悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~
というのも書いています。
こちらも是非。
「うぉぉぉ!!!!」
勇者は走った。
そうしている内に、だんだんと頭がスッキリとしてくる。
「ん?あれ?」
頭がスッキリして、目の前が見えるようなって、気付いた。
自分が、
「……ここ、魔族の領地じゃん」
魔族の領地に来ていたことに。
勇者は慌てて引き返そうと振り向く。
「ちっ!」
だが、その時にはすでに遅かった。
気付かないうちに、魔族たちによって囲まれていたのだ。
「ふふふっ」
後ろから笑い声が聞こえ、勇者は思わず振り向く。
そこには、豪華な服を着た、魔族の少女が立っていた。
「お帰りなさいませ。魔王様」




