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28.
「『サンダーバースト!』!」
「うおおおぉぉぉ!!!」
勇者は魔法を放つ。
それに対し、魔王は魔法を避けることもせず、突進してきた。
「「くっ!」」
2人はともに、悔しげな声を漏らした。
それは、自分の得意な攻撃をまねられたから。
そして、そのまねた攻撃が、敵の方が上手く使えていたからである。
魔法の威力も突進の速度も、敵のモノより劣る。
「なら、やれ!!」
魔王が手に持った聖剣を振る。
すると、聖剣から光があふれ出し、光るオオカミが現れた。
「来ると思っていたぞ!!」
勇者も手を振る。
すると、奥から化け物が現れた。
その化け物は、魔王の能力を使って魔石から作り出したモノ。
お互いが、お互いの技術を盗んで使っていく。




