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悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~
というのも書いています。
こちらも是非。
「魔王様。あと数時間で砦のモノたちと軍がぶつかる予定です」
「そうか」
勇者は報告を聞き、目線を砦の方へ向ける。
このまま砦の兵士によって数を削られれば、撤退せざるを得なくなるはず。
ーーそんなことは、向こうも分かっているだろうから、
勇者には確信があった。
なぜなら、それは、自分が何度もやった、
「き、奇襲です!」
「勇者が、こちらに向かって一直線に来ています!!」
兵士からほうこくされ、勇者はすぐに飛び出した。
それを見ていた少女は逃げるのかと思っていたが、
「そ、そちらは!?」
勇者が向かうのは、中身が魔王の勇者が来た方向だった。
勇者は、魔王を殺して、自分の独壇場にするつもりなのだ。
ーー向こうもそれは分かっているはず。
「「だが、勝つのは俺だ!!!」」




