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16.

悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~

というのも書いています。

こちらも是非。

「魔王、俺が悔しがってると思ってんだろうなぁ」


勇者は、魔王の様子を想像しながら、嫌らしい笑みを浮かべた。

さながらその様子は、人間に圧勝した魔王のような顔である。


「だが、俺の作戦は終わらない」


勇者がそう呟いたところで、数人の少女が勇者の元へ走ってきた。

少女たちは、それぞれ街を落とした軍を指揮していたモノたちである。


「ま、魔王様。お呼びと聞いて参上しました」


「うむ。想像より容易に街を落とせたからな。お前たちには、更に進軍して貰いたい。場所としては、この辺りが」


勇者は地図を開きながら言った。

すると、少女の1人が不思議そうな顔をしながら質問してくる。


「魔王様、中央軍が現在攻めている場所を包囲したりは」


「しないな。お前たちが侵略を行えば、人間たちにはそちらに対応しなければならなくなる。それなら援軍も来ないだろうし、中央軍でも容易に攻略が可能なはずだ」


「な、なるほど。了解致しました」


勇者たちはそれから、どこを攻めるのか相談していった。

少女たちも積極的に意見を出し、候補が挙がっていく。

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