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悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~
というのも書いています。
こちらも是非。
「魔王様。本当に落とせるでしょうか」
心配そうな声で、青い神の少女が訪ねてくる。
その少女は、中央の軍の指揮を任されていた。
勇者は少し考える。
できるだけ魔族の少女たちはだまさなければいけないから、
「落とせるだろう。向こうの本軍が間に合うわけもないだろうし、数の差がある」
「なるほど。では、人間はすぐに街を放棄して逃げるのでしょうか?」
「その可能性もあるな」
勇者は、そんなことはあり得ないとわかりながらもは頷く。
実は今回攻めている3つの街、全て守備能力の高い街なのだ。
しかも、万一勝利してとったとしても、攻めるのには向かない兵器ばかりが置いてある。
勝っても負けても、魔族が疲弊するだけなのだ。
「魔王様!伝令です!!」
勇者が黒い笑みを心の中で浮かべていると、魔族の伝令がやってきた。
すぐに勇者の隣にいたメイドが、伝令を促す。
「東軍と西軍が、街を制圧したとのことです!!」
ーーは?はぁぁぁぁぁぁ!!!????????




