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悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~
というのも書いています。
こちらも是非。
メイドが、とある部屋の前で立ち止まった。
勇者は素速く判断し、その部屋へと入る。
「ふむ」
勇者は部屋の中を見回し、1番豪華な椅子へと座る。
1番豪華なのだから、魔王の椅子なはず!!
「……魔王様。うらやましいからと言って、部下の椅子に座らないでください」
あきれた声が、勇者の耳に聞こえた。
勇者は頭が追いつかず、目を丸くする。
ーーえ?これ、魔王の椅子じゃないのか!?
とても驚いたが、それを顔に出さないように必死に耐える。
「全く。ほら、ここに移ってください」
ぽんぽんっ。と、メイドが奥の椅子を叩いた。
勇者は仕方なさそうに立ち上がりながら、移動する。
「はい。魔王様。威厳を保ってお待ちくださいね。私は、幹部の方々を呼んで参りますので」
「ああ。分かった」
メイドは一礼して部屋から去った。
勇者は、幹部たちが来る前に、素速く考察を行う。




