世界というものがたりの真ん中で
少し小さな洞窟で休む
比較的おだやかな海で
のんびり休日
激しかった雨もやみ
僕ひとり膝を抱える
ああ
あんなにも○○だったのに
ああ
あんなにも○○だったのに
自然と涙があふれだす
間違ったのか
いつから
どこから
間違えたのか
正解が分からずに
地雷をふんだ
跡形もなく
吹き飛べばいいのに
何を言っても
何をやっても
思うようにいかない
失敗ばかり
失敗ばかりの自分
泣きたくなる夜に
僕は
ひとり
洞窟の奥で
膝を抱えて
座っていた…
お月様も
笑わない
海も静かに
黙ってる
僕は
地面と一緒に
沈んでゆく
水の音も
聞こえない
誰の声も
聞こえない
聞こえないんじゃなくって
はじめから
ここに
ひとりで
来たんだろう?
さみしさしかないさ
ひとりでしかないさ
だから
誰も笑わないんじゃないか
だから
みんな
静かにしてるんじゃないか
押し黙ったまま
風も吹かず
蒸し暑い
暑さだけが
心を沸き立たせる
チクショー!!
ヒンヤリした洞窟に
僕の声が
こだまする
僕のまわりだけが暑い
いや
熱い!!
僕は
ひとりで
洞窟を
出ていく
ここがどこだろうと
地球のウラ側までいって
旗立てて
ここまで
戻る!!
うおー!!
僕は
走り出す
つまらない日常じゃない
なにげない日常じゃない
ありふれた日常じゃない
すべてを特別に
すべてが特別に
変えてやる!!
待ってろよ地球!!
待ってろよ未来!!
待ってろよ億万と本当に実在する僕たちの知らない地球以外のリアル異世界!!!!!
そこに行ってやる!!!!