表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダークな感じさそれでいい  作者: 濱上翼
37/39

第35話、授からない命の火

光の中に闇が見えた争う二人の影が交差する一人の子供を皆は賭けごとに使いその男の子供をどちらが育てるか争う。

この男の子の瞳は普通では無かった。どちらに育てるかで大きく運命が変わる。

悲しみが多く皆が裕福になるか、皆が悲しんで多くを失い損得ないか。

だけどその子を殺せば多くの笑みが無くなり暗い世界に変わる。

貴族達はその子に金貨を投げ渡し叱咤する。

その子は泣きながら何も分からない。それを震えた手で拾いながらその二人の攻防を絶望の眼で見た。その子は大金はいらないからただ殺すのも惜しいと二人は言い合いになる。

怪力ドリーマ:私は大金を持っているからこいつを掃除番くらいしか出来ない。こいつは普通に話せるみたいだし理解も少しは出来そうだ見ろ金貨を拾っているしなと仲間で笑った。

こいつに世界の何を背負えるのかな。この子供も育てたくないしこの孤児が大金なんて生みはしないだろうし一刀で吹き飛ばして終わりさ。と豪快な笑いで言う。

もう一人の男と仲間は言う。

男達:あんたらがさ豪快に暴れて政府軍を殺して歩いたんだからさ孤児は増える一方だ。

占い師の息子だけが運よく見つかったけどさ密告されては不味いでもこの嫌な雰囲気の孤児は殺しの経験からして嫌なにおいがする。

あんなたがこの村の人達を全部殺したのですよ。息を吸い取るようにね。貴方は暴れて気持ち良かったでしょうがね。

怪力ドリーマ:この村の人口密集地に隠れ住む孤児の調査でマフィアに関する貿易の匂いがする。この村は好き勝手に作られ、好き放題住み放題さ自由は私しか許されないのですよ。

金も力も世界一の私にこんな無駄な出費はいらないしね。

ここの地下にも忌まわしい奴らが住んでいるような予感がする。

忌まわしい伝統とか嘘くさい占い師とか嫌と言うほど吐き気がする。

ここの調査に来て思う事がある今殺した最後の移民は吐き捨てるように唾を私に吐きかけ最後の抵抗をしてきたんだよ。墓穴を掘ったも同然さげらららら。

男:調査に来て全員殺すとは唖然ですね。

怪力ドリーマ:まぁいいやこの子供も殺そう。占いなど信じてない。信仰心も無い孤児集落撲滅のためと言う大義名分もあるからね。

赤い眼の種族とかさ蛇目の種族とかさ孤児の密集地に逃げ込む奴らうんざりするほど殺しつくしてきたさ色白の細うでの色男とかも確かに殺してきた。

何も話しているかも分からない奴もいたさ。鍬で襲って来る奴もいたさ無駄な抵抗をするような奴もいたさ。色々殺してきたけどさ話しが通じる奴なら話してみたかったさ。

だけどね私が判断する事によって分類されるのさ。

それより先を急ごうかまだまだ奪う物もあるようだし徴収をしようここは私達の土地だしね。

子供の手を繋ぎ逃げる女と中央で金貨を拾う男を横目に怪力ドリーマはその二人の手を大きな斧で引き千切り言う。

怪力ドリーマ:指輪付きの腕が揃ったよと金貨を拾う男の子投げわたした。

孤児が一夜で大金を私の力で得たようだ凄いなぁー。一夜で明日も喰っていける。

と灰色の細めで男の子の顔を覗きこみ頭を掴んで跪かせた。

男の子を小突きながら怪力ドリーマは言う。

怪力ドリーマ:私の力を使って大金を稼いだなぁー小僧。

男:ドリーマ

その男に呼び止められると一瞬だけ時のずれが生じる。

その男の眼はやけに曇って灰色の肌をしている。髪の毛は中分けで長髪に体中には戦闘の生傷が目立つ半裸の男だ。

その男の体はやけに硬く筋肉質で銃弾は通りにくい。

先頭の風の字で呼ばれる男通称シープである。

そのシープは自分の舐めた飴だまを黙りこくる黒い眼差しの男の子に金貨と代価に口に飴を入れてやると笑った。

男の子は嫌そうにその男を見上げるとシープは張り手し言う。

シープ:甘いものには金がかかる。張り手したのは認めたからだ。お前はまだ子供なんだから反抗的な目で訴えるなよ。とげらげら笑った。

金貨は自分の力で得た物じゃねぇ。今からお前が知恵を絞って仲間を集っていく。

お前は今から俺達の仲間として下っ端で雇ってやる。名前を考えてやろう。

金貨を拾ったからコイン拾いの下っ端で涙は流さなかったからシスイで行こう。

仲間:へえーシスイか結構良い名前だなぁー。

仲間:じゃあ歌うか今日からシスイは下っ端だ♪嫌とは言わせねぇ♪。飯食うために何かしろ♪。女は引かせてやるけどね♪帰ったら家族がいるけどね無口な奴はいらないよ♪。

宝は大事にしとけよな逃げるときは無いさ逃げ隠れせず向かっていけよ

剣は自分の命と思え銃はお前には似合わない銃手にするときはもう小さな頭目さ・・・。

死に金集めのシスイはあの時の嫌な歌を思い浮かべながら今狂彗の憤った肩を掴んだ。

シスイ:大丈夫ですよと静かに言う。

死に花の狂彗:いやだいやだどいつもこいつも殺されていく

あいつを倒せる者はいないのか???。

サファイア:上等な兵士もいないようだな?。

アシュレー:お前は今から呼吸する事も忘れる?と組員の顔を鷲掴みにして言う。

黒いサングラスの中からレッドグラスに変貌した赤い眼が組員数人の動きと呼吸を止める。

ディア:こんな雑魚ばかりにレッドグラスに変貌か笑える。

アシュレー:後ろがお留守だぞディア。

眠り姫ディア:あぁすっかり間合いに入ったようだなと白い花びら数千空中浮遊させ飛ばし襲いかかる銃弾を弾き返し利用して空間移送を送り組員を次々と倒す。

そして泥兵の束を操る糸を斬り裂き一戦でシスイの剣撃を止めにらみ合う。

それに攻防に臆病になった死に花の狂彗は片手に電信リングで話をしこちらに人員を集めろと指示する。

その頃ブラッドロアらに蹴散らされた組員を頭から血を流しその問いに答える。

組員:すみません今応戦中です。ブラッドロアが反旗を翻しました。

農婦を操って嗾けてきました各ブロック内で内戦が勃発しています。

夜桜舞もうっすらと笑いながらカリスと対峙する死に花の狂彗を見張る。

カリス:お前の命を貰うこととなる黒剣士、名前はカリス=グローバンだ。と静かに名乗る。

死に花の狂彗は真っ赤なナックルブレードを押し返しながら言う。

死に花の狂彗:ウソだろこんな一撃あり得ない。と折れ曲がった手首を抑えながらカリスの狂打撃に驚きたじろぐ。

カリス:始末させて頂きます。と青黒いオーラは揺らめかせ紫の眼と一瞬に白髪が水色に染まる変貌を起こしナックルブレードを両手を交差させ放つ。

龍衝蓮刃剣と呟き十字の斬撃がくるくると無数に回る斬撃が空中に浮かぶと素早く駆け抜ける。

その小さな十字型の斬撃が狂彗の両肩と胸に光り輝き打ちぬくと狂彗は悶絶した。

死に花の狂彗は転げ回りながらぎゃぎゃぁと叫び転げ回る。

カリス:痛いかお前みたいな外道には死ぬ時は一瞬で終わらせたくないだが志は痛みのない斬撃で終わらせたいそれが私の目的と志である。死ぬのには安らぎは訪れないだろうがな。

死ぬ時の声は聞き飽きた。可哀そうなことをするが悪く思う必要もない。

いくら外道でも痛みはあるんだな私の勉強不足かもしれないが躊躇わない。

逃げるなら追うよ。と剣を振り下ろし狂彗の後引きに剣を速めた。

狂彗:お前の御託はだぁー。

カリス:良い死に様だったと狂彗の叫びと共に龍衝円舞の螺旋斬撃が駆け巡り頭を円を描くように巻き込み吹き飛ばした。

鮮血が顔に飛ぶと刃を汚した剣を振り下ろした。

赤いペンキのような血が地面にまき散らされると第四倉庫の明かりが消えた。

死に花の狂彗のように見えたがカリスの眼は見逃さなかった。

カリス:替え玉か・・・・本人はどこにいる?と匂いを追う。

ディア:ディア・クロウと呪文を唱えながら黒い羽に一瞬なりカリスの前に立つ。

大事は無いかカリス。

カリス:新手か!!と身構える。

ディア:落ち着いてくれ今は敵ではない。狂彗は逃げたようだ。朝が来たらここに来てくれ。

そこでゆっくりと話そう。と黒い絆を光らせて伝令を送った。

受信すると気付けばカリスの眼の前からゴーストのように消えた。

カリス:驚いた。凄腕の黒剣士か!!階級は私より上か。黒剣士階級を示すアメジストの石ではそこまで出来ない。

サファイア:さて私達もいくか雑魚は群れで来るからな。

アシュレー:ふー

二人は倉庫のコンテナの積まれた上を行きながらシスイの剣を逃れて走り出した。

シスイ:全滅かまた守れなかった依頼料は貰えないのかまたただ働きか。

明日にはジュース一つ恵んでくれる仲間もいない。渇きが来たら盗みか・・・。

朝を迎える頃夜桜抜刀隊が都市を狗龍会拠点から解放した旗を掲げる。

戦渦に脅えた市民が桜を記しを描いた大旗を片手に持つ黒髪の女黒剣士夜桜舞に歓喜を浴びせる。

殆ど崩落した都市跡地に転がる死体に止めを刺しながら走るシュウレンの姿を見る。

伝令担当黒剣士シュウレンは大きなウグイスを飛ばし言う。

シュウレンは色黒顔を更に煤だらけにして鎮火を呼び掛ける女黒剣士である。

武将旗という大旗を持つ光輝く夜桜舞に感動しながら大きく歓声を扇動しだした。

シュウレン:一都市奪還万歳!!悪人抜刀討伐万歳!!。

夜桜舞:ここに悪党はもういない農婦としての仕事を与える。生産こそ発展だ。

貪欲な酒浸りはもう無い。土地を後代に繋ごう。

アクアメイドの知人を紹介しよう。ここに物資を援助してくれる大臣ドン・ゲルフさんです。

ドン・ゲルフは半身半漁人の紫の体をした大柄の男でゲラゲラと笑い言う。

ドン・ゲルフはナマズ髭をピンと澄まして言う。

ドン・ゲルフ:娼婦の仕事はしなくていい。悪徳業者がばら撒いた薬の治療を無償で行います。

働ける体を目指しましょう。そこでクラゲ型のヘルメットを被って貰います。

その触手で頭を元気にしやる気を起こしましょう。

あくまで農地政策を抜本かする計画ですとおどける娼婦を引きよせて頭に無理やり被らせた。

ビリビリ痺れるような感覚が襲うと娼婦の眼が真っ黒に染まった。

夜桜舞:さて帰りましょうか。農業改革が進むまで私は自分の拠点に帰ります。

ドン・ゲルフ:いやぁー舞様の御苦労感謝いたします。資金援助は全て送りますので。

硬い握手を交わさずに颯爽と夜桜舞は歩き出した。

桜をあしらった大旗をドン・ゲルフに持たせ澄ました表情だった。

その後カリスは人浚い組織の事務所を見上げながら歩くと戦火に燃えた車を見た。

鉄のすれる匂いと焦げくさい匂いの中一軒の招待されたバーに行きつく。

解毒剤がドアノブにぶら下がっている子供っぽい声が後ろから聞こえるディアの声だった。

顔を仮面で隠しているディアを見る。

その横に白い髪半分と黒髪半分の短髪の男アシュレーがサングラス越しに無口で佇む。

アシュレーとディアの威圧がとおりこすと後に不思議とついていった。

気が抜けた私はその黒く焦げた階段を下り石粉で汚れたバーの重たいドアを開けた。

一瞬にして光が舞う蛍のような小さい光が赤壁から浮かぶ。

カウンターには酒が並ぶどれを選ぼうかと思うくらいの瓶の列だ。

サファイア:さて今日はため口で語り合おう。

その頃夜桜舞は疲れた様子で軍馬を進め凱旋すると毒気にやられた自分の都市の光景を眼差しに刻んだ。

夜桜舞:私の都市が無い。あの夜盗が!!と告げた時に光の銃弾が飛び交う。

夜桜舞は剣を抜くと軽鎧を無数に打ち抜かれ地面に倒れた。

満月が赤く染まる光景が夜桜舞の最後の見た風景だった。耳には盗賊に襲われる市民の亡骸が浮かぶ。

後ろからはアクアメイドの半漁人部隊が海から上がり軍船から海賊が第三王都ダズリーペシャワールの最後であった。

一弦は夜桜舞の遺体を引き起こし抱きかかえなく。

綿菊は慌てて後方から迫るドン・ゲルフと結託した狗龍会の死に花の狂彗は笑う。

死に花の狂彗:海はもう繋がっているんだよ。

武将上がりの黒剣士の古臭い文化何か汚してやるよ。

綿菊:カリスなんで・・・殺してないんだよと怒り浸透しレッドグラスに変貌する。

黒剣士の過剰反応で人体的な能力を超えた者は眼が赤いガラスのようになるそう言う状態をレッドグラスと言う。

怒りの力で目に力が集まると視力と状態以上が起こり痛みを興奮によって消し去る。

その時の綿菊は旋空を巻き起こし剣を速めるが死に花の狂彗の片腕シスイが剣を受け止める。

シスイ:お前では無理だ。お前の街はもう無い諦めて捕虜になれと言い聞かす。

悪いがこの都市は綺麗だから俺達が貰う整備有難う。と綿菊の剣を弾き飛ばして刃を眼に突き刺した。転げ回る綿菊を狂彗はけらけらと笑い足蹴りしながら海に蹴落とした。

崖上に築かれた花の都ダズリーぺシャワールの古城都市国家の花々は消えた。

悲しく浮かぶ廉次郎と夜桜舞が生み出したタンポポの綿毛のような化学物質が浮かび死に絶える市民と黒剣士の亡骸が転がる。

一弦は吼えたてながら光の銃弾に打ち抜かれ悔しそうに絶鳴した。

残った古風な黒剣士も応戦するが皆海に飛び込み逃げ延びる。

しかし鮫の餌食になる者も多かった。

泳ぎ渡った隠れ孤島に流れ着く者もいたが皆悔しさを滲ませた表情だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ