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ダークな感じさそれでいい  作者: 濱上翼
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第26話、悪遊戯派が掲げる者と打破する者達

悪遊戯派とは悪を極め,ずる賢く人の幸せを食い漁る外道の集団である。

悪遊戯派はレスポワールを拠点に出鱈目な政治を行う独立集団である。国家もその悪行に頭を悩ませ年間死者数は数百人で収まらない。

X剣士とうけんしからザットを始めマーテル、リコルトが幹部の悪戯を極めた集団である。

訪れる女も自由に取り入れ罪人奴隷兵逃げてくる者達を匿い仲間にする集団である。

そのため武装集団となったため国家は用意に手を出せない。

現状はミッドタウンより酷い有様だ。喧嘩暴行は日常茶飯事で金の力など通用しない。

腕ふし一番金二番悪行三番である。

今彼らが推し進める政策は能力者から能力を奪いさり集めた物を使い軍隊教育をすると言う物だ。

マーテルを軸にあらゆる娯楽快楽がその街を支配する。

いい女は奪って抱け赤子は蹴り殺せがもっとうである。

愛のかけらもない集団がこの街を順燐していく。それを打破しようと企む調査員もいるが直ぐに見つかり門の上から吊るされている。逆らう者達は容赦しない。

夜盗崩れの礎の黒剣士魔女狩りアレイス時代より酷い有様を描いている。

そんな一角の酒場で今日も暴れる男達がいる。

彼らは出鱈目に騒ぎ互いの力を相撲で試し気に食わない奴はなぐり殺す。

血に飢えた野獣が集まる一角に冷たい眼差しを送る者がいる。

その者は額に傷があり手には火傷の跡がある。

ルシルダ21歳の出来事を綴る。

野獣剣士:こんだけの数がいてなぜ誰も奴らに従っているんだ。むかつくんだよザット連中は高い塀の中で女にかまけていい女は全て奴の舌が触っていやがる。

俺達に回ってくるのはこんなミイラみたいな老婆だ。

その声に一同イライラを積もらせ直談判の決意を胸にする。

街全体の情報を監視する小虫の伝言を聞きザットが門の隙間から霧状になって突然現れ騒ぐ野獣剣士の頭を銃で撃ち抜き笑う。

丸眼鏡をかけ頭に灰色のバンダナを巻く長髪のザットが長い舌を出し言う。

ザット:何が気に食わねえ俺の街だ。奪いたければ俺を殺せばいい。

その言葉に集まった野獣剣士は食い下がる。

ザット:何聞こえないな。この街の主導者は誰だ金をくべんして食わせている奴の名前は?はっ。

この店をオープンさせたらふく食わせてやってる。逃げてきた奴らにだ皆か家族だろ。と葉巻を取り出し長椅子にかける。

黒い革の手袋を片方外し葉巻に火をつけ吹かす。

野獣剣士:だけどザットお前ばかり良い思いしてんじゃねぇかよ。

ザット:はいそこでアウトといい五本の指から煙の弾を放ち文句を言う野獣剣士の口を塞ぎ失神させた。

その騒ぎにマーテルが駆け寄り言う。

マーテル:あらぁーザット大事な私物よ大切に扱って頂戴ね。今から軍隊を作るのだからさ。

逃げてきた元貴族の方々にも言われているのよ忘れないでね。

月夜の重臣マルク:そうだぞ狗龍会を老い目にやった張本人に仕返ししてやるのさ。

僕達がかき集めた資金を使って屈強な遺伝子で新たな能力者の研究をする。

そのため各地から技術者を募っている途中なんだ。人動力は大切にしないとと鎖に繋がれた性風俗嬢の列を見渡し言う。

皆下を向きマルクの黒く濁った瞳を恐れた。

マルク:女を与えれば云うことを聞くんだ。最悪の場合子を造り農民にでもすればいいだろ。

マーテル:子供は困るはうるさいから。農地生産を広げるのは彼ら力ある者ですから。

働いてよ飲み食いさせているんだからさ。働かない者は死ぬそれが掟とします。

ザット:厳しい答えだなマーテル罪人を働かせる気かよ。

マーテル:髑髏査察団からも王に献上物を頼まれていて労力が必要なのです。あの忌々しい女の弟子確かカリスが仕切る王主導の一派三爪の龍とかいう烏合の衆よ。

ザット:あぁあの力正リのでき損ないの交配種の弟子か。あれは確かになんと掛け合わせたのか人間味がない。

ラスティーユだっけあれは女じゃない化け物だ。でき損ないもあそこまで馬鹿な事やるとは思わなかったと高笑い。成り上がるためなり下がるためだろバーカってね。

市民を救う馬鹿な考えだ王などに主導権はない。ここを見ろ王も剣誓会も手出しできない。

老いぼれのロウハンも覆面野郎もマスター教会のクソどもも全部嫌いで嫌いでさ。

俺達は自由開拓者だ。いずれはあの野郎たちに分からせてやるよ何が正しいか誰が残るのかをな。

それに感銘した男黒剣士リコルトがにやりと笑い黒い長爪で拍手する。

リコルト:さすがはザット凄い意見をお持ちだ。

私も力添えしますぞ。さてさて皆さま方あくる日に向けて乾杯しましょう。

潜入調査をするルシルダは黒いフードを被り酒場の玄関口に向かい外に出た。

路上には飲んだくれ達が片手に酒瓶を持ち飲んだくれる。

堕落しきった街並みを見てルシルダはため息を吐いた。

ルシルダ:この街には希望はないようだ。と呟き右手首にする黒い絆を見ながら路地裏に入った。

こちらルシルダこの街に逃げ込んだ月夜の重臣らを発見しました応答願います。

ロウハン:レスポワールからか聞いているよルシルダ君。

ルシルダ:ロウハン様報告します。何やら残党を集めた者達が武装を始め国家を狙った軍隊を造ろうとしています。

資金源は元月夜会配下にいた月夜の重臣マルクのようです。彼らの話では培養した兵士を造ろうと企んでいます。

それを造る実験施設を今調査中です。

ロウハン:また月夜会がらみか。

月夜会とはこの世の貴族らから構成される集団で国家の殆どの資金源はそこに流れ着く。

月夜会の一句、月夜の下に生まれしは黄金の盃を汲み交わす。財は地表からやてくる。舞うは天への捧げ。月下の下で踊り明かす死を別つ友と。

ロウハン:私は市民矢私達を食い物にする月夜会の連中を長年追い続けている。

マスター教会の師の意向でもある。ミッドタウンの出来事は始まりに過ぎないのだ。

悪集まる所には必ず月夜会の息がかかった連中がいる。

その連中をつるし上げても私が求める答えを持った人物に会うことができないのだ。

ルシルダ:ロウハン様が探す人物と伺いたい答えとは何ですか?。

ロウハン:よくぞ聞いてくれた君には話しておこうかな。

私達は命奪われるまで半永久的に生きながらえるが大病を患っても完治することはない。

何時も思う私達を造った者は何とも非情で無責任な奴なんだとね。

死にたい時は自分で命を絶つか誰かに殺してもらうしかない。

皆歳をとると分かってくるだろうが完治しない病魔に体は犯されていく。

私の師も100年以上は生きているがそうなる兆候が見えてきた。

心身を鍛え黒剣士の最高位まで登りつめたが弱くなっていく自分を感じるとね。

私はあの戦いで弟子のラスティーユに命を助けてもらったが正直私はあの場所で死にたかった。

何時も心臓を圧迫する物が通い薬を多用しているが夜も寝れない。

私達は戦闘兵として作られたのは知っているだろ。自害という概念がないのだ。刃物を見つめても自分で自分を傷つけることを体が拒み震えが出る。毒薬を飲もうとも腹を下すだけだ皆そうだろ。

臆病者と言われ笑われるかもしれないが死が怖いのではないのだ。

その現況を作り出した素晴らしい人に会いたいのだ。そして聞きたいことがあるただそれだけだ。

私達は何のため作られ生きなぜ自分で死ねないのだろうと。安寿を求めても直ぐいがみ合い嫌い合い生きていかないといけないのか。何故戦う選択しか生み出せないのか。

この世界に暴力的な種族ばかり溢れているのかその人ならこれを解決してくれるのではないのだろうかとね。

直ぐ他人を見て不快になる連中もいるし暴力で片づける連中もいる。この世に平和民などいないような気がする。いくら考えて冷静沈着を保とうとも私も含め直ぐに争いだす。力強さを求めるからか嫌違う。

心自体争う事を好むようにできているようだ。私達は鎮静剤と精神薬を飲んで落ち着いているのだがね。

いつまた暴走するか分からない状況である。

何年経とうとも年月が過ぎるたびまた殺したい衝動にかられていくんだ。それが黒剣士の性とも云えよう。

剣を取り武器を持ち欲求を晴らそうと作られているようにも見える。

下級民らも仕事をこなすが暴力沙汰を起こさない日々はない。

戦闘民族の私達黒剣士だってそうだ口論くらいで収まっているがやがて殺し合うんじゃないかと私は不安なんだよ。上の者が死に私が死に統率が取れなくなった場合残された世界はどうなるのだるかとね。

今回の事で私を狙う輩も増えてきてるのも現状だ。

上に上り詰めた者らを追い立てる者の影も見え隠れする。私を殺しても何の財もないのに迷惑すぎる。

だが私を殺してくれる輩がいると思うと嬉しくもなるのも現状なんだ。不安だが楽しい一面もあり強くなったようにも思えてくる。

私もミッドタウンを軸に新たな改革を若い連中を集めして行こうとも思うが私は動くことができない。

何故なら死んではいけないと思ったからだ。皆を背負って立たなくては弟子に顔向けできないからだ。

だから君達のような若い芽に頼って行かなくてはならないようだ。

古龍派も豹月派も不死鳥派も楓一派も同じ志を共にしていく。

そして宣言しようと思うここに4つの派閥をまとめ剣誓会と二分する大勢力を作る。

その名前の由来は4つの獣が集まり4つの魂が集まり力と富を別ち新たな国づくりを一新して行う会である。私を含め4つの魂を預かりその正式名称は四魂会とする。

剣誓会残留は我狼派と八重の桜一門と雅一派だけとなった。

ルシルダ:月夜会に残る狗龍会の八つの頭もお忘れなく。

後はマスター教会に認可を得るだけですね。と二人の会話が全員の黒い絆に伝わった。

一方ミッドタウンを巡る紛争の終結を聞き月夜会に傘下を収める貴族らが意見を交わす。

華月の重臣ら:マルクら一同も地に落ちたな。黒剣士の三下に王の首が斬り落とされるとは。と会食をし言う。それに狗龍会の総帥一人もやられたみたいだ。

面白くないなぁーロウハンって奴。

夢月の重臣ら:黒剣士も大分力をつけてきているがこれ以上眼に止まる行為をすればマスター教会にも動いてもらわなくては威厳がないですね。

水月の重臣ら:しかしそれでよかったのではないですか。汚れが取れて王一人死んで街が活性化するなら民衆の心も変わっていくのでは。月夜の重臣らも失敗していい気味だ。

華月の重臣ら:4つある貴族階級の一つが終わりを迎えたのだぞ許せるか。

何らかの報復をしなければ我々の威厳に関わる。ロウハンを可愛がるマスター教会の連中に何らかの罰を民衆が実感する罰を与えなくてはならない。

王と貴族殺していい思いはできないという何かをね。そうだなぁー。

汚れの王が所有するミッドタウン、クリスタルバレル、マリンリンフィルの3つの大要塞都市の通貨を下落させよう。

市民が苦しんでもがくさまが見たい。自殺者も出るのではないのか。ふふふと怪しく笑った。

働いても働いても報われない這いあがれない仕組みを作ったのは王ではない私達貴族ということを影ながら教えてやろう。と怪しい月夜会の昼食が終わる。

その頃王の世話に困窮する組織三爪の龍は王の献上物の多さに目を回した。

年に一度近隣から集められた物資が王都へ届く日を迎えたからだ。王都の正門には多くの荷馬車が列を作る。

カリス:各地農村からこんなに食料物資や造形物が送られてくるのか。

この数だと贅沢しても1年以内では食べつくせないな。

ラミタス:備蓄する施設も満杯ですどうするか。

カリス:そうだな食糧物資を備蓄できる施設があまりないなら格安で下級民に提供しよう。

それを元手に三爪の龍の運営資金にあてよう。

下級民らにも休みを与え少し贅沢をさせてあげよう。

能力ある者を徴兵し王都を守る兵団も開設して行こう。と正門に列を作る荷馬車を誘導し言う。

リック:路上の浮浪者にも駄賃をやって重荷を運んでもらおう。とみすぼらしい浮浪者を集める。

何層にも別れ地下へ広がるディアバールの街並みに重荷を担いだ浮浪者が列を作る。

土壁に穴を掘って暮らす家族らが駄賃を求めてカリスらに集まる。

カリス:王都とは名ばかりでこんなに貧困した人達が暮らすのかと思った。

殆ど何かに追われ意欲を失った人々の眼を見ながらカリスは思いを募らせた。

王都というべきか開かれた監獄と言った方が適切だなと呟く。

貴族も見捨てたこの地をどうやって繁栄させるか悩むところだ。

そう思い物資を皆と運ぶ。何層にも分かれる蜂の巣のような作りのクレーター内部の備蓄施設に鍵を閉め私はその鍵を人差し指で回し何気ない笑顔で走り去る子供達や浮浪者を観察した。


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