表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

☆心変わり☆

最近、ショウとばかり連絡をとるようになってきた。

レンとも一応とっているが、ショウとのメールの方が楽しいし、

何よりもラクだった。

そんなときに、突然の告白。


「会ったりはできないけど、付き合おッ」


迷った。

正直、心の中にはまだレンがいる。

こんな状態で付き合っても、傷付ける結果になるだけかもしれない。


「俺は絶対に浮気なんかしないよ」


あたしだけを見てくれる人と付き合いたかった。

もう、あんな思いは絶対したくなかった。

レンとのことを忘れるために、ショウの告白を受けた。

実際に付き合ってる彼氏のことは別に好きじゃなかったし、

当分会ったりしてないし、自然消滅を待ってる状態だったので、ショウには内緒にした。


毎日のようにかけてくれる電話。

レンがしてくれなかったことを、ショウはしてくれる。

あたしはどんどんハマっていった。


レンが、パソコンを買って、ゲームにまた戻ってきた。

でも特に、一緒に行動をしたりはしなかった。

ショウが嫌がってたし、そうゆう気持ちはよく分かってたから。

ルイは、レンがゲームに復帰してきたのと同時に、引退した。

レンが他の女と話したりしてるの見てたら辛いからという理由。

レンは、あたしのことが好きだということを、ルイに少しゆっていたらしい。

あたしのせいかな、と思ったが、とめなかった。

いなくなって、ちょっとホッとしてしまった自分がいた。


それから少しして、レンもゲームをしなくなった。

ルイと同じような理由。

「アイが他の男といるのやだ、見たくないから」

本当なのか、どうなのか。

そう思ってくれるのは嬉しかったが、とめなかった。

何日間かメールはしていたが、どちらともなくメールは途切れていた。


ずっとショウと一緒にゲーム。

でも、親の部屋にあるパソコンを使っていたあたしは、

夜遅くまでゲームをすることができなかった。

ゲームを切ったら電話。電話を切ったら連絡なし。

ショウはあたしよりもゲームを優先する人だった。

ゲームしている間はメールをくれないので、ショウからのメールの回数は減っていった。

これが唯一の欠点だった。


1週間もしないうちに、ルイが復帰していた。

引退したんじゃなかったのか。

レンがいなくなったことを知って、戻ってきたのだろうか。


「アイ、レンには気をつけなよ」


いきなり何を言われるかと思ったら。

ルイは怒りをあらわにしながら、あたしに語ってきた。

聞いたとこ、レンに騙されたとか。

会って遊んだりしたときのお金は、全てルイが払ったらしい。

それどころか、レンが買ったとゆっていたパソコンは、本当はルイからのプレゼントだったらしい。

総額、何十万だろうか・・。

あたしは、その時点で、レンありえないって思ってたけど、ルイは、

「でも好きな人のためだったから、別にいいって思った」ってゆう。

ルイが大阪から帰った何日か後に、プレゼントのパソコンがレンに届いたらしい。

レンはルイに取り付け方など色々聞いて、ネットが繋がった次の日に、

「やっぱりアイのことが好きだからバイバイ」

と言って連絡を切ったらしい。

ルイは、レンにとって都合のいい女になってしまったのだ。

まさかそんなことするような人だと思わなかった。

あたしの中での、レンのイメージがどんどん崩れていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ