第六話 家に医者来た!?
充って影薄いなぁ・・・と思い始めました。
余リ目立たない子なのでそれは仕方ないですし、周りが濃いですから。
今回、またもや新キャラの登場。まぁそんなに変な人じゃないです。今のところは、常識人でいててほしい・・・そんな人です。あ、お医者さんです。サブでバレバレですけど。
「は・・・・・・くしゅん!!!ぐしゅん!」
「翔さん・・・風邪ですか?」
「かなぁ・・・・くっしゅん!最近なんかだるいんだよな・・・。」
というか、もはや行動が危なっかしい。ふらふらしてるし、ときどきどこかにぶつかっているし、なんかとにかく危ないのだ。いつもはこの家でもしっかりしているほうに属する彼なのだが(しっかりしてないのは護だけだby翔&充)今はそんな護よりも不安要素いっぱいなのだ。
「熱とか測りました?」
「ん~・・・寝てれば治るからいいかなって思ってるから・・・うん・・・大丈夫・・・。」
「えいやぁとぉ!!!」
どか!! 「ぐぇ・・・!?」 「え・・・・?」 ばったーん!!!
護が現れた。
護は翔にうしろからとび蹴りをした。
翔は大ダメージを食らった。
翔は倒れた。
真琴は驚いて動けない。
護は経験値を手に入れた。
「って、何してるんですか護さん!!」
「え・・・なんとなく?」
「なんとなくで、翔さんを蹴るのはやめてください!!翔さん大丈夫ですか?翔さーん!?」
「うぎゅ・・・・・・・・・・。」
翔は戦闘不能になった。勝負に負けた。
「いくらなんでも、そんだけの熱があれば翔だって倒れるよ。」
「!充さん。それってなんでわかったんですか?だって、翔さんは測ってないって・・・。」
「そこのおバカと真琴が話してる間に、この体温計で測った。37・8。れっきとした風邪っぴきでしょ?今医者呼んだから、護は翔を運ぶの手伝って。真琴は氷枕用意してくれる?冷凍庫に冷えたのあるはずだからさ。」
「はい。」
「えー。やだぁ・・・翔俺とおんなじくらいあるんだよ?俺死んじゃうよぉ。どうせなら女の子が「誰のせいでこんなことになったの?どっかの誰かさんが蹴らなきゃ今頃自分の足でいって寝てたよ?」すみません・・・・・。」
どっちが年上だかわからない図になった。とりあえず、意識朦朧・・・というか失ってる翔を二人が運び、真琴はその間に氷枕を用意した。翔の部屋に行くとすでに翔はベットの中だった。用意したそれを翔の頭の下に置く。
「何年振りかねぇ、翔がこんな風邪ひいたの。」
オヤジ臭く護がつぶやいた。
「そんなにひいてなかったんですか?まぁ、元気なのがいいんですけど。」
「そうそう、俺ら三人風邪はほとんど引かないからねー。」
「護はあれだよ、馬鹿は「風邪引かないって言うんだろうけど、俺は馬鹿じゃないからね!!」よくわかってるじゃん。自分で言ってれば世話ないね。」
「違うって言ってるでしょうに!!」
「護さん、一応翔さん風邪ひいてるんですから静かにしてないと・・・・。」
そこで、チャイムが鳴った。どうやら先ほど充が呼んだ医者が来たようだ。真琴は出迎えるために玄関まで下りて行った。
「ごめんくださいーっていうか、おじゃまするよー?って、来た来た。」
「えっと・・・お医者さんですよね?」
「あれ、そう見えない?」
「いえ・・・そんなわけでは・・・・・・。」
「よく医者に見えないって言われるんだよね。どっちかっていうとホストに間違われる。そっちのほうが向いてたりしてね。ははは!!」
確かにその通りかもしれない。金髪の髪の毛に胸元にきらめくシルバーのアクセサリーは、医者という印象を与えてはくれていない。
「これでも、この町にある病院で院長してるんだけどね。あ、あがらせてもらうよ?」
「は・・・はいどうぞ。」
「君が最近ここで住み始めた子だね?充から聞いたよ。」
「はい、中澤真琴です。」
「僕は立花優。さっきも言った通りちゃんとした医者だからね。やぶでも闇でもないからね。おっと、こりゃ本格的にに風邪ひいたんだね。」
二階に到着して優はそういった。そしてベットの傍らに近寄る。真琴もその後に続いた。護も充もその部屋にいる。
「あのさぁ・・・何回も言ってるんだけど、僕の担当っていうの?僕外科医なんだけど。内科じゃないんだけどなぁ・・・まぁそっちの知識もあるけどさぁ・・・。さて、愚痴を言っても仕方がない。簡単に診察するよ。」
数分後。
「ああ、ただの風邪だね。」
妙に説得力がないように聞こえるのは置いておくことにしよう。
「疲れとか出たんじゃないの?翔は頑張り屋さんだからね。少しは自分の力の上限ってやつを考えて行動するようにって、いつも言ってるんだけどねぇ。ま、翔のことだし、今日明日ゆっくり休めば治ると思うよ。」
「そうですか、ありがとうございます。」
ホッと胸をなでおろす真琴。
「じゃ、僕は病院戻んなきゃいけないから。こうみえて院長って結構忙しいんだよ。何かあったら連絡頂戴。もし熱あがったりなんかしたら僕より要一呼んだらいいと思うよ。じゃあね!」
そう言って優は帰って行った。
「あのさぁ、琴ちゃん。」
「なんですか?」
「実は俺らこれから仕事は行っちゃってね?ほんとは充と翔だったんだけど、翔こんなじゃいけないから代わりに俺言ってくるから、その間翔のこと頼んでいい?」
「え・・・あ・・・はい、いいですよ。」
「ありがと。もし容体悪化とかしたらさっき優が言ってたように要一に連絡とってね。連絡先は・・・知ってる?」
「はい、あの時教えてもらいました。」
「なら大丈夫そうだねー。俺らもなるべく早く帰ってくるからさ。んじゃよろしく!」
「お土産買ってくるから。」
「どこにお仕事行く気なんですか?」
「なんとなく言ってみただけ。」
こうして、二人も仕事に出かけて行った。
「・・・・冷えピタ・・・用意したほうがいいかな・・・・。」
後一話くらい続きますこの風邪のお話。
あと、初期(ここに書く前に考えていた時)と要一の名前が登場人物紹介のところで違っていたので訂正いたしました。正しくはこちらの要一です。大変すみません。