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魔剣蒐集録Ⅰ  作者: 健康な人
4章:本質と異質の寓話
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【代替する魔剣】

【代替する魔剣】


 古い御伽噺にある、魔剣によって運営される国から流れ着いたと言われる古い魔剣。

 精巧な人形のように見えるこれは、

 使えば使用者の代わりを完璧に果たしてくれると言う。


 労働、判断、戦闘、そして感情までも。

 文字通りに自分自身の代わりとなってくれるのだ。

 つまり、使えば使うだけ世界が奇麗に回るということである。

 実際、そうやって御伽噺の国は運営されていたと伝わっている。


 しかし、この魔剣は危険である。

 この魔剣を使ってしまえば、誰の代わりだったのか覚えていないからだ。

 この魔剣を使った本人でさえも、例外はない。


 ……例外はない、のだが。

 代償として伝わるそれは、果たして悪いことなのだろうか?

 御伽噺話の国は、黄金の千年王国を築いたと伝わっている。

 我らの国の寿命を考えれば、使う価値はあるのではないか?




 ~~~~~~~~~~~~~~~


 御伽噺に語られる、魔剣によって運営された国にあった――と伝わる魔剣。

 精巧な人形のようなこれは、使用者の代わりとして完璧に動く。

 同時に、絶対にやってはならないことがある。

 「自分を増やすな」

 これを守れるものは、この魔剣を正しく使える――のかもしれない。


 ~~~~~~~~~~~~~~~


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