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魔剣蒐集録Ⅰ  作者: 健康な人
3章:伝承と喪失の寓話
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【確定させる砂時計】

【確定させる砂時計】


 これは、この国が亡びると予言を受けた国の王が作らせた魔剣らしい。

 まあ滅びを回避するために色々やってる話はよく聞くから、

 この話自体はそう珍しい話じゃないさ。

 そこは認めよう。


 だがな、この魔剣は少し違う。

 他の魔剣に比べると、使い方がとても簡単なのさ。

 変な条件だってない。

 この砂時計をひっくり返せば、砂時計をひっくり返した時間に戻る。

 そして、砂粒が一つ増えるんだ。

 もうちょっと言えばこの砂粒、人の数だけ増えるらしくてね。

 十人で使えば十粒増える。まあ、そういうものらしい。


 ただまあ、流石にそれだけじゃない。

 この砂時計、厄介なことに勝手に反転するらしい。

 そして反転が終わるのは、砂時計の中が砂でいっぱいになった時だ。

 つまりまあ、結果を確定させるのに時間がかかるんだよ。


 分かるかい?

 だからまあ、要するに皆で同じ目的を持てば、

 すぐに成功する筈の魔剣さ。

 国一つを皆で救う。

 簡単に聞こえるが、みんな途中で投げ出すらしい。なんでかね?

 




 ~~~~~~~~~~~~~~~


 砂時計に見える魔剣。

 砂時計に入っている砂の一粒は、

 魔剣に切り取られた役割なのだと言っていた。

 これが動かなくなるとき、何が確定するのか。

 少なくともこれを持っていた商人は、確かめるつもりはないらしい。


 ~~~~~~~~~~~~~~~



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