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ヒガタネ -世界を焼くもの-

作者:もりを
捨てられた火が、世界を燃やす。

酔った男が道端の灰皿に押しつけた一本の紙タバコ。
ジュッという音と共に消えたはずの火に、
ある“意志”が宿った。

その名は――ヒガタネ。

生まれながらにして捨てられ、
誰にも気づかれず、足元で踏みにじられる命。
「燃やされるだけの人生なんて、まっぴらだ」
小さな火種は、やがて怒りとともに成長し、
灯りたがっていた世界中の“忘れられた火”たちを目覚めさせていく。
彼が燃やすのは、ただの街ではない。
人類の傲慢と、記憶と、過ちそのものだ。
だが、ひとりの少女との出会いが、
火種の心に“温もり”という異物を宿す。
果たしてヒガタネは、世界を焼き尽くす“災厄”となるのか――
それとも、人類を再生へと導く“希望の火”となるのか。
滅びか、救いか。
火は、選ばされるのではない。
自ら選ぶのだ。
ヒガタネ
命火の目覚め
2025/05/16 15:03
人間たちの罪
2025/05/16 16:38
燃えた火
2025/05/17 00:01
一滴の熱
2025/05/19 16:37
黒煙の眼
2025/05/21 14:29
記憶の温度
2025/05/29 18:01
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