早速の外交関係
「それじゃあ行くわよ皆。それじゃあレッツゴー」
そして宇宙艦隊への乗船となった。果たして地球人に、宇宙人と同じような真似ができるのかと周囲は心配している様子であるが、サラさんの意見では、人間でも宇宙人と同じような真似は出来ると思っているようだ。
「勿論よ。人間にも同じような事は可能なはず。それでないと、我々が認めた意味がなくなるではないか」
ここでノーザンクロスが初めて喋るのであった。人間にも可能なはずと、説明すると、サラさんもその話しを通じて、色々を策を講じていたようである。
地球の宇宙艦隊が出発すると、その感想を皆が言うのであった。とうとう地球と別れの日がやってくるのかと。
「メグさん、お話しの途中で申し訳ないけれど、新たな勢力からの連絡よ。回線を回すわ」
すると、強面の強者が出てくるのかと思えば、イケメンが出てくる新たな勢力であった。宇宙の勢力で、このような場面が出てくる理由を知りたかったメグ達であったが、サンドラは宇宙は広いからなと納得している様子である。
「メグさん決して忘れては駄目よ。宇宙から見た人間原理の話しを」
間髪入れずに、サラさんが話しかけてきたのである。山下剛は、その新たな人物の名前を聞くと、その人物は名前を申すような立場ではないというが、仮にバイダル・サスーンと申しておこうというのであった。
「えっ、どこかで聞いたような名前ね。それ本当に、宇宙人の名前なの?」
するとサラさんがまた間に入って来て、自分も宇宙人の名前を地球人ポイ偽名を使っていると説明するのであった。
サラさんの名前は、何と地球人を真似て、使っている呼称のようである。サラさんも元は、コンピューター上のアバターから発生していたが、宇宙人の登場とはこのような感じから始まるのであろうか。
「それで、バイダル・サスーンさんは一体何をしたい訳? バトルをお好みならば、私達が相手よ」
早速のバトルが始まるかと思いきや、バイダル・サスーンは、メグ艦長やサラさん達に対して、友好関係を持ちたいと話すのであった。
「来たか、早速の外交関係よメグ艦長」
メグもサラさんに対して了解したと話すと、メグの乗船する船に、バイダル・サスーンを招き寄せる事になるのであった。
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