表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/36

プロローグ

 遠くから、声が聞こえてきた。


 俺の手を誰がが強く握っている。


 その温もりがなんだかとても懐かしく感じた。


 身体が動かない。ぼやけた視界では誰かは分からない。


「目を覚ましたぞ!」


「巴瑞季プロジェクト成功しましたね!」


 はしゃぐように、歓喜の声が上がった。


 ベットに寝てるらしく天井の照明が上で眩しく光っている。


 ここはどこなんだ?


 そう聞きたくても口を何かが覆って、うまく声が出せない。


 ただ一人、はしゃぐ周りと違って、俺の手を握る人は泣き声を殺して泣いていた――

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ