1人目、相手を摂食し能力を吸収、取捨選択して無尽蔵に強くなる自称勇者 1
思ったより早く更新しました。
ごきげんよう、冬草です。
前書きは今(2021/9/30)足してます。
本来入る予定の無かった前書きが足されている理由ですが
この話を読んでも細かい世界の話と相手のステータス開示しかほぼして無いからです。
ちなみに次回は殺す予定の主人公がここで何をしてきたかの内容になります。
なので、とっとと殺すところが読みたい人は作中でも書いておきましたが読み飛ばしても問題無い内容にはなってます。
とは言っても現時点でストックがあるわけではないのでなんとなく読んでいただいても良いかと思います。
長くなりましたが、それでは読まれる方は本編をどうぞ!
ーガルチノ帝国の入国管理橋から200m離れた森の中の木の上ー
あ、おいっす。
降りる降りる、ちょっと待ってね。
よっと。
ダーツで当てた相手の所に来たよ。
今は、サンドイッチ食べてるよ。
なんでサンドイッチが?って、そっちの世界の情報調べたらあったから適当にそっちの世界の方から出しちゃったんだよ。
お手軽に摘めて美味しいね、サンドイッチ伯爵最高!
あ、手作りっぽいから画面の前の君のだったら、ごめんね。
え?この見た目?
ふふーん、可愛いでしょ?
プラチナブロンドの長い髪、白い肌、青い瞳。
白のワンピースと白いハット!
胸の黒いリボンと帽子の赤いリボンがアクセントだよ、いいでしょ!
儚げな美少女、とかそういうの好きな人多いらしいしね。
え?行動もそれっぽくしろ?
そう言われればそうなんだけど、私がこれから何をするのか知ってる君たちにはお行儀よくしてても気持ち悪いだけでしょ?
あ、胸は賛否両論あるから普通サイズにしたけど、いつでも好きなサイズにできるよ。
あ、男にもなれるけどどっちがい……
そんな全力で首を横にふらなくてもいいのに。
まぁ、必要に応じて変わるつもりだけど、そこは許してね。
取り敢えず今回はこの見た目で行くからさ。
それに君たちの目の保養の為に作った体じゃないからさ、コレ。
そっちの有名なアニメのあれ、人型汎用決戦兵器?だっけ。
見た目はそんな感じじゃないけどそんなものだと思ってくれると助かるなぁ。
んで、一発目からえらいの引き当てちゃったなぁ…。
チート中のチートみたいな奴。
食べた分だけ強くなるとか、どんな生き物だよ。
当然、私の作った世界にそんな者はいないんだよね。
終末装置の一つとして案はあったけど無闇に用意して良い物ではないからさ。
そんなんに知恵なんかつけたら、何かしらの悪意で即世界を滅ぼすこともあり得るでしょ?
だから、世界に存在しちゃいけない。
え?そんなものがなんで自称勇者に与えられたのかって?
まぁ、私が考え付いてしまった時点で概念が生まれちゃったからこの世界に湧いて出た自称神様が電波受信して作っちゃったみたい。
あ、安心してね?
この能力を自称勇者に与えて転生させた奴は先に殺しときました。
手とか体は一応洗ったんだけど臭ったら教えてね、そこの川辺りでもう一回洗うよ。
さて、そんなことより問題は、自称勇者をどう殺すのか。
今まで吸収してきた能力をフル活用して私に襲いかかってくるのは分かっているから普通に面倒臭い。
うげ、こんな能力もあるのか、泥試合は勘弁だなぁ…。
あ、1人で盛り上がってごめんね、折角だから話に付き合ってくれている君達にも分かり易いようにステータスウィンドウで確認してみようか。
分かりやすく何を使えるかもそれっぽい単語に変換するよ。
なんで、こんな事が出来るかって?
君達の言葉で言うところの神様や創造主…なんだけど、さっき自称神様の話はしちゃったからなぁ…むむむ…
うーん、その上のさらにすごい神様みたいなもんってことでいいかな?
世界の根幹というか根源というかそういうものなんだよね、私。
ステータスウィンドウとかその他の言葉も君達の見ているインターネットに書いてあるから解るのさ。
さて、言語を取り敢えず、ざっくりわかりやすく変換してっと……。
おっとその前に...これからザックリ説明入るから面倒臭いなぁって思う人は飛ばしてね。
分かりやすく説明するつもりだけど、冗長だって思う人も居るでしょ?
そうだなぁ、ザックリ2400文字程説明するからさ。
んえ...飛ばす方法無いのか...。
話分けてもいいんだけど、流石に短すぎでしょ。
...ごめんね、面倒臭いだろうけど各自スクロールしてくれるかい?
分かりやすい目印置いとくからさ。
【はい、ここから飛ばす人は飛ばしてねー!】
さて開いてみよう。
【クロード・レミングス(自称勇者、異世界人、元の名前:柿山常雄)】
LV961
力65535
体力65535
賢さ62
魔力65535
技術65535
早さ65535
実体積約2600600㎥
身長173cm
体重72kg
年齢19歳(元の世界での年齢31歳)
...彼の頭はどうやら16進数、あ、違う16bitで出来ているらしいよ。
君達の世界でいうところの、スーパー○ァミコンだったかその辺りのゲーム機で使われていたらしいね。
人の脳みそは勝手に自分で制限をかけるようになっているらしいからこんな感じなんじゃないかな?
ん?どれくらい強いかわからないって?
そうだなぁ、今この場で1番近い一般人のステータスを表記するとこんな感じ。
【ウィンチ・シルトス(只人、農家のおじさん)】
LV7
力36
体力48
賢さ27
魔力5
技術32
早さ21
年齢と体重と身長は割愛するね。
種族によるけど只人の平均は魔力以外は大体30くらいだね。
あ、只人は一般人。
単なる人間ってこと、そっちの君たちの人間と一緒。
それでだね...うん、さすが農家さん、体力と力が凄い。
こういうの見るとほっこりするね。
さすが私の作った世界の住人!頭撫でてあげたい、可愛い!
コホン…基本只人のステータスの最大値は99だね。
まぁ99になると一大事だけどね、基本は余程の達人でも80くらいとかそんな感じ。
比べてみてもわかるけど、賢さ。
高いみたいだけど他に対して低い数値に見えるよね。
まぁでもコレ、別にバカとかそういうわけじゃない。
実は知識を入れすぎると脳が焼けて死ぬから、ここだけは数値は偽装できても本当の数値は99で止まるのさ。
世界全ての知識を知っていて99、世界の外側まで知っていれば100は超える。
まぁ私とかね?
で、当然私が見てるのは元の数値。
当たり前だよね、偽の数値なんて見ても意味ないし。
え?うん、実体積って何?って話だよね。
まぁ気になるよねぇ。
じゃぁそれに関しては次の特技とかスキルとかそういう感じで触れられる特殊能力みたいな物と一緒に語ろっか。
【特技】
【パッシブスキル】
★魔素拡大 自身を構成する魔素の量を世界の魔素の量まで拡大出来る。
★摂食吸収 食べた物の能力と魔素と特技を吸収、使用出来る。
★無限蓄積 自身の体の中が文字通り無限に拡張できる。自身の体重は思った通りの体重で決めることができる。
★幻想変化 ★摂食吸収で取り入れたことのある存在に変化出来る
★幻想合成 ★幻想変化できる存在を組み合わせ発現させることができる
★肉体変貌 ★幻想変化を体の一部だけに発現する
★肉体不老 殺されないなら死なず、老いない。
即死抵抗 一撃で殺害される事に対抗できる
自動回復 損傷した肉体が緩やかに回復する。
能力調整 自身の力やスピードを好みのステータスに弱体化し普通の生活に溶け込むことができるようになる。
強力抗生 自身の身体が毒、病原体だと思った物を打ち消す。
呪力抗生 呪いに対する抵抗、自身に降りかかる呪いを全て打ち消(略)Etc.etc......
全部出したら凄まじいことになりそうだからこの辺りでやめとくね。
パッシブだけでももっといっぱいあるよ、吸収好きなだけしてたらまぁそうなるよね。
そういうわけで、実体積はこの★無限蓄積で蓄えられ、拡張された数値をそちら風に変換した数だよ。
因みにこの2600600㎥は君たちの世界のピラミッドくらいの体積らしいよ、亜空間に繋がってる感じすごいね。
★付きのスキルは特殊な奴だと思っていいよ。
神の恩寵とかそういう感じ、とは言っても私じゃなくて自称神の恩寵なんだけどね。
他に説明…は取り敢えずいいかな?めんどくさくなってきたや。
どうしても欲しかったら教えて?
別枠でこの自称勇者のステータスでも書き出すよ。
さて、続いて意思持って使う奴。
えーっと、アクティブスキル?でいいか。
コレも笑えるくらい量が多いから体積に関係ある1番ヤバいのだけ説明するね。
【アクティブスキル】
〜〜〜〜喚、押し潰す。
急速回復 体積を消費して肉体を直ぐに元に戻す。
死者使役 自身が手をかけた存在を召喚し〜〜〜〜
あったあったコレコレ、急速回復ね。
体積消費して肉体戻すってやつ。
粘性怪物が持ってたスキルなんだけど、これを獲得したせいで肉体を保持し続けられるってわけ。
負ける気は全くしないけど、めんどくさいんだよね。
詰まる所、あの用量分肉体を破壊しないといけないわけでしょ。
泥試合にも程があるよね。
え?創造主なんだからスキル消せ?
ハハハ、そんなことできたら苦労しないんだよね。
なんかニホンジン、つまりこの世界以外のものが混じってるからか、試したんだけど無理だったんだよ。
解り易く?
うーーーん…スキルとか存在を消そうとすると実際は出ないんだけどエラー画面が出る感じ?
普通はすんなり消えるんだよね、寿命とか、心臓麻痺とか、何かしらの理由で突然死したりとかそういう理由で。
でも、彼らにそれをしようと思うとすごい抵抗があるというか、ものすごく嫌な予感がするというか。
予感じゃなくて確定でものすごく恐ろしそうなものが生まれる。
確信だね。そっちの言葉で言うならーーアザトース?ヨグ=ソトート?とかそんな名前で呼ばれてる感じの存在?
そう、見ただけで発狂して死んじゃうみたいな怪物達かなぁ。
自分の世界を守る為なのに自分の世界を壊しちゃ、なんの意味もないからね。
そこら辺はしっかりしてるよ?私は。
だから、わざわざこの肉体を創ったんだし。
んじゃあ、そっちに戻せば良いと思うかもしれないけど、取り敢えず試しにこっちの生き物1匹そっちに送ったんだ。
ウェラードって生き物。
そっちではチュパカブラとか呼ばれてたっけ。
未確認生命体とか言われてたよね、牛殺してごめんね。
まぁ、そんなことは置いといて、結論として魔素は戻ってこなかったんだよね。
んで、代わりにそっちの物をこっちに持ってきて適当に魔素を入れて潰してみたんだ。
あ、人じゃ無いよ?茶色い生き物、虫だね。
えーっと...あ、割と名前出すのも嫌がる人がいるのか。
じゃあ調べたら出てきたからコレにしよう。
サラシナって呼ばれてる生き物だね。
殺したらきちんと魔素は戻ってきた。
だから考えなしに殺す分けじゃ無いんだよ?
まぁ、色々試してみた結果だけど消したら重大なバグが起こりそうだから消せなかった。
とか、私の考えてる終末装置なんて可愛いくらいな世界の終わりを起こした後に、本来この世界の理なら触れることすら出来ない私に牙を向けてくる。
とか?そういう表現かな。
うんまぁ、取り敢えずこんなもんかな、伝えることは。
というわけで飛ばした人を迎えて結論書くね。
読んでくれた皆有難う!!
ちょっとだけ待っててね!
_人人人人人人人人人人人人人_
> 読み飛ばしはここまで! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
あ、おかえり。
どう?分かりやすかった?
記号で何かを作るのって僕にはなかった発想だなぁ。
こっちでも作ってみようか、生き物とか。
@とかなら簡単、かつ可愛くない?
え?それが主人公のゲームがある?
そっちの世界で40年くらい前に?
すごいね、度肝抜かれたよ。
ニホンジンは娯楽を生み出す天才...えっ、それをいうなら地球人?
へーそっちの世界は地球って言うんだーー世界でもない!?
んー、まぁよくわかんないけど、いいや。
そっちの世界の人達は凄いんだねぇ。
あ、ごめんごめん、全然関係ない話しちゃった。
閑話っていうんだっけ。
で、ここまで読んでくれた皆もそうじゃない皆もお疲れ様。
画面をスクロールした指は疲れてない?
呼んでくれた皆は難しくはしたつもり無かったけど、難しい話だったらごめんね?
じゃあここからは飛ばした人も飛ばしてない人にも要約した話を伝えるよー。
優しい私は簡潔に話す事も心得ているからね。
結論的には最初にも伝えたけど、結局は殺すしか無いってことさ。
どう殺すかは二つ先をお楽しみにって感じかな?
二つの理由は後で説明するよ。
このまま元の世界に帰したら魔素は持ってかれたままになる。
だからといってそのままにしちゃったらこの世界が滅ぶ。
無理矢理消したらなんかヤバいのが生まれる。
話をして、自殺してって頼んで死んでくれる訳ないし、死ぬ以外の魔素の返し方なんてこの世界に存在しないからね。
それに、美味しい思いをし続けてる生き物がその権利を放棄すると思うかい?
うんうん、うん。
賛同してくれた皆有難う、そうじゃない人も意見は受け取るよ。
すごく参考になる。
少ない情報から色々と考えて伝えてくれてるんだ。
小出しにしてる訳じゃないけど、世界の危機だから全部伝えきれてないんだ、ごめんね。
それでも、あえて言っておくよ。
君たちの意見はわかる、それでも彼らは自己を犠牲になんてしないさ。
元の世界に帰る事を放棄して堕落を貪っている彼らはね。
だから、殺すしかない。
勝手に呼んだのはこっちの世界の自称神かもしれないけどね。
さて、語りはこれくらいで良いかな?
折角だし情報とか集めて見る?
でもそういうパートそんな好きじゃないでしょ?
さっさと殺せって思ってる人も居るだろうし。
でも自称主人公の自称勇者君、クロード君の半生を知りたい人も一定数は居るよね。
じゃあ、次のお話でザックリこれまでの人生を振り返ってあげよう!
むーーーーわーーーー...
はい、TV!
えーっと、ポップコーンとコーラと、ドーナツをダースで用意して...ソファも用意して...。
えっ、屋内で見る物なの?
...まぁ良いじゃん!
電気とかこっちに無いし、見れればいいでしょ?
うわっ、美味っドーナツうっまぁ!!
そっちからアポートさせたけど...コーラ甘っ!ロードル(黒色の酸味がある飲み物)みたいな物だと思ってたのに!
あっ、こっちの世界の食べ物の名前言っちゃった、注釈つけとこ。
穀物弾けさせるとこんな美味いの!?
塩味以外にも色んなフレーバーがあるんだ...へぇ...
そっちの世界の食べ歩きとかしてみたいなぁ...
おっと、リモコンリモコン。
それポチッとね。
あ、自称勇者君の話に興味がない人は次の話飛ばしてね!
ん?なんか音するな?
(棍棒で頭を殴られる音。)
オゴッ!
イェーイ!乗っ取り完了!
さっきまで話してた私だよ!
自称作者を気絶させたからこれから此処は私の独壇場だね!
ふふふ、作者君をぶん殴れるくらいには私は強いんだ。
さて、私は世界を作った世界自身なんだけど。
名前を教えてなかったなーと思って。
いや、私は私で名前なんていらないっておもってたんだけどさ。
受肉したら折角だし欲しくなっちゃって。
まぁ、世界なんだしそっちの言葉にあやかってザ・○ールドとかどう?
!?
なんだこの伏字!
作者の力か!
最後の最後に厄介な物残したなコイツ...
んー、じゃあそうだなぁ。
そっちの言葉のギリシャ語のコスモスとロシア語のミールをちょっといじって...
モスコミュール!
伏字じゃ無いしコレなら良いでしょ!
え?お酒の名前?
洒落た名前つけるねそっちの世界の人。
こっちのなんて樽にぶち込んで〇〇の所の酒って名前だよ?
うーん、それじゃあこっちの人間が呼んでる名前からで良いや。
アルフェンガルド。
こっちの世界はそう呼ばれてるから...アルフェ。
取り敢えず女の子の見た目の時はアルフェでいいか。
という訳で私、アルフェを宜しくね。