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プロローグ

初めましての方は初めまして。

cigarette-連続圧縮殺人事件-を読んでいただいていたり、夏のホラー枠読んでいただいてくださったそうでもない方ごきげんよう。

冬草です。


cigarette新作の傍ら変な話つくりました

友人と馬鹿話をしながら設定作ってた奴、なんとなく触りだけとりあえず出します。


Hello、こっちの世界にいる皆。

あ、君たちの国だとコンニチハ?コンバンハ?のが近いのかな?

そう、今四角い窓からこっちを覗いている君達。

ニホンジン?で合ってるのかな?

いや、ごめんね、こっちに来てる連中は大体ニホンジンってやつだからさ。


まぁ、今日はちょっと言いたいことがあるんだよ。

いや、君たちが悪いってわけじゃないし、恐らく君たちのいるニホンとは別の、そう、言ってみればパラレルワールドのニホンから送られてくる勇者や英雄と呼ばれる者達についてだ。


そうそう、君たちが閲覧してる、えーっとそうインターネットとかいう情報集合体ね。

アレの中の小説、物語を書くサイト…?で合ってるんだよね。

あれに合う風に私の言いたい事を書いたから、ちょっと読んでみてよ。





あーごめんちょっと校正してるから待ってね。

ここはこの書き方の方が……。

ごめんごめんもうちょっと下!




でもこれはうーーん…まぁいっか。


お待たせ!それじゃ始めまーす!




この世界はいつどこで道を誤ったのだろう。

(ちまた)(あふ)れる、勇者(ゆうしゃ)英雄(えいゆう)賢者(けんじゃ)自称(じしょう)冒険者(ぼうけんしゃ)

力を持つ者大体全てが地球と呼ばれる謎の世界から呼び出されたニホンジンという者らしい。

ある者は高速で走る鉄の(かたまり)()かれて。

ある者は気がついたら唐突に。

ある者は過労死(かろうし)とやらで転生権(てんせいけん)が与えられて。

ある者はゲームの世界にいたと思ったらログアウトとやらが出来ずに此処(ここ)に。

ーー等とほざく。


ふざけた真似をしてくれた物だ。

たかが人間風情(ヒューマンふぜい)が世界同士をお遊び半分で(つな)いだ結果こんな事になった。

(いわ)く、俺またなんかやっちゃいました?

曰く、俺の魔法が弱すぎるって事だよな?

曰く、俺はこうして自分のハーレムを作った。

曰く、お前は死ね→死ぬ。

曰く、カンカンカンカンキンキンカンカンカンカカン!すごい剣戟(けんげき)だ。


ーーーふぅ、正直意味がわからない。

ただ剣を振るだけで山を両断する。

創造魔法(クリエイトコマンド)とかいう訳の分からない物で訳の分からない威力の魔法を生み出す。

呪いが自動的に効かない体質。

世界の情報を聞いて、見て、感じて、全てを攻略する。

そんな訳の分からない『チート』とか言われる力を手に入れて無双、何度もやり直して攻略。


そんな物のせいで、折角私が育んで来たこの世界の生き物達や、この世界をさらに育む為に用意した高位種族(ハイヒューマン)は、勝手に魔神(まじん)だの魔王(まおう)だのと名付けられ迫害(はくがい)を受け転生者達のおもちゃにされる。

適度(てきど)に人間への試練を与えるために用意した強力な力を持つ吸血鬼(ヴァンパイア)の王族や、強靭(きょうじん)な鱗を持ち火を吹き空を飛ぶ竜族(ドラゴン)は私の親心を知らない人間たちに召喚された存在に今や一瞬で両断され、燃やし尽くされ、凍らされ、浄化(じょうか)される。


ーー困れば、人間が転生者を召喚し、その転生者が世界を救うつもりで世界を壊す。

お陰で、この世界はボロボロだ。

強力な転生者が1人現れる度にこの世界の魔素(まそ)(世界を形作る元素のような物、絶対数が決まっている。)がごっそりと減る。

それは結果世界の寿命を減らしている事に気づいていないのだ。


其処で私は考えた。

この世界に蔓延(はびこ)る、私にとっては(がん)の様な存在。

勇者、英雄と呼ばれる転生者を何とかしてぶち殺してやろうと。


だから用意した。

本来は必要無かった筈のこの体を。

この世界に降り立ち、自分を英雄と思い込んでいる存在を滅ぼすために。


コレは、私が、私の世界を取り戻す為に始めるーー私だけの計畫(けいかく)

転生した自分自身を主人公だと思っている連中を抹殺し、人間に叱責して自身の作り上げた子供のような世界を、自分自身の手に取り戻す為の計畫。


ーーー転生主人公(てんせいしゅじんこう)虐殺計畫(ぎゃくさつけいかく)だ。





って感じなんだけど、どうかな。

え?

ああ、コンセプト?

世界を滅ぼす悪魔を殺す勧善懲悪物!


…え?お前が悪じゃないかって?


うーん、それは解釈次第だなぁ、私は自分の世界を荒らす害虫を駆除するだけな訳だし…。

それに彼らが居ればいる程、この世界は衰退が進むんだ。

さっきも書いたけど既にこの世界の魔素は数人居る転生者達の所為で…そうだな、大体7割持っていかれてるんだ。

通常放っておけば循環して勝手に魔素は回復するんだけどね、訳の分からない力を使うために本来無制限の魔素の一部を転生者の顕現に使って、その場でぐるぐる回してしまっている感じだね。

だから、滅ぼさないとこの世界が滅んじゃうんだよ。

ぶっちゃけ、この前も魔素不足で大陸ひとつが砂漠になっちゃったしね。

ーーなんとかしないと、転生者とその周りしかいない世界になっちゃうんだ。

だから守らないといけない。

ーー君たちが見たい冒険活劇と違って、正直申し訳ないんだけどさ。




ーーっていうのは建前でね。

単純にムカついたから殺して回るだけ。

さっき言ったことも本当なんだけどね。

じゃぁ、まず1人目行ってみよう、殺ってみよう!

とりあえず用意したからダーツでも投げて決めてみようか!

ほら、パージェロ!パージェロって言ってみてよ!

好きなんでしょ?そういうーーー

ーーえ?古い?

随分前にそんなブームはもう終わってる?

10年なんて大したことーー、なくはないのか君たちにとっては。


今度はもう少しわかりやすいの用意するよ。

でも折角用意したから投げるよ。


それっ!


ドスッ


おー、一発目からエグいの引いたなぁ。

まぁ1番魔素の消費量がマズいやつだからいいと言えばいいのか?

まぁ何が相手であっても殺すだけだけどね!

それじゃあ次回をお楽しみに!

お疲れ様でした。

一応予定上各章読後は cigaretteと違いスカッとさせる予定です。


転生主人公達にどんな背景があろうと知ったことか!



なお続きはほぼ書いてません(2021/9/19現在)


超不定期更新予定です。

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