★第3話 トイレ
◇弁野元気
◾️7月28日PM13:10
(理解できない…コイツらは何を言ってるんだ?)
「じゃあ『命令』しますね!地面に仰向けに寝転がってください!」
そう言ってアリアナは俺を地面に置いた。ひんやりとした地面だった。茶色の天井が見えた。岩か?いや、今はそれよりも…
(体がっ…動かねぇ!?)
俺の体はまるで金縛りにでもあったかのように動かなくなっていた。声も出せないようだ。
「んしょっと…」
アリアナはあろうことか下着を脱ぎ始めた。恥部が丸見えになっている。先ほどまで意味不明なことを言っていたとはいえ、仮にも美少女である。健全な男子高校生である弁野元気、いやラーラは咄嗟に目を瞑ろうとした。だが、目を瞑ることさえも出来なかった。
(急になんだ!?いや、さっき俺をトイレにするって...まさか!?)
「ちゃんと食べてくださいね!吐いたりしたらダメですよ?」
アリアナはそう言って俺の顔に座った。
(!?重い!どいてくれ!)
少女とはいえ全体重をかけられた。流石に重い。アリアナの臀部と俺の口はちょうどハマる位の大きさだった。下に恥部が当たる。
「やん♡そっちじゃなくて後ろの方を舐めてください!出るように促すんですよ!」
そう言われると、俺の舌は勝手に動き始める。
(やめろ!そんな所舐めたくない!辞めてくれ!)
舌は止まってくれない。アリアナの肛門を舐め回す。
「もっと!舌を突き入れてください!」
命令されるまま舌を突き入れる。舌先に鋭い苦味を感じた。まさかこれは...
(あ゛あ゛あ゛!!!やめて!やめてよ!お願いです!止めさせてください!!)
「ふぁあん♡いいですよ♡もうすぐ出そうです...♡」
どれだけ願っても、舌が止まることはない。アリアナはどいてくれない。そして、舌先に固いものがぶつかった。
「あは…♡」
ニチニチニチ
俺の舌を押しのけて、「それ」は排泄された。瞬間、口の中に激臭が広がる。
(あ゛あ゛ぁ...)
これは、決して口にしていいものではない。味覚が、嗅覚がそう告げてくる。だが、拒む事はできない。涙が、流れ落ちた。それだけでは終わらない。ラーラの体は「それ」を飲み込み始めたのだ。
「んふ♡まだまだ出ますよ♡」
涙を流すラーラに構うことなくアリアナは排泄を続ける。吐くことすら許されないこの状況が終わることをラーラは願うことしか出来なかった。
(早く...早く終わってくれ...)
「くっさ!アリアナくっさ!」
ノアは呑気に笑っていた。助けてくれそうもない。そして、アリアナはついに排泄を終えた。
「ふー...終わりましたよ。ちゃんと全部飲み込みましたか?」
ラーラはアリアナが出した全てを飲み込んだ。涙は流れ続けた。信じたくなかった。理解したくもなかった。でも、ここまでされて理解しない訳には行かなかった。
(あぁ...俺はトイレになってしまったんだ...)
「あ、おしっこもでます。」
ジョオオオオオ
アリアナの尿が舌を打ち付けた。
アリアナの尿はトンガリコ〇ンのような味がした。
作者は元カノにおしっこ飲ませてって頼んだことあるけど飲ませてくれなかったのでおしっこの味を知りません。トンガリコ〇ンの味がするってマ?