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ハナ子のはなし  作者: スキ子
いち
2/8

季節は流れていきます




花は必ず咲きます

向日葵も シクラメンも カーネーションも バラも

ひっくるめてしまえば 花です

花は必ず咲きます



そのことを ずっと昔に理解していたならば

今のあたしは 前に進めていたでしょうか




美しい人になりたい

美しい心になりたい

そうして 理想よりもぐちゃぐちゃになって 潰れてここに立っているのです。




17年目の春が来ます。

人を嫌いになりました。

優しいこの季節に あたし 人を嫌いになりました。

あたし 桜にはなれないようです。



あたしはね、

あたしはね、

でも だけど

嫌いな人のことになると ハナ子は いつも以上に必死になってしまうのです。

いつも以上にハナ子は ハナ子を 愛して甘やかしてしまうのです。



そんなあたしが 自分を嫌い?

そんなあたしが 死にたくて仕方がない?


何を甘えたことを。

だってハナ子は ハナ子を こんなにも好きじゃあ、ありませんか。



それでも卑屈になってしまうのは そうすることでハナ子が弱い人間で

醜い人間だと 思わせたくないからなのでしょう






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