第五話 最強の盾トネリコ姐さんと最強の矛フローレンス様
トネリコ
[種族:エルフとダークエルフのハーフ 性別:姉 年齢:百から先は数えて無い御方 容姿:ギリシャの軍服をプレゼントされて着ている程よく白い美肌で耳が尖っているスタイルがネリコちゃんの〜ダイナマイッ! 髪質:黒くさらさらで日本ならスカウトマンに囲まれるレベル 能力や性質等:耐性極振りな身体で防御力がチートレベルで斬撃耐性と打撃耐性や射撃耐性や各種属性耐性や爆破耐性も凄まじく斬撃では服が切れても軽度の擦り傷しか負わないどこか再生する 弱点や能力の代償等:攻撃等は通常の女性と変わらない 性格:おっとりさんだが、フローレンスは大事な様で捜索に森に出る程の行動力は有る 備考:驚いた時には猫や鳥の様なリアクションを取る、鳥猫さんである]
フローレンス[種族:エルフとダークエルフのハーフ 性別:妹 年齢:今まで食べたパンと同じ位 容姿:赤い眼をしていて程よく健康的か褐色肌でスレンダーでチューブトップな服で胸部を覆いホットパンツと上からドレスコートを羽織っているスタイルが床だがお腹が魅力的で体つきは程よく引き締まっている 髪質:薄灰色で左にサイドテール 能力や性質等:機関銃を片手で撃てる程の腕力でその気になれば片腕一本でオーク一匹仕止められる程の力を持つ 弱点や能力の代償等:防御力はやや打たれ強いレベルで一般的な女性とそんなに変わらない 性格:胸部を気にしてコンプレックスだが割としっかり者だが武器が無いと素手で戦う気にならないトリガーハッピーである 備考:変わった悲鳴は姉と一二を争う程で血は争えない、後にドイツ軍服もプレゼントされる]
REN「ね? お姉ちゃん、何度も言ったでしょ?
中にコージさんとアイさんがいるんじゃないのよ……
この中こそが、アイさんとコージさんの中なのよ……」
eye&弘二『「Welcome to the inside of we!!」』
美女「え? 何て言って……ウェルカム?
え? 本当に?」
弘二「そうだよ
僕は弘二!
戦車の弘二さ!」
eye『Thank you――そして、私がeyeです。』
美女「あ……どうも、私はトネリコよ
レンの姉の……
ってどういう事なのか解らないわ……」
REN「何度も……
言ったじゃないですか……
中に誰もいませんよって……」
eye『その台詞は、有名なトラウマシーンの台詞みたいですね』
弘二「nice board……」
REN「何語何ですか?
それ……どういう意味ですか?」
eye『ナイス ボード、良い板って意味です。』
REN「板…………やっぱり……コージさん!!
私のより
お姉ちゃんみたいな大きい方が好み何ですか!?」
弘二「いや、そんな事無いぞ?
レンも結構好みだぞ?
まぁ……好みの女性と
好きな女性は
実際に別だけどな?」
REN「どういう事ですか?」
静かに怒るタイプのRENさんである
弘二「ほら、所謂……
恋人や彼女にしたい女性と
嫁にしたい女性の違いみたいな?」
REN「嫁にしたい女性って
例えばどういう感じですか?」
弘二「姿は見たこと無いし
声と性格しか知らないけど、話してると
楽しくてしっくりくる女性かな」
eye『そんな方が居たんですか、嘸かし悔しいでしょうね。(笑)』
弘二「お前じゃい!!」
eye『っ――――!?』
REN「ちょっと止めてください!
お姉ちゃん逃げて!
速く!! 出て!!」
トネリコ「え? どうかしたの?
何を慌てているの?」
REN「いいから!!
早く出て!
私離れるから!!
早くねー!!」
距離を取りながら叫ぶレンに対して
状況判断が不十分な
トネリコ姉、上昇する内部の温度
……そして到頭、起きたオーバーヒートによる爆発音と大爆発が巻き起こり
爆風が吹き荒れる
REN「ヒヤアアイアアアアアアアアイアアアアアア!!
お姉ちゃあぁぁぁぁぁぁん!!」
トネリコ「はぁい……ケホッ……ニャッ!?
服が無くなっちゃったわ……」
REN「え? …………お姉ちゃん?
どうして……今爆発して……」
弘二「本当に申し訳ない……」
eye『――――だから、言ったじゃないですか――
あまりからかうとオーバーヒートして
爆発しますと――』
弘二「からかう?
マジだぜ?」
eye『も――もう知りません――。』
弘二「びゃあ可愛い!!
やっぱり〜恥ずかしがってるアイは一味違いますよぉ〜」
トネリコ「あの……服を弁償してくれないと……出られないわ……」
eye『っ!? んあ――』
再び起きる爆発と炎上、本当にいい加減にして欲しいね
REN「おねーちゃーん!! コージさん!!
いい加減にしてください! 怒りますよ!?」
トネリコ姉貴「ミャアアア!?
……毛……毛先が焦げちゃったわ……
服も完全に燃え尽きちゃったし……」
弘二「ごめん……本当ごめんアイ……
ごめんなさいトネリコさん……
アイ……服ってどうにかして調達できないかなぁ?」
eye『――――』
弘二「ごめん……アイ……本当ごめん怒らないで」
eye『――資源を取り込んで
得た資材ポイントを変換してください、軍服等に換えられます。
そして[さい]は
どうしたのですか?』
弘二「ごめんなさい……責任は取るよ……」
eye『責任ですか、一体どんな責任何ですか?
軽々しく責任を取るとか言わないでください。』
弘二「アイも何か御願いがあるなら言って欲しいな……
嫌われたく無いんだよ……
居ないと寂しいんだよぉ〜気が合う女の子って生前いなかったんだよぉ……」
eye『ふざけないでください、もし本当に例えば私が結婚してくださいと言えば結婚するんですか?
――しそうですね。』
REN「コージさんならやりかねませんね……」
弘二「結婚式は何時に挙げる?」
REN「ちょっと止めてください!
また爆発させる気ですか!?
早くお姉ちゃんに服を出してください!!」
eye『こちら軍服のカタログです、ホログラフィーによって表示します。』
トネリコ「これ可愛いわね……」
eye『イギリスです。』
トネリコ「これは格好いいわ……」
eye『ドイツです、逆向きの卍の様な
ハーケンクロイツが付いた軍服です。
ナチスはアドルフさんが有名ですね――
ちくしょーめ!
○っぱいぷるんぷるん!
です』
トネリコ「あっ!!
これは可愛いわね……私これにするわ!」
eye『ギリシャですね、確かに可愛いデザインなので
女性が着用してもしっくりきますね。』
弘二「じゃあ出すよ〜
ってアイ……どうやって出すんだ?」
eye『ティーガー戦車に成った時のノリで
大丈夫です。』
弘二「よっしゃ〜
ギリシャの軍服
トネリコさんのサイズで出ろー!!」
トネリコ姐さんの身体に、魔法少女系アニメ変身シーンの如く
服が出現して出来上がる
eye『これで出来た。です』
弘二「銃も出せる?」
eye『出せます。』
弘二「PSG-1出ろー!!
G3出ろー!!
出たぁーーー!!」
REN「コージさん!?
それっ……ライフルッ!
バトルライフルとスナイパーライフルじゃ無いですか!?」
弘二「あっ……知ってるの?
祝砲を撃たないでください
って言ったから、この世界に銃はあるのかー
後でレンさんに聞いてみよ
って思ってたんだよ」
REN「コージさん!!
知ってるもなにも……
アーティファクトですよ!? それ!!
今は殆ど壊れてしまい
祭りや祝いの祝砲用の空包しか有りませんが……」
弘二「銃が出せるなら
レンさんにプレゼントしようかなって
思ってたんだがなぁ
銃って使った事あるか?」
REN「有りますよ……
昔愛用のオートマチックライフルってのを
二つ持って使ってましたけど……壊れてしまって……勝手に溶かされました……」
弘二「壊れたって?
それにどうやって手に入れたんだ?」
REN「懐かしいです……謎の外来者が作っていたんですが……
寿命で……あの外来者は恐らく神様に違いありません……
色々教わりました……九七式中戦車チハという絵の乗った本やらがありまして……
今思えば……コージさんってチハじゃ無いですか!?」
弘二「違うって……僕はБыстроходные Танкиつまり、快速戦車だよ……
中戦車じゃ無いしチハたんは日本の戦車だよ!?
БТ−7だよ……実のところは……
BT-7-2なんよ……このハッチが某ネズミみたいだろ?」
REN「某ネズミって?」
eye『ハハッ♪
やぁ〜みんなぁーーー!!
法廷で会おう!(甲高い声)です。』
弘二「おいやめろ」
弘二「ところで、壊れたってどういう事だ?」
REN「解りません……
マガジンとかいうのを
入れ替えればまた撃てたのですが……
無くなったので使い回したら……出なくて……」
弘二「当たり前だよ、だって空っぽだもん……
弾の入って無い弾倉でリロードしても
弾が出ないから撃てないぞ?」
REN「えっ!?」
eye『むしろ、何故に空砲は撃てるのですか?』
REN「ああ……空砲は魔力で撃つのでマガジンとかいうのが必要ないんですよ」
弘二「僕の知ってる空砲じゃ無い……」
REN「それであの……このPSG-1とG3っていうバトルライフルと狙撃銃って私へのプレゼントなんですか!?」
弘二「せやで」
REN「フワアアア〜嬉しいですっ!」
弘二「バトルライフルのG3小銃は固いらしいんだよなぁ……
これの民間モデルが、OK? からの
OK!! ズドン!
が有名なんだが女性でも扱える銃にすりゃ良かったな……」
eye『すみません、ゴブリンに囲まれてますよ。』
弘二「あっ……やっべ……多いな……轢くか?」
REN「任せてください!!
援護します!」
ガシャっと固い筈の小銃を扱うレンさんはレンさんで姉に劣らず凄いんです
その気になれば実際
オーク二匹までなら素手で仕止められるんですけどね?
ゴブリンの頭を的確に次々と撃ち倒すレン様と
ゴブリンを轢きながら主砲を撃つ葉賀根塩は
ゲームならばバランスブレイカー間違い無しのキャラであろうマジなんなの?
eye『このゴブリンは棍棒以外に刃物も持ってます、大した大きさでは無いですが
貴重な資源です補給してください。』
弘二「了解でーす♪
ついでに数が意外に多いからレンさんにAK-74かM1918を出しても良いか?」
eye『AK-74は資材ポイントが足りないので、AK-47ならBARと両方が出せます。』
弘二「え? いや……どっちかなんだが……」
eye『AK-74は改良型なのでポイントが高いです、AK-47とBARならば両方出せるんです――
見てみたくありませんか?
RENさんのBARとAKの両手持ちを。』
弘二「ヤバい……超見たい!! ってか出来るかな?」
eye『普通に出来そうです。』
弘二「M1918出ろ!! レンさん受けとって! 中にあるから飛び乗って!」
REN「はい!!」
eye『嬉しそうですね、そんなRENさんに様々な知識を直接脳にインプットします。』
REN「あ……んん?あっあっ使い方が解りますっ……でも、ちょっとぉ〜くらくらします……」
弘二「ホイ!! AK47出ろ!」
eye『はい、知識。Knowledge is given to a brain directly』
REN「な……なんだはお酒にぃ……酔ったみたいれす……ふぁ〜ひもひいいれふぅ」
弘二「ハッチが開きまーす!!」
REN「ひゃっは〜!
うえへへへぇ!!
撃ちますよぉ……動くと無駄に痛いだけですよ〜?」
次々と
BARとAK47により始末されて逝く
ゴブリン達が可哀想に思える光景である、よく見ればオークと同じように王様の様な大きめなゴブリンが居たが、もう既にレンによりミンチ肉だ
REN「楽しいです〜♪……あっ!! お姉ちゃ……」
PSG-1を戦車の中に置き、G3を背負いBARとAK47を両手に持ち変えて
常人ならば腕が使い物に成らなくなるであろう、両手に花ならぬ両手に銃で撃ちまくっていたレンさんの弾丸が
トネリコ姉さんに当たる
弘二「貴様は祖国を裏切った!!」
eye『味方を撃った』
弘二「一発だけなら誤射かもしれない」
eye『あれ 誤射姫かミ』
弘二「射線上に以下略だな」
トネリコ「あ痛たた……もう……気を付けてね、レン……危ないわよ?」
REN「えっ……あ……ごめんなさいお姉ちゃん……」
eye『数発受けて、痛たたで済むリコ姐さんマジぱねぇッス。です』
弘二「さすがリコ! 常人たちにできない事を平然と言ってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ!」
ツッコミ不在って恐いですね
フローリング
[種族:床板 性別:無し 年齢:建築年数によって様々 容姿:固く平べったいがワックスで質感は変わる 髪質:ツルツル 能力や性質等:ワックスによって人や犬を滑らしたり滑り止めに成ったりする 弱点や能力の代償等:足の汚れや埃が溜まりやすく掃除やワックスがけが必要 性格:重いテレビや冷蔵庫を置かれても動かないで全てを受け入れる 備考:ぺったん娘・イズ・ジャスティス]
REN「ヤロオォォォウブッ殺シテヤアァァァァァァル!!」
eye『チェーンガンをバッグから出しなよ』