第二十四話 Pandora's box
アンデル
[種族:魔女と人間の混血種
性別:女 年齢:15歳
容姿:魔術師が着るローブで
フード部分が赤い頭巾に酷似した服装をしている
赤い頭巾と一体化した
赤いローブは、さながら赤ずきんの様である
スレンダーで可愛い
髪質:軽いウェーブの掛かったブロンドのお下げ
で、睡眠中には
自律稼働するらしく
当人の知らぬ間に
栄養を取り入れている
能力や性質等:回復魔法や様々な魔法を使えるが、敵の接近を防ぐ為に
足が早く、魔力が尽きたり
接近された場合は
最終手段としての
蹴りが、敵の意識を
容赦なく奪う
弱点や能力の代償等:弟を人質にとれば
好き放題出来ます
性格:弟思いで、案外面倒見が良い
備考:前に仲間に
裏切られた為に
新な仲間は
葉賀根塩一行とは、また違った
一風変わった仲間が出来たが
まだ増えるかも知れない]
葉賀根塩は、犬の体を
楽しんでいた
弘二「わーい♪
雌の白い狼だ〜!
ワンワン♪
HEY! やあ彼女♪
僕は、コージードッグ!
今、暇? 良かったら
一緒に自分の尻尾でも
追いかけて遊ばな〜い?」
狼「フン……」
弘二「待ってぇ!
行かないでぇ〜
マアアアアアアアア!!」
ドラ美「……師匠……
何をやってるんですか……?」
eye『このZeus's tankは、dogとしての
立ち振舞いを、模索中
なのです。』
REN「コージさん……
発情期なら私が……
ハァハァ……
私を使って……フーッフーッ……
ハッハッハッ……
発散して……」
katharos『OHHH!!
CRAZYデース!!
HELP!! HEEEELP!!!!
MEDIC!! MEDIC!!!!』
eye『医者が病気です。』
葉賀根塩は、フローレンスに駆け寄った
弘二「犬がよくやる
鼻を突っ込むのって
何の意味があるんだろうね?」
葉賀根塩は、フローレンスのホットパンツに
鼻を突っ込んだ
類は友を呼ぶ
変態で、おかしな
弘二には、どこか
普通ではない、仲間が
集まる
REN「ひゃっ……
私……ふわふわなコージさんの
お母さんになりたい……」
弘二「え?」
トネリコ「にゃ!?」
REN「コージさんを
まるごと、身体の中に
入れて
ママになりたい……」
弘二「はあ!? 何言ってんの!?
バカなの!?
ドラ美!! 助けて!!
確かに鼻を突っ込んだ
僕も、悪乗りし過ぎたけど
レンさんがおかしい!!」
ドラ美「はぁ……
さっさと、兵器に戻ったら良いんじゃないですか?」
弘二「冷めてる!
でも僕、まだ
ケモノライフを満喫したいよぉ〜」
ドラ美「うつけ者ライフ
の間違いじゃないんですか?」
弘二「辛辣ぅ!!
あの〜ドラ美さ〜ん?
もしかして……
犬がお好きでない?」
ドラ美「私は猫派なんです」
eye『ドラ*も〜ん!!』
ドラ美「止めてください!!
ネズミを狩ってくれて
可愛いから
好きなんですよ!!」
弘二「じゃあ、レベル上げて
カラカルになるぅ!!」
ドラ美「二式飛行艇に
成ってから
言ってください師匠」
弘二「にしきがお
BT-7になあれ〜」
葉賀根塩は、快速戦車に成った
REN「……ケッ……」
弘二「レンさんさん?」
REN「……ペッ」
弘二「レンさん!?
……興奮する〜」
eye『知っていますか?
人格データが増えれば
私の機能が増える事を
対戦車犬に、成れるって
言いましたよね。』
弘二「え?」
eye『ギャグ補正により、不死の爆発する犬に成れます。』
弘二「……対戦車犬のコーギーになぁれ〜」
コージーは爆弾コーギーに成った
その時、凶賊が現れた
弘二「ドラ美ってさ
マジで、ネズミ苦手なの?
足を齧られたの?
某ランドのネズミも
苦手なの?」
ドラ美「ネズミの国は
止めてください!!
足は斬られて無いんですよ!!」
弘二「……誰が斬った……」
ドラ美「え?
ああ……討伐しに来た人に……」
凶賊1「おい!!
金目の物と女を寄越せ
って……女しか
居ねえじゃねえか……
ん? 犬じゃねえかよ
美味そうだな!!」
凶賊2「おい!!
見ろよ!! ワイバーン
のヴイーヴルだぜ!!
あの白い方のエルフの女
も売れそうだぜ?」
トネリコ「にゃ?
私はプライスレスよ〜?」
弘二「ワンワン!!」
爆弾犬は、凶賊に駆け寄った
凶賊1「自分から
来やがったぜ?
この食パン犬!」
葉賀根塩から
【――カチッ】
という音が鳴った
弘二「僕は今、機嫌が悪いんだ!!」
葉賀根塩コーギーは爆発した
【パンが焼ける匂いが充満した】
爆風から、無傷で
焼きたてパンの香りがする
犬が飛び出した
弘二「気分爽快〜
芸術は爆発だ!!
ワンワン!!」
凶賊2「ヒィィィィ!!」
弘二「爆破されたい人〜」
凶賊2「嫌だあああうわあああうわあああん!!」
REN「はーい!!
はいはい!!
私も、爆破してください!!」
弘二「クレイジー!!」
この爆発音は、とても大きく鳴り響き
それを聞き付けた
人がいた、魔法少女に
転生して、ワクワクしている
自分を正義の魔法少女だと
思い込んでる、勘違いから
警察と犯罪者の
犯罪者の方を助けてしまい
犯罪者を助けたと知らない内に、死亡!
そして、自分が名誉の死を遂げたと
思い、魔法少女に転生したのは
ご褒美だと思っている
夢見がちな、うざい正義感が強い馬鹿が駆け付けたのです
凶賊2「お助けください!!」
自称魔法少女白亜「魔法少女
マジカル白亜!
参上しましたー☆」
凶賊2「誰だよ……」
マジカル白亜「助けに来たよ!!
この人達に
やられたんだね?」
弘二「……あぁ……
なるほど……
フヒャヒャヒャ!!
爆撃! 爆発! 爆破!
破壊の美学は気持ちいい
ワン!!」
どうみても、悪役です
相手の魔法少女ごっこに
ノってみる葉賀根塩は
正義感が、強い人に
嫌われるタイプだ
白亜「なんて悪い犬!
私が懲らしめて
あげるんだから!
行くよ! シャン!」
シャン『う〜ん――
力のデータが、転生した悪人に
入るなんて
変なんですけどね。』
弘二「ワンハハハ!!
バウバウ!!
僕ら、陸上爆雷小隊に
歯向かうかああん!?
グルルルル!!」
【※コーギーです】
eye『食パンジャーン。』
katharos『fight!!
デース♪』
弘二「バウバウ!!
魔法少女を爆破!
と見せかけて
凶賊全員爆破!!」
凶賊達「「「ああああああ」」」
凶賊達は
失神した
白亜「……うぇ!?」
弘二「アハハハ♪
ねえねえ!
爆破されると思った?
ねえねえ!
魔法少女
爆破すると思った?」
eye『残念、凶賊さんでした。』
白亜「凶賊め!!
よくも!! うう……守れなかったよ……」
白亜は、葉賀根塩一行が
凶賊だと思っている
シャン『あれれ?
悪人かな?
どうして力のデータが
入ってるんですかね?』
ブローチ型の魔術師らしき人格データが疑問視している
eye『プププッ――
知らないんですか〜?
私が何の人格データか〜?
クソワロタです。』
シャン『え?
いや――記録に無い
んですけどね。』
brand『無いのも
当然だわ――』
acht『そうよね〜』
piece『御伝えをしても
宜しいのでしょうか?
如何いたしましょう』
弘二「どうする? アイ*ル?」
eye『誰がチワワですか、面白そうなので
黙ってます。』
白亜「正義と魔術師の
魔術で反省して!
ジャスティス!!
フラッシュ!」
閃光が辺りを包み込んだ
葉賀根塩は、咄嗟に戦車へと
姿を変えた
REN「はあっ!?
目が! 目があああ!!」
トネリコ「にゃ〜?
まぶしいわね〜」
白亜「今の内に
攻撃!」
ドラ美「ジュエルフラッシュ!」
弘二「スタングレネード
発射ぁーー!」
ドラ美の額に有る、宝石から
発光された光は、強力なレーザーポインターの様に
白亜の顔面を照らし
同時に、葉賀根塩の
出した、スタングレネードが炸裂した
白亜「アッヒ!?」
白亜は気絶した
人格データ[魔術師]を追加
人格データ[正義]を追加
eye『あれれ〜?
justiceさん居たんですか?』
弘二「なんだぁ
気絶でも、勝利判定なんだ……」
??『沈黙は金
雄弁は銀――白亜とは
正義の方向性が違うのです
そちらに追加された
正義が、合うか合わないかは
それぞれの【正義】と
いう定義に依存するのです』
弘二「ふ〜ん
僕に追加されたの?
それともドラ美に?」
eye『ドーラさんには
ありません。』
ドラ美「何ですか!?
って……ドーラ!?
誰が40秒の人ですか!!」
??『私は【正義】のデータなのです
規律は厳守する
のです
呼び名は、不快にならない
名前で呼ぶのです』
brand『この弘二って兵器は
不真面目だから
名前に期待しない方が
良いわ――』
eye『弟の仇をとるのです。』
弘二「生徒会長って
呼んでやるのです」
会長『マスターが名付けた
名前では比較的
マシな名前で
良かったのです』
katharos『OHHHH!!
YOUだけ
漢字表記デース!!』
弘二「追加するつもりが
無かった人格データだから
ネタギレなのデース!!」
???『私は【魔術師】なんですけど、別に
普通にネタが無くても
良いんですけどね。』
弘二「フフフ
わかるぞ〜
ネーミングセンスが
不安なんだろ?
グリモア!
僕は魔術師に
グリモワールと名付けた」
GRIMOIRE『良い名前ね。』
弘二「愛称はグリムかな?」
eye『grimさんだと
恐ろしいですね。』
katharos『Grimmなら
童話作家デース♪』
REN「そういえば……
魔術師が仲間に成れば
魔法が使えるって
アイさんが言ってましたよね!?
相手をもふもふの動物
に変える魔法が使いた……
いや……大き過ぎず
小さ過ぎずくらいに
私の……を……」
eye『あ〜
魔法ですか――
ドラ美さん
魔法覚えたく
無いです?』
ドラ美「私にぴったりな
オススメはありますか?」
eye『私のオススメで
良ければ。』
ドラ美「師匠もアイさんも
同じ様な感性なので
逆に安心できますね……
お願いします」
eye『魔力を少しだけ
注いでください。』
ドラ美は【????】を覚えた
eye『さあ
唱えてください
私の言う通りに
Pandora。』
ドラ美「パンドラ!!
って誰がパンドラですか!!」
ドラ美はパンドラの呪文を唱えた
ランダム【JACK POD】発動
金塊が降り注ぐ
ドラ美「えっ……
純金が……」
REN「すごい……
すごいですよ!!
ドラ美さん!
大金持ちですよ!!」
ドラ美「金塊とか
扱いに困りますから
師匠が好きに使ってください……」
弘二「OK〜
それにしても、パンドラか〜
パンドラの名前は
ギリシャ語で
パンは全ての意味でな?
ドラは贈り物の意味が
あるんだよ
つまり、僕が
ドラ美って付けたのは
ビーナス……
つまり、美の女神で鍛冶神の嫁
アフロディーネの
ドラ美の元々の名前に有った美
と、ドラゴンのドラと
贈り物のドラを
かけた
名前で、美しい贈り物の
意味を込めて付けたんだ」
ドラ美「師匠……
適当ですよね?」
弘二「うん!
もちろんさぁ!!
でも、パンドラが
全て贈り物って意味は
本当だよ?」
eye『Pandoraは
私――つまり
愚者と運命の輪と魔術師
が揃うと解放される
magicです、効果は
自分か誰かを対象に
かけた場合は
対象のその場の
luckに依存して
badなmagic_or_goodなmagic
に変化するmagicに成り
対象を指定しない場合
何が起こるか
わかりません。』
ドラ美「楽しそうな魔法ですね
こういう
ギャンブル性の有る
感じ、やりたい事を
抑圧されてた分
大好きなんですよ!」
eye『ドラ美さんは
魔力――MPが高く
回復も早いので
実質、使い放題です。』
brand『ギャンブルなんて
不真面目だわ――』
REN「私にパンドラを
かけてください!!
もう、運に頼るしか……」
ドラ美「パンドラ」
ドラ美はパンドラの呪文をフローレンスに唱えた
運勢判定
フローレンスの現在の運勢:5
パンドラ判定:2
判定結果:ラッキー
【パッド贈呈】
PADが空から落ちてくる〜♪
REN「それなんですか?」
弘二「ブフォ!!
パッド!!
パッドって!
この魔法はあれだ!!
ゲームで良く有る
指振りとか
パ*プン的な魔法だ!」
eye『それは
詰め物です
それをチューブトップに
詰めるんです。』
REN「悲しみ……」
弘二「レンさんは
パッドなんて
無い方が好き!」
REN「それ……
禿げてる男性に
鬘なんて、無い方が
好きだから
スキンヘッドに成れば?
って言ってる様なもの
なんですよ?
…………フフフ……」
弘二「的確な喩えだなぁ
なんか……ごめん……」
REN「私を癒せるのは
モフモフだけ……」
弘二「……日本スピッツ
になぁれ〜」
葉賀根塩は、日本スピッツに成った
REN「ふわふわ……
ああ……ふわふわで
私は……むらむら……」
弘二「ヒッ……」
ドラ美「パンドラ!!」
ドラ美はパンドラの呪文を弘二に唱えた
運勢判定
弘二の現在の運勢:1
パンドラ判定:2
判定結果:少しアンラッキー
【モフモフ度合いがUP!】
モフモフが2UP!
可愛さが上がった!
REN「決めました……
モフモフなコージさんと
結婚します!!」
弘二「いや……僕は
アイと結婚を……」
トネリコ「レンを幸せに
してね?」
弘二「アイアイと結婚するうぅ!!」
eye『――――バカですね。』
トネリコ「重婚すれば
良いじゃない?」
弘二「え?
いやぁ〜♪
日本基準の法律で
考えてたよ〜♪
重婚OKなんだ〜」
トネリコ「一応は大丈夫よ?
ただ……皆、一途な結婚
をしているけど〜
重婚は一応
認めているけど
余り良い顔されないわね
だから、止めた方が
良いわよ?」
弘二「嫌だいー!
認可されてるなら
ゼウスしまくるんじゃあああい!!
でも、アイが嫉妬するなら
アイを愛して、結婚するうぅ!!」
eye『Kojiさんはバカですが――嫌いじゃないです。』
弘二「OHHHHHHHH!!
YEEEEEEEEES!!!!
IM! HAPPYYYYYY!!!!」
eye『好きだとは
一言も、言ってませんが。』
弘二「でも好き」
eye『折れない人ですね――Kojiさんはバカ――です。』
ドラ美「パンドラ!!」
ドラ美はパンドラの呪文を唱えた
ランダム【猫カフェ】発動
全員が一時的に猫に成った
トネリコ「にゃ!?
なーう!?
ウミャミャミャ!?」
REN「アーオ!!
アーオ!! グルルルル……」
フローニャンスは、発情期だ
ドラ美「私だけ
喋れて
ブリティッシュ・ショートヘアーなのに
悪意を感じます……」
こうじ「ぼく
なんか、ながぐつを
はいた
ねこです
どらび、ぱんどら
で、ひまつぶし
は、やめてください
しんでしまいます」
ドラ美「師匠……怖いんですけど……」
eyenyan『にゃあ――
にゃあにゃあ――にゃあ!!
バカにゃろう!』
人格データ:大アルカナ
コンビネーション:魔法
【パンドラ:[0][1][10]】
効果:[ランダム][フォーチュンフィーリング]
アイちゃんの説明:eye『対象に
先ずはdiceを投げて運勢を
キメます、次にもう一度
diceを投げて
出目が、運勢よりも
多くoverすれば
するほどunhappyです
逆に運勢よりも
少なかったら、少ないほど
happyで、justならば
super-happyです
ひまつぶしにもなります。』
コンビネーション:兵器
【犬爆弾コーギー:[0][8]】
効果:[威力調整可能][爆発][焼きたてパンの香りを放つメシテロ][不死身][愛敬で油断させる]
アイちゃんの説明:eye『非人道的な対戦車犬です、ですが私のギャグ補正で
不死身です。』




