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第二十二話 ギャグ補正の恩恵は、自爆ダメージで死なない事

前回のあらすじ


指名手配犯

捕らえると金になるんか!?


臨時収入! ゲットだぜ!!

葉賀根塩達は、臨時収入が入った為に、多少

金銭に余裕が出来たので


弘二「そういえばさー?

力の人格データを手に入れたら、対戦車犬に変身出来るって

言ってたけどね?

アイの得意な事?

っていうか……アイの

人格はどんな能力が有るのか

知りたいんだけど」


eye『リスポーン地点の設定とチートコードや、レベルが上がりやすいのと、ギャグ補正くらいですかね。』

弘二「そういえば……前に、森の中の村で……

アレってマジだったの?」

eye『exactly!! 安全な村等は、セーブが可能です。』


ドラ美「ゲームですか!?」

eye『セーブ時に一緒に居た者が、1人でも死亡すれば

チェックポイントの村で

全員がリスポーンします。』


ドラ美「私達は何度でも

蘇るんなら……

前に倒した……う……浦見坂って人は蘇らないんですか?」


eye『タロットで

復活や、再生の意味を持つ個体なら

甦ります。』


弘二「つまり審判とかは蘇ると

でも、フールって自由とか純粋とか

無邪気って意味じゃないの?」


eye『出発と可能性も、ありまぁす。』


ドラ美「リスポーン地点から出発って事ですか?」


eye『そうですね、なので

逆恨みの人は、復讐心を

忘れなければ――

戦車に成ってる可能性も

あります。』


弘二「え〜? キャラが被るよ〜」


eye『chariotの方です。』

ドラ美「私も転生者ですから、そういうの有ったら良いんですけどね……」


eye『行動次第ですが

ドーラ美さんに、有るとしたら――

女帝か力ですかね。』


ドラ美「40秒の人みたいに言わないでください!!」

弘二「ちょっと聞きたいんだけどね?

僕がポイントを全部使わなかったら

どの人格が来てたの?」


eye『異世界に来て、まずは何をしましたか?』


弘二「水辺を探して〜姿の確認かな」


eye『水辺は直ぐに発見できました?』


弘二「うん、直ぐに見つけた」

eye『運命の輪ですね、幸運なので確率は高かったです。』


弘二「アイで良かった〜」

ドラ美「私にも

どうやったら出て来てくれるんですか?」


eye『大山ドラさんは、洞窟内から出てきたので

これからですね。』


ドラ美「大山ドラさん!?

アイさん!!

色々と自制してください!!」

eye『callでも

してみてはどうですか?』

ドラ美「コール……運命の輪!! 力!! 女帝!! 女司祭!!

……あれ? 来ませんね……エンプレス!!

……来ないですよ? アイさん?」


eye『――良い年して、恥ずかしく無いんですか? まだ中二病なんですか?

引くわー。』


ドラ美「レンさん……これって

怒っても良いんですよね?」

REN「止めませんよ」


弘二「ちょっと待って!

痛い!! 僕も痛いから!!」

eye『私は痛くありません、痛みはKojiさんに全て

押し付けてますから。』


弘二「お客様!!

台パンはお止めください!!」


eye『Kojiさんと、いかれたmember.sへ

警告です


前方より

chariot接近中です。』


弘二「ああうん、見えてるから」

ヴァグラス「おい!! イカレたメンバーには

私も含まれているのか!?」


金銭に余裕が出来たので……雑談をしながら、買い物に出かける途中


戦車を牽引する馬がやって来ました


UMA「はーいどーも〜

馬でーす」


弘二「馬がキェアアアアア喋ったあああ!?」


ヴァグラス「人語を話す馬とは珍妙だな……」


eye『おまいう。』


ドラ美「ヴァグラスさんも、人語を話すロバじゃないですか!!

師匠も人語を話す兵器ですよね!?」


トネリコ「コージさんみたいに

元人間なんじゃないかしら?」


UMA「いや〜やっぱり、元人間か〜

同じ戦車の誼で仲間に成らない?

君、名前はコージってのかい?」


弘二「人に名前を聞く時はまず、自分からでしょ?」

UMA場「いや〜すまんね〜

オレは、馬場(ばば) 草一(そういち)って言うんだけどさ〜

君と同じ、名前で

名字が葉賀根塩って変わった名前の奴にさ〜

恋人を奪われた揚げ句に

無実の罪で警察に捕まってさ〜

裁判官に

有罪にされたんだけど、その検事の息子がさ?

因縁って言うのかな?

大切な恋人を奪った

弘二って奴なんだよね〜」

トネリコ「その人を恨んでるって人に、仲間に入らないか

って誘われたの

これで二度目ね〜」


REN「恋人を奪うって……

流石に……引きますよ……」

ヴァグラス「鵜呑みにするな

また、どうせ逆恨みだろ、ってか

話が長いなこの馬」


弘二「その検事ってさ? 葉賀根(はがね) 賢二(けんじ)検事って人?」


馬場「そうそう!

前はそんな名字でさあ〜

復讐する為に調べたら

判明したんだよね〜

何でそんな変わった

名字に改名したんだろうね?」


弘二「アレね、子供が産まれる前にね

賢二って人の

父さんが、強引に名付けようと

弘二と名付ける!!

って聞かなかったから

8割の悪ふざけと、せめてもの反抗が2割で改名して

名字に、塩って足したんだってさ」


馬場「へーぇ! 詳しいね〜君、知り合いなの?」


ドラ美は思った、師匠と父親の、血は争えないと


弘二「でさ、死んだ理由を知りたいんだけどさ」


馬場「じゃあ、そっちの名字と、死因から聞かせて?」


弘二「福路って言いまーす! 浩二でーす!

死因は女の子の美脚に

挟まれたくて

御願いしたら、キュッって成って死にました〜」


馬場「うわぁ……

まあいいや、こっちはね〜

竜ヶ崎−辰美って恋人を

弘二って奴に無理やり奪われてね〜

検事に有罪に仕立てあげられてね、抗議したり

抵抗したら、更に罪が重くなるって

酷い状態で

それでも暴れ続けて、正統性を示して

いたんだけど

取り押さえられてさ〜

打ち込まれた薬が、体に

合わなくて死んじゃったんだけどさ〜

これはもう

人の恋路を邪魔した奴等を、馬に成ったから

蹴り殺せって事だと

思って、現代に戻ろうと

仲間を募ってる

ところさ!」


REN「ドラ美さん、浮気や不倫って

良くない事ですよ?」


ドラ美「誰かに

こんなにも、殺意を抱いた事は

今までなかったですよ……」

弘二「まったく、この悪質ストーカーは……

まだ、ババ臭い芝居をしてるのか……

馬鹿は死んでも、治らないんだな〜」


馬場「何だって!? こうじって

名前の奴にロクな奴は居ないのか!!」


弘二「それは僕だけだと思うよ?

僕は、葉賀根塩さ! 弘二だぜ

この駄馬ちゃんが!」


ドラ美「またこんな

展開ですか……」


馬場「よくも騙したな!!

蹴り殺してやる!!」


弘二「やってみれば?

ティーガー2!!

ホレホレ〜♪

蹴ってみろよ〜」


ティーガー2に変身した


馬場「馬の後ろ足の怖さを知れ!!」


ガアァンと金属の轟音がする


弘二「ひでぶ!!

舐めプは……厳禁だな……」


馬場「あ……脚の骨が折れた!!」


??『ホントに――騎士道の欠片も無い

駄馬には呆れるわ。』


馬場「うるさい!! チャリオットは

いつもいつも!!

文句ばっかり!!

何でオレ

ばかり悪者にするんだよ!!」

弘二「うわぁ……仲悪いなぁ……

僕とアイの仲と真逆だ〜」


eye『おやおや〜?

性格人気ランキング

第3位の

真面目さんな

chariotちゃん

じゃな〜いで〜すか〜、チッスチッス。』


chari『こんな苛つく

人格データ知らない。』


eye『アナタニハ解ランデショウネエェェェェ!!

私ノォッ!! コノ人格データ

ノォォホホホゥ!!

正体ィ。』


chari『愚者』


eye『貴女みたいな

勘の良い真面目な、人格データは

嫌いですよ。』


トネリコ「それで?

今回はどんな真実で恨まれてるのかしら?」


ドラ美「あー……本当にもう、めんどうなんで

大雑把に話しますけど……

この馬男が生前に

偶々、師匠と

会って

変な人が、私の周辺を彷徨いているので

偶々会った師匠が

私を家まで送ってくれると、それで

一緒に歩いていた時に

ですね……

この馬場って人が

勘違いして襲って来たのですが

その時に、師匠が守ってくれたんですよ

それからは……まあ……

なので

この人とは恋仲でも

何でもないですね」


馬場「まさか!! 辰美ちゃん!? その中に囚われているの!?

ヒィヒヒヒヒィィィン!!

早く解放するんだ!!

待っててね!!

今、助けるから!!

ギャッ!? 脚が! 動け!! 動けよ! ……動いてくれよ……」


弘二「アイアイ

戦車の人格データの恩恵は?」


eye『ざっくり言って、攻撃力UPですね。』


弘二「よし! レンさんに止めを

さしてもらうか」


eye『転生者限定です。』

弘二「えー……じゃあ……

行けッ! ドラビー!!

君にキメた!!」


ドラ美「アウト!! アウトです!!」


eye『ドラ美さん、疲弊して偶々って何度も言う程に

言葉が雑ですね。』


馬場「たま……ああ……辰美ちゃん……やっぱり、オレが好きなんだね……エッチ娘だ〜」


ドラ美「ヘルとか

ハードとかの

Hなら、今すぐにでも……」


弘二「とりあえず

もう馬刺にしようぜ!!」


REN「美味しいんですか?」


弘二「美味よ美味!!

僕はニンニク醤油派!!

馬刺にしようぜ!!」


ドラ美「私は断然

生姜醤油です」


REN「美味しそうですね……ドラ美さん!

早く仕止めてください!!」


ドラ美は中から出た


馬場「ああ……辰美ちゃん……そんな

醜い姿に変えられて……

可哀想に……元に戻す為に旅に行こう?」


弘二「ああ!? お前……

人外娘スキーの

僕の逆鱗に触れたな……」

REN「え……コージさん?

コージさんが

怒ってる!?」


ドラ美「私……醜いですか……?」


eye『美女ですよ。』


ヴァグラス「ドラ美に謝罪をしろ」


馬場「なんだよ!!

君も弘二に

醜い姿に変えられた被害者なんだろ!?

まさか君もオレの愛しい

辰美ちゃんに、気があるっての!?

君みたいな

何処の馬の骨か解らない男に

オレの辰美ちゃんは渡さない!!」


ヴァグラス「誰が男だ!!

不敬だぞ貴様!!

そして馬は貴様だ!!」


弘二「ヴァグラスさん

まで貶すなんて……

ヴァグラスさんは宝塚にいそうな美人だから

こんな奴の

言葉なんて、気にしなくていいよ!!」


eye『この駄馬は、人外娘が苦手な様です。』


弘二「ヘイヘイ!

無理して一人称

オレとか言っちゃって〜♪

口調とマッチしてないぞ〜!

会った時はボクちんって言ってたのにぃ〜

恥ず〜か〜し〜い〜♪」


eye『 それに〜ドラ美さんを勝手に

恋人だと思ってた

とか〜はーずーかーしーいー♪』


ドラ美「私が慕ってる相手が偶々、師匠だったって

だけで

師匠相手に、煽られて

ムキになって

本当に恥ずかしい人ですよね」


eye&弘二『「駄馬だ〜♪ YOU〜〜駄馬だ〜♪」』


馬場「チャリオット!!

これでも、ボクちんが悪い!?」


chari『不真面目でも、それでも

やっぱり駄馬が悪いわ。』

馬場「いつもいつも!!

駄馬駄馬!!

チャリオット以外にマシなのは居ないの!?」


chari『嫌なら

別のを購入した方が、有用だわ。』


eye『他者のユーザーからは

どの人格データも

私の性格よりは

マシだと、レビューされていますね。』


弘二「こっちが異常なのかぁ……まあいいや

ドラ美〜

ニンニクと生姜と醤油出すから〜

馬刺でも食べてて〜」


ドラ美「一応でも……

元人間を料理して

本当に……

食べるんですか?」


eye『私やKojiさんは、食べないので

全く問題ありません。』


弘二「ドニィ……」





▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

本当に押し切られて、ドラ美は

馬刺と桜肉ユッケを

肉を食べれる者達

で食べる事に成った



REN「美味しいですね〜♪

私、蒜醤油が好きですね〜

ドラ美さん!

また今度もお願いしますね?」


ヴァグラス「…………」


ヴァグラスは恐怖した。必ず、かの断崖絶壁の女を除かなければならぬと決意した。


逃げろヴァグラス


トネリコ「美味しかったけど……流石に

ヴァグラスさんのいる所で

食べるのは気が引けたわね……」


それでも食べる

あたり、レンの姉である


eye『馬は体温が高いので、生でも食べる事が可能です

赤身よりも、鬣の肉が高級だったりします。』


ドラ美「結局……

何だかんだ言っても……

赤身肉は美味しかったですね……

これって、私に戦車がくるんですか?」


eye『来ないです、食べたのは〜♪

馬の部分でぇすぅぅから〜♪

らら〜らーらんらららんらんらら〜♪

chariotの〜本体は〜♪

ウーマーが〜引く〜♪

馬車の部分なん〜♪ です。』

弘二「急に歌うよ!」


chari『ミュージカルなんてしてないで、わたし今

動けないんだわ。』


弘二「仲間にしたら……

真面目な性格で

アイと衝突しそうだから……

どうする? アイアイ?」

eye『放置しましょう。』

chari『そうはいかないわ。』


chariotは消え

声が聞こえた


7『わたしは、成功や征服の人格データ

七番[戦車]

好きに呼ぶと良いわ。』


弘二「僕の中に来ちゃったよ……

アイアイとなるべく

喧嘩しないでね?

えっと……

騎士ってナイトって言うらしいからね〜

……ナイトっぽい名前だから……ブ

ブロ……ン

ブロンド!

ブロンドさんで!!」


eye『Blondさんと、表記すれば良いのか

Burondoさんと、表記するべきか

それが問題ですね。』


ドラ美「危なそうな

ネーミングは

止めましょう!! 師匠!

その内

取り返しのつかない事に

なりますよ!?」


弘二「え〜? じゃあ……

もう名前は

ブランドさんって

呼ぶしかないのは確定的に明らか」


eye『おいィ?

brandは今の言葉聞こえたか?』


brand『駄馬よりマシ駄馬よりマシ駄馬よりマシ駄馬よりマシ――』


ドラ美「真面目な性格だから

こんな小隊に居る

負担を考えたら

可哀想ですよね……」


eye『このままではbrandの寿命がストレスでマッハですね。』


おまけ


eye『罰ゲームがてら

再度、callに

チャレンジしてみてはどうですか。』


ドラ美「そんな事言って……

人格データさんは誰も

来ないんでしょ……?」


eye『Just Do It!!

Just Do It!!

教皇はまだ言ってませんし、女教皇を女司祭と間違えてるんです。』


弘二「こういった

自分以外のミスを見付ける所!

親近感を感じるね!」


ドラ美「わ……わかりましたよ……

きっとまだ呼んで無い方が来るんですよね?」


eye『信じるも、信じないも、ドラ美さん次第ですが、これだけは言っておきます

信ジル者ハスクワレル。』


ドラ美「……審判!!

悪魔!! 死神!! 皇帝!! 教皇!! 女教皇!!

……せ……節制!! はぁ……はぁ……

塔!! 太陽!! 月!!

恋人!! 隠者!!

吊るされた男!!

正義!!

愚者!!」


eye『はぁい♪

foolです。』


ドラ美「サン!!」


eye『黙れ小僧。』


ドラ美「ジャスティス!!」

eye『セクシーですね。』

弘二「年末に放送する

番組見逃しちゃったよ!!」


ドラ美「ムーン!!」


弘二「ライト〜♪」


eye『パパパッパッパッパ、パァウァー!!』


ドラ美「出ないんですけど……」


eye『信じる者はすくわれるんですよ、足元をね。』

ドラ美「もう……誰も……信じたくないです……」


brand『貴女には、シンパシーを感じるわ。』

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