第ニ十話 初めての任務
もう少しスペースを空けた方が良いという助言を頂いたので、間を空けてました、素晴らしい助言を
ありがとうございます
盗賊の拘束後、然るべき所に引き渡した葉賀根塩達は、総合組合という所に来ていた
所謂ギルドであるが、【商業】【戦闘】【採取】等細かい分野があり又は、何でも屋の様な
「ああもう! めんどくせえ!! 何でも来いや!!」
な何をしていいか解らない、決められない人向けの、好きな依頼を選べる正に【自由】な所もある
弘二「いやっほぅ!! まるでゲームだ!!」
eye(SE:パンパカパーン! パーパーパパッパンパカパーン♪ テッテレー♪)
ヴァグラス「喧しい!!」
ドラ美「師匠! 騒音公害は止めてください!!」
弘二「本当に申し訳ない……ところで、トネリコさんとベニヤ板さん、僕はこの通り戦車なんだ、
解るね? つまりだね?
僕の代わりに登録してくれないかな? 戦闘系や採取系なら自信が有るから」
REN「良いですけど、今のベニヤ板発言について
詳しく言いなさい……」
弘二「レ……レンさん目がマジだし、口調が……敬語っぽくなくなってるよ……?」
トネリコ「レンは本来親しい人にしか喋り方を崩さないのよ? 良かったわね〜レン? お兄ちゃんみたいな方が出来て」
弘二「え? いや……その……僕はセクシー系や美人系よりも……可愛い系や美少女系や美幼女系が好きなんだけど……
だからトネリコさんより、レンさん派っていうかね?」
トネリコ「にゃ!? そ……そういう意味でお兄ちゃんって言った訳じゃ無いのよ!?」
ドラ美「しかもフラれて……」
弘二「でもアイが一番!! Урааа!!」
eye『恥ずかしいので止めてください、それよりも
中に入りやがってください。』
弘二「豆戦車に変身!」
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
〜ギルド内部〜
弘二「こちらKJ! コードネーム【エージェント・スレンダー】及び【エージェント・グラマー】ギルド内部に潜入したようだな?」
eye『潜入ごっこがしたいなら、無線機を出せば良いんですよ。』
弘二「なにそれ便利」
筋肉男「何だお前ら!?」
REN「あ! えっとその……登録に……来たんですけど……」
筋肉男「お前、女みたいに細いしチビだな! 向いて無いぞ!!」
REN「は?」
筋肉男「男ならもっと! こう……ムンッ!! 鍛えろ!!」
RENは筋肉馬鹿の首根っこを掴み力を込めた
筋肉男「イタタタタ!! 止めろオイ!! ぎやあああ!!」
REN「私は女です!! もぎますよ……」
筋肉男「何をだ!? (※首です)
お前みたいな力強い身体の薄い女が……居るか!! 女ってのはああいう……奴を……いうんだ!!」
トネリコ「にゃ? 私?」
REN「お姉ちゃん……ちょっと先に登録していてください……片付けてますから」
トネリコ「レン? ダメよ? 許してあげなさい」
筋肉男「め……女神様……グフッ……」
弘二「オイ、筋肉馬鹿が失神したぞ〜?」
eye『(SE:カンカンカーン!!) KO。』
ドラ美「何ノックアウトさせてるんですか!!」
ざわざわと、周囲が響めく
弘二「ねーこれ、不味くね?」
闘士「うおおお!! スゲエエ!! あのマッスルを! 縊り殺したぞ!! あの女の子スゲエエ!!」
REN「殺してませんよ!! しようとは……しましたけど……」
ドラ美「したんですか!?」
トネリコ「あの〜登録ってここの受付でするのかしら?」
受付「え? ……ああハイ!! そうです! 戦闘系ギルドに登録ですか?」
トネリコ「えっと〜はい、それと〜採取系ギルドにも〜」
受付「二重ですか? 珍しいですね……纏めて出来る万屋ギルドに登録した方がオススメですよ?」
トネリコ「戦闘系や採取系を進められているのよ〜」
受付「どちらに進められているのでしょう?」
弘二「僕だよ?」
受付「うわっ……凄い鎧ですね……では登録料を」
トネリコ「じゃあコージさん?
支払いをお願いね〜」
弘二「マジかよ、金いるんか〜現物支払いって大丈夫ですか?」
受付「あっハイ……審査に通れば」
弘二「こういった時は、お酒!! 僕はお酒は呑まないから、詳しく無いけど〜大抵高く取り引きできるからな〜
吟醸酒でええやろ……どれが良いかな〜大の方で良いか」
eye『停戦目的の贈り物や、戦争中の娯楽用に嗜好品が出せるって言っても、自分には使えないんですけどね。』
受付「え……こんな、お酒見たこと無いですよ? とりあえず審査員さん、御願いします」
審査員「はい……グフッ!? ウマアアアアアアアアアアアアイイイゾオオオ!!」
ヴァグラス「馬ではない! 驢馬だ!!」
ドラ美「ヴァグラスさん、ちょっと黙ってて
くださいね」
受付「そんなに? ……美味しい! もう一杯!!」
審査員「駄目です! この馬鹿者!!」
ヴァグラス「馬でも鹿でも無い! ロ……」
ドラ美「いい加減にしてください……頭冷やすのに外へ放り出しますよ!?」
ヴァグラス「すまない……」
受付「はい、トネリコ様、登録完了です……痛たた……御釣りを……」
弘二「ごめんね? たん瘤の薬は無いんだよ」
REN「私も登録します!!」
弘二「その御釣りで登録料足りる?」
受付「はい、足りますけど……お名前は……」
REN「あ! 私、フローレンスです」
受付「はい、フローレンス様ですね? 失礼ですが……男性の方でございますか?」
REN「アハハハ〜何処見てそう思ったんですか? その節穴な目玉、刳り貫きますよ?」
受付「アハハハ……ですよね〜貴女みたいな可愛い女の子が男性な分けないですよね〜!!
たま〜に女の子みたいな男の子が居るんですよ〜!!」
REN「アハハハ〜そうだったんですか〜今度余計な事質問したら口を縫い付けますよ〜?」
受付「ヒイッ!! えっと……それでは登録完了です……あ……あと一人登録出来ます……よ〜?
フヒヒ〜もう誰が来ても驚きませんよ〜!! ホヒヒハヒ〜クケケケ〜」
eye『精神錯乱をしているので、安定剤を出してあげてください。』
弘二「精神安定剤出ろ〜! 受付嬢さん
これ飲んで? はい、お水も」
安定剤とお水を出した
受付「すみません……取り乱しました……あと一人登録しますか?」
弘二「ドラ美行くか?」
ドラ美「いや……師匠、大丈夫ですか? 私が出ても……」
弘二「人間じゃないけど大丈夫ですか?」
受付「はい、エルフやドワーフ、ケンタウルスも
特に制限はございません」
弘二「竜的なのはOK?」
受付「はい、竜人族も大丈夫ですよ?」
弘二「良いってよ〜
良かったな、ドラ美」
ドラ美「あの私なんですけど……良いんですか?」
受付「その鎧って三人も入れるんですね……」
弘二「豆戦車の搭乗人数は二名まで、ドラ美は大きいから、実際には僕の
豆戦車の内部は
ドラ美で満員だぞ」
ドラ美「えっと……大丈夫ですよね? 本当に?」
受付「ええ、大丈夫ですが……お名前は?」
ドラ美「前の名前は竜ヶ崎 辰美です、今は……ドラビです……」
受付「どらみ様てよろしいですか?」
ドラ美「ビです!! ドラビです!! ドラ美が名前なんです!!」
受付「失礼しました! ドラ美様でよろしいですね?」
ドラ美「はい、そうです」
受付「竜人族のドラ美様ですね?」
ドラ美「あの、私は……ヴイーヴルです、竜人族ではありません」
弘二「さすがドラ美!
素直な正直者だなぁ……」受付「はい、ヴイーヴルですね……ヴイーヴルのドラ美様と……登録完了です」
弘二「やったあ! あ! これ良かったら、どうぞ……えっとカタログ開いて……変換っと……休憩中にでもどうぞ、ボクが一度呑んでみたかったけど、飲食出来ない身体に成ったので、杏入りのお酒とビールです、割って呑みたかったんですけどね〜」
受付「良いんですか? ありがとうございます!」
弘二「良いの良いの〜仲間が迷惑掛けた御詫びだよ〜」
eye『マーマイトも出します?』
ドラ美「マーマイトは駄目です」
eye『チッ』
ドラ美「舌打ち!?」
弘二「さーて、ミッション受けに行くか〜」
ドラ美「師匠! 掲示板ですよ! 見ましょうよ〜!!」
REN「あ……凄い多いですね〜」
トネリコ「受けられるのは、戦闘系と採取系よ〜?」
弘二「どれどれ〜? おお〜」
REN「コージさん!! これなんかどうですか!? 私達が来た、クッコロの森
の希少鉱石が採れる洞窟に住む、宝の持ち腐れヴイーヴルの討伐!! 高額ですよ!! ドラ美さんも居ますし! イケますね……」
トネリコ「レ……レン? さすがにそれは……ダメよ?」
ドラ美「馬鹿ですか? 私に自害しろとでも?」
弘二「レンさんの馬鹿!! もう知らない!!」
eye『RENさんの低能!! この低脂肪乳!!』
襤褸糞である
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
REN「お母さーん!! 私は今行商人の護衛任務来ていまーーす!!」
ドラ美「誰ですか!? レンさんにこんな事吹き込んだの!!」
弘二「アイ〜また、レンさんに知識を脳に植え付けたな〜?」
eye『悩むくらいならと、サイコロで決めたので、ちょちょいと。』
商人「あんたらで本当に大丈夫なんですよね?」
eye『no problemです、ビールでも飲んでリラックスしな。です』
商人「運転中!」
弘二「まあね、最悪ね、馬に何か万が一の事があってもね、僕やヴァグラスさんがね〜引くからね? 大丈夫だぁ〜ウェッウェッウェッ」
ドラ美「師匠って何歳なんですか!?」
弘二「これでもまだ享年20代だぜbaby!」
ヴァグラス「私は引かんぞ?」
eye『引ける自信無いんですか?』
ヴァグラス「何だと!? 嘗めるな!! 余裕だ!!」
eye『またまた〜そんな事言って見栄っ張りなんですから〜』
ヴァグラス「見栄では無い!!」
eye『じゃあ、もし馬に何かあっても引けるんですか〜?』
ヴァグラス「ああそうだ!! 余裕で引ける!!」
eye『じゃあ引くんですね?』
ヴァグラス「無論だ!!」
eye『プッ――ククク――クスクス――チョロ駄馬〜♪』
ヴァグラス「謀ったな!? ま……まあそうそう狙われる事も無いだろう……」
弘二「フラグかな? ところでレンさんやトネリコさんやドラ美は何の職業にしたの?」
REN「私は珍しい銃使いと副業に回復が居ないので……医師にしました! 回復魔法が覚えられるらしいんです!!」
ヴァグラス「お前が医師? どちらかと言えば姉の方が向いてるぞ?」
REN「桜肉って美味しいんですかね?」
ヴァグラス「止めてくれ」
弘二「確かにレンさんは医師っぽいよな」
ヴァグラス「お前頭大丈夫か?」
弘二「ヒッドイ!! アイやドラ美なら解るだろ〜? レンさん医師っぽいよな?」
eye『まあ、名前が看護師ですね。』
ドラ美「名前……確かに……ナイチンゲールって人が……」
弘二「フローレンス・ナイチンゲールな〜」
eye『フローレンス・ナイチチニゲール。』
REN「アイさん私を馬鹿にしましたね!?」
その時、炎の魔法が馬を焼き旨そうなこんがり焼けた馬肉になった
弘二「何をするだーァ!! 許さぁん」
商人「よくも大事な妻兼馬をを殺したな!! 許せん!!」
ドラ美「ヴェッ!? 待って!?」
ヴァグラス「ああああ! 私が荷馬車を引く羽目になった!!」
女海賊?「止まれ!! 我等海賊! ランドパイレーツだ!!」
ランドパイレーツ
陸の海賊
説明
全ての海を巡るべく、船旅へと出航した、女海賊のキャプテンと乗組員達が、食料品の買い出しや休息の為に上陸したが
訳あって陸で海賊をしている、その理由は次回に〜




