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第十七話 森からの脱出

とうとう森から出ます! やったね

森の中をキャンプをしながら進み、森の出口に近づいて来ている葉賀根塩一行は、迷彩を施すという事を思い付いた葉賀根塩により、迷彩のカラーパターンを選んでいた

弘二「……という訳で! 雪の中で迷彩により姿を隠した伝説の狙撃手は白い死神として恐れられて居たんだよ〜」 REN「凄いですね……そんな人が居たなんて……」 eye『RENさんは別名黒いまな板として恐れられて居ますね。』 ドラ美「アイさんもアイさんで恐れ知らずですね……」 REN「アイさん以外のサポーターに代えましょうよコージさん」 弘二「ヤダァ!! 嫌だよママ! ボク、アイが良いの!」 REN「誰がママですか!! 私達はパパやママを探す度に出るんでしょ!? 私はママじゃないです!!」 弘二&eye『「お前がママになるんだよ!!」』 ドラ美「話しが脱線し過ぎですよ師匠!! 迷彩施すんじゃ無いんですか!?」 弘二「そうだった!! 痛兵器にしようぜ!!」 ドラ美「いや……師匠、自分自身の身体ですよ? 良いんですか? 恥ずかしく無いですか?」 弘二「ボクはネタゲーもバカゲーもバグゲーも鬼畜ゲーも死

にゲーもリョナゲーも許容範囲内なんだよ? 好きなジャンルは〜難しく考え無くて良いアクションゲームだ!」 ドラ美「さすがにリョナゲーはちょっと……」 弘二「二次元限定だから……セーフ」 トネリコ「迷彩って見た目を変えるのよね? ヒヨコの迷彩とか子猫の迷彩は無いのかしら?」 弘二「トネリコさんメルヘンチックだなぁ……でもそういうのと違うからね? 今は森だけど雪の迷彩にしようかな? 寒冷地用の白い色の……」 eye『白いと神の使いと間違われそうですね。』 弘二「皆も意見が有ったら行ってね?」 REN「もふもふした可愛い感じに……」 弘二「何? モフモフ兵器でトウモロコシを病院に届けるつもりなの!?」 ドラ美「師匠……そのネタは危ないですし……日本人にしか通じませんよ?」 ヴァグラス「要は隠密の為の擬装だろう? 成る程な、実に有用だ……もう直ぐ森を抜ける、森を抜ければ市街地へと続く道がある、森林の擬装は意味を成さない

だろう……保留で良いのではないか?」 弘二「保留ねぇ……」 eye『チートコードを使えば、オリジナルのエンブレムやペイントを施せますよ。』 弘二「チートコードってペナルティ有るの?」 eye『無いです、ただ単にレベル上げの醍醐味が減ったり、限られたルールの中で遊ぶゲームの醍醐味が減ったりする位ですが、チートコードを入れなければ出来ない機能もあります。』 弘二「それが自作迷彩のペイント?」 eye『そうですが、実はチートコードで自分で好きな身体を作れます。』 弘二「えっ!? つまり……多脚戦車も格闘で怪獣と戦う巨大ロボットとか!?」 eye『まあ、概ねそんな感じですね。Kojiさんはロケットパンチでも使うつもりなんですか?』 ドラ美「ロケットパンチって高確率で戻って来なそうですよ?」 弘二「いや、そっちの飛ばす方じゃ無いロケットパンチね?」

葉賀根塩達が話しながら進んでいると、賞金稼ぎが数人現れた


賞金稼ぎ一「バグラス!? お前生きて……ヴイーブルを生け捕りにしたのか!?」 賞金稼ぎの金安(かねやす) (はじめ) は驚愕している

ヴァグラス「ヴァグラスだ!! ……ぐぅっ……運の悪いッ……」

賞金稼ぎ二「ヴァグァブラジュ! 俺達はヴブギャフの捜索も兼ねて来たんだぞ? 幾らか分け前クレよぉ!!」賞金稼ぎの金武(かねたけ) 二郎(じろう) はヴァグラスの名前が言えず、6のダメージを受けた ドラ美「噛み噛みじゃないですか!! 口の周り血塗れですよ!?」 ヴァグラス「お前ら名前ぐらいまともに言えんのか!?」 弘二「ヴァグラスさんどうすんの?」 賞金稼ぎ三「まさかとは思うがヴァグラス……賞金首のドラゴンに寝返ったんじゃ無いだろうな?」 賞金稼ぎの飛倉(ひぐら) 三郎(さぶろう) はヴァグラスを疑いの目で見ているがまともに名前を呼ぶ程には常識的だ 弘二「ヴァグラスさん……疑われてるよ?」 ヒソヒソと葉賀根塩はヴァグラスに言う、口が有ればニヤついていただろう ヴァグラス「うむ……」 ヴァグラスは賞金稼ぎ達の元へ歩み寄り賞金稼ぎ達の後ろに立ち葉賀根塩達の方を見る REN「ヴァグラスさん

が裏切った!? コージさん!! ヴァグラスさんが裏切りましたよ!!」 ヴァグラス「私は戦いは常に自らを有利に向かう様に立ち回る……」 eye『私は常に強い者の味方だですって?』 ドラ美「信じてたのに……」

REN「この駄馬始末します?」 弘二「Gute Tank!! 賞金稼ぎ達! 僕は弘二! 戦車の弘二さ!」 賞金稼ぎ達が今さら戦車が居る異常事態に気付いた 一「なななな!? 戦車!? 何で戦車が!?」 二郎「すげえ!! 金払うから俺も乗せてくれよ!!」 三郎「ま……待て二郎……どう考えても敵サイドだろ!?」 弘二「そうだよ? 仲間狙う時点で敵だよ? とっくに戦車面(タンクサイド)に堕ちてるよ?」 eye『私は既に英国面に堕ちてますよ。』 REN「いや既にその仲間から裏切り者が出てるんですが……」 ヴァグラスは剣を構えている 一「そういう事だ、残念だったな!」 葉賀根塩は主砲を賞金稼ぎ達に向けた 弘二「本当にヴァグラスさんは頭が良いな」 ヴァグラス「フンッ!!」 ヴァグラスは賞金稼ぎ達を後ろから剣の側面で叩いた 二郎「裏切っ……た……なバブルス……」 二郎は気絶した

三郎「卑怯者……」 三郎は記憶を失った 一は打ち所が悪かった

弘二「敵を欺くにはまず味方からって諺通り! やっぱり頭が良いね! 上手く背後をとったね!」 eye『excellent。』 ヴァグラス「初めから見抜いていた癖に何が欺くにはだ……」 REN「どういう事ですか?」 ヴァグラス「砲身だ……私から僅かに狙いを反らしていたからな、主砲の威力を知ってる私に威嚇射撃する訳無いだろう?」 一「ふわぁ! お馬さんでしゅね〜! しゅもーい!!」(訳:うわぁ! お馬さんですね〜! 凄ーい!!) 弘二「うん、そうだよ! そもそも僕は敵の調子を崩して自分のペースに持って行く為に煽るからね! ヴァグラスさんを煽らなかったからそれで気付いた?」 ヴァグラス「いや……狙いがずれていたから気付いたのだが……煽りにそんな理由が有ったのか……勉強になるな」

一「ママーッ!!」 ドラ美「ち……ちょっと!! 止めてください!! 来ないでください! 私はママじゃありません!! 師匠助けてください!!」

弘二「……ん!? ちょっと待って!? 賞金首のドラ美退治するのにこの人数って少なく無い!?」 ヴァグラス「ハッ!? 確かに……囲まれたか!?」

その時、弓矢が放たれてトネリコの胸部の中心に刺さった

そして周囲から多数の冒険者と賞金稼ぎが現れた

トネリコ「にゃ!?」

弓兵ゴライアス「hit!! 毒矢命中!!」 魔法使いアンデル「狙いが違うんだよもう!! ドラゴンとかセントールに当てるの! もし敵の仲間じゃ無かったら保護しなきゃ駄目でしょ!?」 聖騎士ヘンリー「もしアンデルの言う通りならば……解毒をせねば死ぬぞ!? ってそもそも矢が、心臓のど真ん中に刺さった時点で!!」 弘二「毒矢!? ヤバいぞ〜ヴァグラスさんとドラ美とレンさんは僕の中に入って〜」 eye『どんどん、しまっちゃいましょうね。』 トネリコ「ミャアア……私……死ぬのね……今普通にぴんぴんしてるのに……遅効性なのね……」 ゴライアス「いや、それ速効性……」 トネリコ「ああ……じゃあ大丈夫ね〜良かったわ〜」 トネリコは胸部の間に挟まってた矢を抜いた

アンデル「凄い……ねえ? パーティーに入らない? ガーディアンとして是非とも!」 トネリコ「私はレンの居ない所には行かないわ」 REN「お姉ちゃん……」 弘二「キマシの塔!! うーん、百合は いいぞ。」 eye『私がRENさんの立場なら濡れてましたね。』 ドラ美「オイルとかでですよね!? アイさん!? オイルって言ってください!」 REN「私……惨めに感じるんですよねお姉ちゃんが隣に立つと……」 トネリコ「にゃ!? 私は唯……レンを放って置けなくて……レンに惨めな思いをさせるつもりは無かったのよ……」 ヴァグラス「良い姉ではないか……レン、謝るんだぞ?」 REN「私が悪い流れですかこれ……」 eye『exactly!!』 ドラ美「さすがに可哀想ですよ!」 REN「……皆さんのご指摘を真摯に受け止めて、巨乳という大きな、ク、カテゴリーに比べたらア、自分自身、ジィッブッン自分胸の、惨めさノォォー、ウェエ、膨らみをつけるっていう

ー、ことで、もう一生懸命ほんとに、低脂肪乳問題、巨乳ゥゥウウ人ッハアアアァアーー!! 巨乳人気問題はー! 私のみウワッハッハーーン!! 私のッハアーーーー! 私ノミナラズ! 女の子みんなの、グスッ……女性中の問題じゃないですか!! そういう問題ッヒョオッホーーー!! 解決ジダイガダメニ! 私ハネェ! ブフッフンハアァア!! 男がね゛え! 男が私に非難ジデモ゛オンナジヤ、オンナジヤ思っでえ! ウーハッフッハーン!! ッウーン! ずっと努力してきたんですわ! せやけど! 変わらへんからーそれやったらワダヂが! 代表者として! 文字通り! アハハーンッ! 命がけでイェーヒッフア゛ーー!!! ……ッウ、ック。巨乳と巨乳好き共! あなた達には分からないでしょうけどね! 平々坦々とした、絶壁(比喩)を脱却して、本当に、「無が努力しても一緒や、零が努力しても」。じゃあ私がああ!!

努力して!! この体の胸を! ウグッブーン!! ゴノ、ゴノ胸のブッヒィフエエエーーーーンン!! ヒィェーーッフウンン!! ウゥ……ウゥ……。ア゛ーーーーーア゛ッア゛ーー!!!! ゴノ! 体の! 胸ガッハッハアン!! ア゛ーー体の胸を! ゥ変エダイ!」 ドラ美「分かりましたから! 汚い泣き方しないでください! 出身地日本じゃ無いのに何で知ってるんですか!?」 eye『ドラちゃんに出会う前に暇潰しで私が動画見せてたからですね。』

ドラ美「ドラちゃんは止めてください!! 押し入れで寝ませんから私! それにどら焼よりも鯛焼き派なんです!!」 弘二「きゃあ、じぶんごろしって言って?」 ドラ美「言いません!!」


RENの自棄になってやった自虐ネタにアンデルがうなずいている、アンデルもRENと同じコンプレックスが有るのだ、コンプレックスに悩む女の子は可愛いね

ヘンリー「なに同調しとるんだアンデルお前コラ」

弘二「さて……凄い今ピンチなんだよね〜…………どうすんの? これ」 eye『マルチKillにします? All Killにします? それとも――――Massacre?』 ドラ美「物騒!! 全部同じ意味合いじゃないですか!! アイさんもっと平和的に解決出来ないんですか!?」 弘二「仕事に私情挟まない人なら平和的な解決とか出来ないと思うけどね……なんたってドラ美ったら賞金首だし?」 REN「と……とりあえず埋めましょう!! 私まで賞金首に成りたく無いです!!」 ドラ美「サイコパス!? 私以外の女性全員サイコキラーしか居ないんですかこの小隊は!?」 弘二「人外小隊ってチーム名にしようかと思ってたけど、サイコ小隊にしようかな?」 eye『いつか本隊としてサイコ分隊作ります?』 弘二「パンジャン分隊作りたいね」 eye『ジャイアントパンジャントドラム大好きです。』

ゴライアス「とりあえず狙おう? あのでかい喋るベヒーモスから」 アンデル「そうだね! 行くよみんな! チームワークの良さと友情できっと勝てるよ!」 弘二「フヒヒャハハハハ!! (邪悪な笑い声)そう容易く倒せると思うか!? 来い勇者よ!!」 eye『面白い奴だな、気に入った。殺すのは最後にしてやる。です』 ドラ美「止めてください!! 師匠! 悪役ですか!?」 REN「ヒーラーっぽいのから潰すのはこの世界の戦いの鉄則ですよコージさん!!」 弘二「知ってるよ? ゲーム大好きだからね! ヒーラーが潰されると困るのは重々承知してるからね! 自分がやられて嫌な事を敵にやるのは有用だよね♪」 ヴァグラス「下衆な考え方も役に立つのか……」 弘二「人の嫌がる事を進んでヤるでゲス!」 そう言いながら葉賀根塩が戦車砲の威嚇射撃で岩を砕いて見せたら皆は即堕ちで威勢が無くなって青ざめた

トネリコ「そうよ! 良いこと思い付いたわ! コージさんの魔法でなんとかするのよ!」 弘二「いや……レベルが足りなくて魔法があまりね? 無いんだよ?」 トネリコ「魔砲弾も使えるって言ってたじゃない? 何か無いのかしら?」 eye『閃光弾や雷電弾や冷凍弾等がありますよ。』 弘二「冷凍弾が良いな……」 eye『催眠弾や麻痺弾もありますが、冷凍弾で良いんですか?』 弘二「催眠弾にするかな」 eye『魔力注いでください。』 REN「じゃあ私が注ぎます!」 eye『そういえば、魔力を貯めて置いていざという時に魔力を引き出して補給も出来る、マナバンク機能の説明を忘れていました。』 REN「そんな便利な事出来たのにどうして忘れてたんですか!?」 eye『テヘペロ。』

弘二「そうだ! ……さて、生贄に仲間を1人差し出したら助けてやらんでも無いよ?」 ゴライアス「皆……じゃんけんしよ」 ヘンリー「ふざけるなゴライアス! 仲間を1人切り離すのに何がじゃんけんだ!!」アンデル「あ……生贄に切り離すの確定なんだ……」 ゴライアス「じ……じゃあ……多数決で……」 アンデル「あの……その……仲間の絆とかそういうのは無いのかな? 近くに居るのにずっと黙ってるバーニーもなんとか言ってよ!」 拳闘士バーニー「アンデルを生贄に1票……」 アンデル「何で!? あの……私役立ってるよね!? 治癒魔法とか!」 バーニー「豊艶差が足りないから」 アンデル「酷いや……嘘だと言ってよ……バーニー!!」 ゴライアス「じゃあ公平に……ミーはアンデルを差し出そうとおもうね、色々けちを付けて来るし、前も敵と間違えたからって口やかましいんだよ……たかが子供1人なのにさ、しらを切って言わなきゃバレないのに」 ヘンリ

ー「いや、お前の誤射も酷いだろ……三日間寝込んだんだぞ?」 バーニー「アンデル2票入ってるよ」 弘二「関係破壊は気持ちいいゾイ!!」


葉賀根塩はRENの魔力で催眠弾を撃ちまくる、多人数が眠りに堕ちていったが例外もいた


アンデル「え……あ……」 弘二「あんれま……ヒーラー魔法使いが残っちゃったね〜睡眠の状態異常を無効化するアイテムか魔法でも懸けてたの? それともポーションとか?」 アンデル「た……助けて……死にたくない……命ばかりはどうか……取らないで……」 弘二「見逃して欲しい?」 アンデルは必死にうなずいている

弘二「敵意が無いなら帰って良いよ? 仲間に成りたいなら全然大丈夫だけど……レンさんとキャラ被るね……」 REN「貴女とは仲良く成れそうだと思います!」 アンデル「確かに……成れそうだよね……」 REN「でも……私よりも大きくなったり少しでも膨らんでたら……私何するか自分でも解りませんけど……」 アンデル「イィィィィン!!」 ドラ美「レンさん!! 泣き出しちゃったじゃないですか!! アンデルさん泣かせたら可哀想ですよ!」 ドラ美はnameとjobが視れます

弘二「泣くなよ〜大丈夫だって〜敵意が無いなら何もしないから〜」 eye『お前は最後に殺すと約束したな? あれは嘘だ。です』アンデル「私……帰って良いかなぁ……もう賞金稼ぎの支援クエストとかどうでも良い……病気の弟の為にも死ねないよ……」 弘二「そうなんだ〜病気の弟が居るんだぁ〜」 アンデル「や……止めて!! 弟には……手を出さないで!!」 eye『出す手が無いです。』 弘二「よっしゃ、アンデルセン乗りなよ家まで送るから、オマケに緋緋色金もプレゼントだ」 葉賀根塩は緋緋色金を出した アンデル「え……」 弘二「売れば大金だし魔法の杖にも成りそうだよね♪ ニヒヒヒ〜」 eye『要約すると、これで薬代でも稼げですね。』


この物語に出てくる名前は殆ど適当です

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