第5話 ステータス操作
ブックマークがされてました。
死ぬほど嬉しいです。
質問なども待ってまーす‼
仕事も終わり今日も汚い寝床で寝る。
そして朝がくる。
そんなことを繰り返す内にいよいよ明日が闘技大会である。
まずは俺のステータスを確認してみよう。
最近気づいたのだか律儀にステータスオープンと声をだして唱えなくても心の中でステータスと言えばみれることが分かった。
ステータスオープン‼
中尾 耀 20歳 日本国
LEVEL 3
体力 110
魔力 55
力 105
防御 25
すばやさ 55
器用 330
運 250
スキル 鑑定3級 ステータス操作【103】
やったー!
レベルが1から3になってる!
毎日の肉体労働のおかげだね!
やったねテルくん‼
でもステータスは相変わらずゴミですね‼
とても勇者とは思えん‼
うん…そう言えば僕…勇者でしたね…
イカンイカン!
今はそんなこと考えてる場合じゃない!
イエス‼心を落ちつかせよう。ヒッヒッフ~~。
よし、まずは素直にレベルが上がったことを喜ぼう。
俺のステータスは器用と運が他の人と比べて飛び抜いて良いようだ。
てか何で何の役にもたたない器用と運ばかりがこんなに上がってんだよ…
運250とか嘘つくな‼ 運が良ければ奴隷なんてやってねぇよ‼
ふざけんなよ異世界‼
落ちつけ俺…そうだ!楽しいことを思いだそう。
エルザードのおっぱいエルザードのおっぱいエルザードのおっぱい
よし!俺まだやれるよ。
まずはステータス操作について考えてみよう。今まですっかり忘れてたよ…。
とりあえず心の中でステータス操作と唱えてみる。
すると頭の中に機械音が流れる
<おはようございますマスター。それではステータス操作を開始します。枠内のポイントを使ってステータスを操作しましょう。>
なんだか頭の中に声が流れると言うのは結構気持ちの悪いものだな。
そんなことを考えていると
<他人のおっぱいの事を考えて心を落ちつかせるマスターよりは気持ち悪くないと思われます>
とステータス操作の音声にツッコミをもらう。
てかこの声、意思があんの?
<はい。ステータス操作と言うスキルですが私には知能があります。とりあえず面倒ので早くポイントを使ってください>
色々、聞きたいことがあるがまずはこのスキルについて片づけてからにしよう。
『この<103>って言うのがポイントだな?これはどうやって使えば良いんだ?』
<チッ…面倒ですね…>
今このスキル舌打ちした挙げ句、面倒って言ったよ。
びっくりだよもう…仕事しろ仕事‼
<うるさいですね。そんなことだから童⚪なんですよ…>
何でそんなことまで知ってんの!?やめてそれ以上、俺に厳しくしないで…もう泣きそう…。
<泣かれても面倒なので説明しますね。まずこのスキルポイントとはレベルが上がると1ポイント+されていきます。そしてこのポイントをステータスに移動されることでマスターの虚弱なステータスを底上げすることが出来るのです!とりあえず試してみましょう。ステータスを出してみて下さい>
『分かったよ。<ステータスオープン>』
とりあえずこのスキル操作の言うことに従っておこう。
ナカオ テル 20歳 日本国
LEVEL 3
体力 110
魔力 55
力 105
防御 25
すばやさ 55
器用 330
運 250
スキル 鑑定3級 ステータス操作【103】
俺の目の前に半透明なプレートが浮かび上がる。
<ステータス操作をタッチして下さい。何を上げるかはよく考えてから上げることをオススメします。それではおやすみなさい。>
スキルって寝るんだ…
声に従ってステータス操作にタッチする
ポンっと音がするとまた目の前に文字が浮かび上がる。
【103】
+
-
なるほど分かったぞこの+を押すことでステータスを上げれるんだな‼
まずは何を上げよう。
悩むな~。よしまずは力でも上げてみる。
ステータス欄にタッチしようとした瞬間
「いつまで起きてんだ‼1人でぶつぶつ言いやがって気持ちわりぃな‼」
横で寝ていた同室の奴隷先輩から愛の鞭をもらう。て言うか蹴り。
母さん僕は異世界に来て蹴られてばかりです。
明日は大会だ。早めに寝ておこう。