残業するのも悪くない(200文字小説)
仕事始め。
暮れにやり残した仕事に追われた。
ようやく仕事を終えて会社を出た。
最終電車に滑り込み、自宅のある駅で電車を降りた。
駅前の屋台に目を奪われ、ふらりと立ち寄った。
「お疲れ様」
隣り合わせた見知らぬ女性に声をかけられた。
「お一人ですか?」
「ええ。30分前から」
彼女はそう言って苦笑した。
年明け早々、恋人にフラれたらしい。
「一杯ごちそうさせて下さい」
「あら、ナンパ?」
「そうかな」
「あなた、ラッキーね」
仕事始め。
暮れにやり残した仕事に追われた。
ようやく仕事を終えて会社を出た。
最終電車に滑り込み、自宅のある駅で電車を降りた。
駅前の屋台に目を奪われ、ふらりと立ち寄った。
「お疲れ様」
隣り合わせた見知らぬ女性に声をかけられた。
「お一人ですか?」
「ええ。30分前から」
彼女はそう言って苦笑した。
年明け早々、恋人にフラれたらしい。
「一杯ごちそうさせて下さい」
「あら、ナンパ?」
「そうかな」
「あなた、ラッキーね」
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