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200文字小説集 vol.2

残業するのも悪くない(200文字小説)

作者: 日下部良介

 仕事始め。

 暮れにやり残した仕事に追われた。

 ようやく仕事を終えて会社を出た。

 最終電車に滑り込み、自宅のある駅で電車を降りた。

 駅前の屋台に目を奪われ、ふらりと立ち寄った。

「お疲れ様」

 隣り合わせた見知らぬ女性に声をかけられた。

「お一人ですか?」

「ええ。30分前から」

 彼女はそう言って苦笑した。

 年明け早々、恋人にフラれたらしい。

「一杯ごちそうさせて下さい」

「あら、ナンパ?」

「そうかな」

「あなた、ラッキーね」






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― 新着の感想 ―
[一言] このあとは一体どういう展開に? というのがとっても気になる終わり方でした。 私的には、ハッピーエンドしか思い浮かびませんでしたが。
[一言] 拝読しました。 新年早々、ベキる(不倫する)のはダメですよ、鉄人(´・ω・`)
[一言] 思わぬお年玉ですね。 出逢いはどこに転がっているか分からないものです。
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