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ブルードラゴン
龍種の一種。
闇から創造された器が、寒冷地に住む原生種と交わって生まれた種類。
雪山などの寒い土地で生息している。
最初ブルードラゴンと言ったら、水の能力を使うかと俺は思ってたけど、実際に見てみたら使うのは氷の能力だった。
今更空を飛ぶ生物が水中に戻れる道理はないということなのだろうか?
地球でも水陸両棲の生物はいるけど、空水両棲はいない。
必ず陸棲を挟んでいないと駄目なのだ。
空を目指すなら水を捨て、水を目指すなら空を捨てる。
何かを捨てて生き残ることは全ての生物に当てはまることだ。
きっとそうやって、古代の人間も何かを捨てて生き残ってきたんだろうなと思う。




