表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72/115

ヒュドラ

人工的に改造を施された龍種であり、召喚王、ネル・ナベリウスのペットの一種。

部位育成能力により頭部を分化させられた幻想種で、闇の器に対してさらに悪魔の手が触れたことにより、肉体は穢れている。

よって生物的な肉体の強さは非常に弱体化しており、元の幻想種と比べるべくもない。

その代償として、知能の底上げが確認されていて、召喚王の調教に順応するという結果になった。


生物の改造は人間的には禁忌に触れる類のものだろう。

実際、生理的に受け付けない奴もかなりの数に上る。


だが、俺は考える。

こういった所業の果てに、医薬品の数々が作られている現実を。

そうして作られた薬により、多くの命が救われていることを。

犠牲にしたマウスや他の生命……その屍の数……残酷さを。


では、道徳とは一体何なのか?

召喚王の所業とは、そう簡単に否定出来るものではないのかもしれない……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ