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小林 和義
アモールの暗殺部に所属していた俺の友達。
厳しい訓練を一緒に乗り越えた仲間と言うべき存在。
彼は俺をライバル視していたらしく、それが心を歪ませるキッカケになってしまったようだ。
直接敵対関係に移行させてしまう根本的な理由だったようにも思える。
日本の森林地帯で敵対関係になり、俺とアリアの渡航先で殺しあった。
友達を殺してでも、大切な人の願いを叶えること。
それは間違ったことだろうか?
俺は例え間違っていたとしても、構わない。
覚悟とは何か?と問われたら、きっと俺はそういうことを言うのだろう。




