66/115
江藤 團蔵
アモール暗殺部の教官。
俺の師匠でもある。
代弁者としての力を隠し持ち、アモール上層部に悟られることなく任務の日々に明け暮れていた経緯を持つ。
力を隠していた理由は、聖女と同じ扱いをされると自分が死ねないかららしい。
佐々木とは好敵手で、1度殺し合いをしたこともあるのだとか。
戦場では拳銃と愛用の刀を持って戦う。
白兵戦が軽んじられる昨今ではあるが、銃に対して有用ではない人間は極少数ながら存在する。
さらに日本では銃刀法の関係もあり、刀は有用な戦闘手段として重宝している。
この人から教えてもらったことは、俺が地獄に来てからも体が覚えていた。
銃に詳しかったのはその為だ。
多分、今後も人間としての俺の師匠であり続けるだろう。




