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ララ・シーメール

ラース騎士団第3隊長の悪魔。

半吸血鬼の中でも、最も戦闘能力が高い。


自然干渉系能力と身体干渉系の能力をバランス良く使え、それに加えて吸血鬼としての能力として、ドレインを使うことが出来る。

その実力は72柱候補の筆頭としてあがる程。


ガープ一家の次に俺の味方をしてくれた悪魔で、最初はマリアさんの洗脳の影響を受けていたが、次第に自身の意思で俺を助けてくれるようになった。


気絶するまで戦って、目覚めても戦って。

そうした俺への命を懸けた異常なサポートの裏には、種族を超えた感情があったんだと思う。


グリード領にて彼女を俺は看取った。

短い間ではあったが、そこには確かに見えない心の繋がりがあったんだ。


種族の違いなんて関係ない。

命は命だ。

彼女の生き様は、後の新しい世界で普遍的な考えとなった。

種族が互いに尊重しあい、混ざって、多様性を残すこと。

彼女は何にも間違っていないことを、俺は証明出来たんだ。

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