この重い
この重いから
解放される日は
いつだろう
時にずっしり
時に無いように軽く
心の奥にのしかかって
息をするのもやっとの
時がある
明るみに出せばよいか
引っ張りだして
晒して
スッキリしたと
ほっとしたところで
別の時に
ずっしりと重たく
のしかかってくる
存在は簡単には消えない
時が癒してくれる
忙しさが忘れさせてくれる
と
助言されると
そうじゃないんだ、と思う
解放されたいくせに
つらい苦しいと漏らすくせに
癒されて消されてはならない
忘れてはならない
と
心の奥にのしかかる重さを
握りしめた
重さがいつか別の形になって
現れるような気がして
それに向き合う必要があるような
気がして
重いに耐えられる強さが
欲しいとある日願った