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低俗な音

作者: 五等健吾

好きなバンドが解散した。

半年後、ベースとドラムが新しくなり、コンセプトも変えた別バンドができた。


音もノリも歌い方も以前とは違う曲を作るようになった。


ダサい歌詞も、低俗な叫びも無くなった。


ボーカルとギターはこの音楽がやりたかったんだと思いながら、大音量で無理矢理聴いた。

好きになろうと努力した。


澄ました曲に、スタイリッシュな歌詞が乗っている。


低俗な世界には、その住人だけが残ってしまった。


拠り所が無くなった。

はじめまして。


読んでいただきありがとうございました。


御感想などがありましたら是非聞かせて下さい。

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