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一応創作関連?謎エッセイ

【個人企画告知】「ミステリは好きだけど、書くのは無理…」という方、異世界恋愛ミステリなら案外いけますよ!(「春の異世恋推理'26」)

作者: 琥珀

 異世界恋愛ミステリ普及委員会事務局(自称)、琥珀と申します。

 金髪縦ロールの公爵令嬢カタリナが高笑いしながら事件を解決する「公爵令嬢カタリナ」シリーズを9作公開しています。

 初の個人企画「春の異世恋推理'26」をやってみることになりまして、その告知兼ミステリを書いたことがない異世界恋愛書き系の作者様に、なんとかかんとかご参加いただくためのアレでございます。


<企画詳細>

・期間は2026年3月20日(金)〜5月22日(金)

・対象は、異世界恋愛の世界観(中華風和風もOK)を使ったミステリ作品

 今回の企画では、ミステリの定義は

 (1)なんらかの「謎」があり、

 (2)登場人物の誰かが「推理&解明」をする

 の2要素が揃ったもの、とします。

 ※殺人などの謎があっても、「特に誰も推理しないまま、あとで自然にわかりました」はちょっと違うということで……

・参加はタグに「春の異世恋推理'26」とつければOK

・旧作の登録もOKです

・新作で参加していただく場合、告知用活動報告(https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/3562218/)のコメントでお知らせいただけたら、レビューを入れさせていただきます!

※社畜度が高い状況だと、遅れることもあるかもしれませんが、その場合はご容赦ください><


 なんで公式企画「春の推理」が2025年以降なくなったかというと、おそらく参加作品少なかったから。

 ミステリは人気コンテンツなんですが、ミステリを書くハードルは高いんですよね……


 けど、異世界恋愛ミステリはかなり書きやすいというか、めちゃくちゃにハードルが下がります。

 なぜなら、謎にあわせて世界観をいじれる幅が広いから!


 たとえば……


・魔法やオリジナルの毒物、武器も使える。

 たとえば、「魔力が詰まり、最悪死亡してしまう魔力障害」を設定して、犯人が魔力障害が発生しやすくなる条件を揃えて被害者を殺すとかもできます。

 仕掛けつきの屋敷とかも、自然に出せます。

 現代設定だと、「そんな絶海の孤島にどうやってその規模のお屋敷建てたんだよ、建設会社受けてくれんやろ」って、そこからツッコミたくなる作品とか発生しがちですからね……


・警察・司法の介入を排除しやすい。

 警察を出すとなると、それなりの描写が必要。

 事情聴取やら鑑識やら、捜査活動とかも違和感なく書かなきゃいけないし、ハードルがめっちゃ上がります。

 異世界恋愛の皇族王族大貴族とかなら、「最初から呼ばない」を選択できますし、犯人の処罰についても自由度高いです。

 逆に、異世界恋愛的な世界観で警察小説をやるの楽しそうですが。


 というわけで、異世界恋愛の世界観をある程度知っていて、伏線を張って回収できる作者様なら、ほぼほぼ書けると思うのです。

 いや、書けます(真顔)。


 ま、そうは言っても、なかなかハードルは高いのですが……

 ChatGPT先生(課金版)に、このエッセイの下書きを食わせて、ミステリを書いたことのない人に向けに、ハードルを下げるようなアドバイスある?って聞いたら、以下の3点を指摘してくれました。

 ※表現等はこちらで調整しています


①「完璧な謎」を目指さなくていい

・最初から「名作ミステリ」を目指さなくていい

・多少の粗があっても、「物語として面白ければ」十分成立する

・驚天動地のトリックがなくても、「納得感」があれば楽しめる

※ChatGPT先生は「異世界恋愛ミステリは、『論理8割』ではなく『ドラマ8割』でも成立すると伝えましょう」とか言うておりました。それや!!


②事件は小さくていい

 いうて、ミステリ=「殺人・密室・連続殺人」と考えてしまうと、まだまだハードル高いんですが……

 実は私、こんな企画を立てたくせに連続殺人書いたことがないんです\(^o^)/

 でも、単発の殺人でも十分成立するし、そもそも殺人事件でなくてもいいのです。


 ChatGPT先生が出した例だと……


・指輪が消えた

・婚約破棄の理由が嘘だった

・魔法の失敗だと思われていた事故の真相

・「本当の恋人は誰だったのか」


 どれも、「謎の提示」「推理&解明」があれば、十分いけそうですね!

 私は「美形王太子が大切にとっておいたおやつのどら焼きがなくなった」「冬至祭りの贈り物がなくなった」で短編書いたりしています。


③探偵役を有能にしなくていい

・探偵役は天才でなくていい

・たまたま気づいた、話を聞いただけ、感情で動いたでもOK

・勘違いしながら真実に近づいてもいい


 英語圏には「コージー・ミステリー(居心地のよいミステリ)」というサブジャンルがあります。

 ヒロインが事件に巻き込まれて探偵をし、ついでに恋に落ちたりするヤツ。

 原書房さんから「コージーブックス」というレーベルで大量に翻訳されてます。

 1930年代のイギリスを舞台にした『貧乏お嬢様』シリーズとかめっちゃ好き。

 キレキレ名探偵でなくても、全然よいのです。


 というわけで、ハードル、若干下がりましたでしょうか?

 以下、自分なりの執筆する上でのノウハウを、もうちょいご紹介したいと思います。


【オススメの考え方】

①謎の核心部分となる場面を、まずイメージする

・その絵が成立する舞台装置、人間関係を逆算しながら作っていく


 自作を例に挙げると「公爵令嬢カタリナの事件簿:差し替えられた花嫁」では、「シャンデリアの下敷きになった死体があるが、頭部のぱっくりが丸見えになっている場面」がスタート地点でした。

 傷ががっつり見えているということは、その傷は、シャンデリアが落ちてできた傷ではない。

 じゃあ、この死体は撲殺されたん?ってところから、引っ張りまくるという流れになっています。

 そういう大枠から逆算して、被害者の家族や使用人などを配置していきました。


 ミステリといえば「探偵が凄い推理をする」というイメージ強いのですが、「凄い推理」から書こうとすると、無理ゲーなのです。

 ①まず謎をイメージし②謎が成立する舞台を設定して③探偵役が真相に到達できる手がかりを埋めていくと、まぁなんとかなるのです。

 特に、設定の自由度が高い異世界恋愛世界観なら!!


 ちなみに、謎は思いついたものの、どうやっても探偵役が犯人を特定できないこともあります(小声)

 その場合は、謎の方を修正するか、どうにもならなければボツネタということに(合掌)


②先に犯人視点から、話の流れを脳内で作る

 犯人が、どうしてそんなことをしたのか、実際にどうやったのか、犯人の物語をまず妄想しておきます。

 そこに謎に引っかかって右往左往するワトソン役(語り手)と探偵役をのっけると、あーら不思議、みるみるプロットができていきます。

 ワトソン役は、いた方が圧倒的に書きやすいのでマジおすすめ……

 よく言われることですが、コナン・ドイル最大の発明は、名探偵ホームズじゃなくて、お人好しで騙されやすいけれど、読者が安心してついていけるワトソンなのです。


 そして、手がかり、ミスリードなど諸々の伏線は、あとからバランス考えながら配置!

 最初は誰が読んでも犯人秒でわかるわって状態でも、加筆修正しまくればOKですので。


 逆に言えば、★ミステリは完結させてから公開した方がよい★です。

 ここ超重要!


 公開を始めてから、謎の解明が成立しないような記述が序盤に入ってたのに気がついたー!

 もうブクマして追ってくださってる読者様いるのに、こっそり修正はあかんし、といって修正告知したらそこでメタにバレるし、どうするんやこれー!


 とか、恐ろしすぎる……

 「読者様に反応もらえないと、よう書かんのや……」という方は、ChatGPT先生でもGemini先生でもいいので、生成AIに投げて整合性をチェックしてもらいながら書きましょう(真顔)。


 とはいえ、どうやっても謎を思いつかん…という時もあります。

 そんな時は、変化球で!


①倒叙型

 犯人視点で事件を描き、それが暴かれていく形式です。

 「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」シリーズ、最近だと「invert 城塚翡翠 倒叙集」などなど。

 パロディですが『金田一少年の事件簿外伝・犯人たちの事件簿』とかもあります。

 金田一少年の事件簿、見立て殺人とか密室とか派手な事件が多いので、犯人達、色々大変すぎィ。

 「やることが…やることが多い…!!」というセリフは、ネットミームになってましたよね。


 このタイプ、犯人がどこでやらかしたか、どこで探偵役が真相に気づくかが見もの。

 犯人の心理にフォーカスできるので、ドラマを描きたい方にはオススメです。

 「すごいトリック」を構築するのは大変だけど、すごい頑張ったのに自滅してしまう犯人は書きやすい予感。


②叙述トリック型

 語り手が実は犯人でしたー!なアレ。

 生まれて初めて書いたミステリ「公爵令嬢カタリナの災難」がコレなんですが、非常に書きやすかったです。

※語り手がつぎつぎに交代し、あとがきで「私が犯人だと思う方はいいねしてください!」と投票してもらう形式にしました。

 ただ、叙述トリックは種明かしの時に、読者に納得してもらえるよう十分な描写が必要。

 普通のミステリよりも、作者が読者を騙しに行く面が強いので、納得感超大事です。




 ミステリは好きだけど、自分には一生書けないなと思っていたら、異世界恋愛世界観だと書けてしまいました。

 「小説家になろう」に流れ着かなければ、そして公式企画「春の推理」がなければ、自分は一生ミステリを書けないままだったと思います。


 という感謝をこめて設定した、初めての個人企画なので、「ミステリ? いやー自分は無理っす……」という方こそ、ご参加お待ちしています!

 繰り返しますが、異世界恋愛物を書いたことがある作者様なら、異世界恋愛ミステリはほぼほぼ書けます!

 なんなら、小説を一度も書いたことがなくても、するっといけちゃうかも!


 もし今回の企画に間に合わなくても、いつか異世界恋愛ミステリを書いてくださったら、めちゃくちゃ嬉しいです\(^o^)/


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― 新着の感想 ―
誰でも参加できるようで、よかったです!参加の際には、活動報告のほうへ参加報告させていただきます。 異世界恋愛・・・の恋愛要素は、微恋愛、とかでも大丈夫でしょうか?(ヒロインの胸キュン!はあるけど片想い…
ミステリが書けそうな気がしてきました。参加したい!――と思いましたが、よく考えたら恋愛が書けなかったです……。
ランキングからきました! 素敵な、おもしろそうな企画だなぁ、と……私も、ミステリー小説は「読み専」としては非常に好きなジャンルなのですが、書いてみようと思って、トリックを考えようとすると思い浮かばず…
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