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女神の護符  作者: のはな
北の小国編
87/98

山賊退治前のおまけ 夢が具体的になってきた…(R18寄り)

よく夢に願望が出てくるイーゴリ


でも、今回は具体的なので

ちょっと微エロです

時々見る夢



目を覚ますと…楽園というか、裸のヴェーラが寝ていた。


「……(混乱中)」



(…い、いや?俺、やってねぇよな…?いや?記憶がまっっったく、ねぇけど…!?)


朝日に照らされ、長いまつげをたたえたヴェーラのかわいい寝顔を見て混乱の極みに入った。


固まっていると、ふと目を覚ましたヴェーラと目が合った。


「……………(固まってます)」


「…?おはよう…?どうしたの…?」


布団から体を起こしたヴェーラの何も身につけていない清らかな裸体は、白い肌が発光しているようにすき通り美しい。


初めて見るその身体に、イーゴリは激しく脈打つ心臓が口から飛び出るほどだった。


「…っな、なん…っな…」


「…?」


真っ赤な顔で声が詰まる男に、ヴェーラはどこまでも自然体だ。

首を傾げて「ふふっ」と、ふわりと微笑む。


「イーゴリ今朝は、キスしないの…?いつもは沢山するのに…」


「いつも!?」


「あ…!?」


たまらずそのまま上からヴェーラにのしかかると、甘い声がでる。


もはや、ガマンはバカらしい。

そのまま目に焼き付ける勢いで、上から体を隅々まで見ると、ヴェーラは初めて恥ずかしそうに手で体を少し隠した。


(いつもって…なんだ!!??

お…俺、こんなヴェーラを見るのも…こんなふうに押し倒したことも…ねぇのに…っ)


「…そ…その…っこれって…っ…!や…や…っ…!やって…!?」


「…や?」


もじもじした恥ずかしい仕草で体を隠す手をはらいのけ、そのまま手首をベットに少し押さえつけた。


「…やった…のか!?俺…っお前と…!」


「…そんな大きな声で…やだ。恥ずかしい」


その恥じらいのしぐさとわざと目を泳がせたヴェーラの表情に、脳が揺さぶられた。



「馬鹿…。イーゴリの…えっち」


「…!!!」


その破壊力といったらなかった。


恥じらいながらも本気で怒ってはいない。

わざと少しだけ頬を膨らませ、イーゴリの助兵衛心をなじるが、どこか「仕方ない」と容認してくれている。


完全に男女の仲となった、甘さがあった。



「…っい、嫌じゃねぇんだろ…?そんな俺も」


「…ん…っ」


我慢できず細い首筋を舌で可愛がる。

ヴェーラは微かに体を震わせながら、その愛撫にピクリと反応してみせた。


柔らかな胸を下から手で持ち上げるように触ると、良い反応が返ってきた。


「あ…っやぁ…」


指の腹で転がすとヴェーラの声は蕩けて口から漏れた。


初めて見る反応に、イーゴリの心臓はバカみたいに高鳴っていた。



他の女とはあまりにも違いすぎる。


頭の中が溶けていくかのように興奮で真っ白になっていき、ヴェーラの仕草や反応一つ一つが愛しかった。



「…っ、明るい所で…嫌…っ」



夢中になって胸にキスしていると、とろけた声と共にヴェーラが熱い息を吐いて涙目で震えている。



感じている顔に理性がちぎれた。


顔を隠す手を少し強引に引き剥がすと、頬を赤くしたまま目が合う。



(…記憶がなくてもいい…今からまた、同じことする…っ)




「…っ可愛すぎなんだよ…っまじで」



「んん…っあ、そこ…っ」



「…好きか?ここ」




本能のまま手で愛撫し、体を引き寄せた。



「…ここ、お前の…いいとこなんだな…?」



わざと意地悪に言って耳元で囁くと、ヴェーラはさらに甘い声をあげて震えだした。





「…イーゴリ…キスして?」



「…っ!」


引き寄せてきた手と、涙でにじむ目をまともに見てプツっと何かが切れる音がした。


噛みつくようにキスをしてからは、興奮しすぎてまともな記憶がない。


ただ、ヴェーラの身体を可愛がり、恥じらいつつも応える様に溺れた。



「…っあ、ぁ…ぁっ…イーゴリ…っ」


押し広げた脚の間に自分を刻み込むために、準備する。


熱くこみ上げてくる激情のまま、腰をすすめて成し遂げようとヴェーラを引き寄せた。


滴る熱い息をそのままに、沈めていきたかった。




と、そこで目を覚ました。

見慣れた、ニーナたちの家の天井。下がっている乾燥させた薬草の束が、朝日に照らされている…。



「…………………死にてぇ」


顔を手で覆い呻くと、ドアが勢いよく開いてオレグがニーナを抱えて入ってきた。



「おはようございます。

……………健康な反応も戻ってきたようで、完全回復ですね」

「………………お前どこ見てそれ判断してんだよ」


ため息をついて掛布団で脚の間を隠した。


「立派です」

「やめろ!!!」




そんな、山賊を退治する前の小話。




オレグの安定感は書いていて安心します笑

次はちゃんと本編です

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