表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【新人賞感謝です】国で一番かっこいい騎士の伴侶に選ばれてしまいました  作者:   *  ゆるゆ
セィムが窓口にいない日

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/22

BLoveさまで新人賞 ありがとうございます!



 BLoveさまのコンテストで、セィムとシァルが、新人賞をいただきました……!


 途中からの参加で、さらに現代ものが多いなか思いっきりファンタジーで(笑)読んでくださった皆さま、応援してくださった皆さま、 投票してくださった皆さまがいらっしゃらなかったら、絶対にいただくことができない 賞だったと思います。


 ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます……!


 というわけで、感謝の気もちをめいっぱいこめて、つきあいはじめたばかりの 二人の初々しいお話(笑)をお届けできたらと思います!








 シァルさまが、可愛い。



 セィムは、首を傾げる。


 国で一番かっこいい 騎士さまに、救国の英傑に何を言っているんだろうという自覚は、ちょこっとある。



 でも、シァルさまは、可愛い。



 とくに、シァルさまの邸で、ふたりきりになったときは。



 春の夜のとばりがおりると、大気まで、あまやかに香りたつ。


「……セィム」


 呼んでくれる時に長いまつげが、ふるえるさまが


 甘く かすれる 低い声が


 甘えるように小指をにぎる 、ごつごつの手が


 口づけをねだるように、そっと閉じられる、 まぶたが


 可愛くて、可愛くて、可愛くて


 ぎゅうぎゅう 抱きしめるのを止められない。



『シァルさま』

 言いそうな唇を


「シァル」

 に変える。



 そっと抱きよせて、そっと口づけたら、ふうわり 紅くそまるまなじりが


 こぼれる、とろけそうに甘い吐息が


 そうっと目を明けて、 ほんのり うるんだ瞳で見つめてくれるのが


 まるで

『もっと』

 ねだるように、そっと ふたたび 閉じられる、まぶたが


 もっと深いくちづけをねだるように、ほんのかすかに開かれる、 くちびるが



 可愛くて、可愛くて、可愛くて、可愛くて、可愛くて


 うっかり、押し倒してしまいそうになる。



 国で一番強い人を。

 救国の英傑を。


 万年、受付業務しかできない事務員が。


 可愛いすぎて押し倒すとか、ありえないのはわかってる……!




 シァルさまが可愛くて、もだもだしているだけなのに


「セィム」


 呼んでくれる声が、ほのかに尖る。



「一緒にいる時に、他のこと考えないで」


 すねたみたいに上目遣いで見あげてくれるシァルさまが、可愛くてどうしよう──!




 ぎゅうぎゅう 抱きしめたら、とろけるように 笑ってくれる。


 世界中のしあわせを、あつめたみたいに


「セィム、だいすき」


 ささやいて、笑ってくれる。





 そのたび、涙があふれそうになるんだ。



 あなたへの愛が、どこまでも、どこまでも、 あふれてゆくのです。






「あいしてる、シァル」




 かさなるくちびるが



 つながる指が



 あなたを映す瞳が



 奏でるのは




 とろける、しあわせ



 













 読んでくださって 、ほんとうにありがとうございます!


 今、骨が折れていて(笑)スマホで音声入力でこのお話を書いたのです。ということは、これを発音するのですよ……!(笑)ささやきは拾ってくれないので、はっきり、ばっきり発音!(笑)


 恥ずかしいとか何とか言っている場合ではないので(笑)無の境地でやりますが(笑)それでもセィムと一緒に泣いてしまったりして困ります(笑)



 御礼の気もちをめいっぱいこめて、ありがとうございますの動画をつくりました!


 インスタ @siro0088

 Youtube @BL小説動画

 もしよかったら、お話といっしょに楽しんでくださったら、とてもうれしいです!


 ずっと読んでくださる あなたさま、応援してくださった方、投票してくださった方に、感謝の気持ちでいっぱいです。


 ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました……!





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ