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短め虚無ローグ

初めての作品です。!

 皆さんは次元をご存じだろうか。次元とは軸のことである。一次元は線。二次元は平面。三次元は立体だ。二次元を身近なもので表すなら、プロジェクターだろう。プロジェクターにうつる物体に、高さは存在しない。では、プロジェクターの中の物質に高さを与えるとどうなるのか。高さを与えるということは、プロジェクターの前に手を出すようなものだ。その時、プロジェクター上では、影が出来、影の部分は見えなくなる。

 この理論が、俺の魔法である、次元魔法の基本だ。

 また、人が認識出来るのは、二次元、三次元の二つである。一次元は、横幅も高さもない線は人は認識できない。このことから俺が考えた考察が、自分の存在する次元より、二次元以上低い、または一次元以上高いものは認識できない。ということだ。

 僕は三年前にこの世界に来た。剣と魔法の世界だ。そこで分かったのは、神が実際に存在することだ。そして、神は、四次元上に存在している四次元の存在であるということだ。つまり、神は二次元の物体を認識できない。


「次元干渉魔法、「桜花爛漫おうからんまん」」


 地上では赤い満月が浮かんでる中、天界にてこの世界の神たるセラフィムに向かい、この言葉が放たれた。

 空中に放たれた無数の二次元物質がセラフィムを貫く。セラフィムは元天使だ。しかし、反逆を起こし神に成り代わった。そして、地上に災厄をまき散らした。つまり、断罪すべき存在なのだ。おれは天界に残っている天使を一掃し、地上に戻った。








俺は、自分が転生し草原に降り立った。祝福してくれる人などいない。この世界の人はまだセラフィムを信仰しているのだろう。

 俺がセラフィムを殺した理由は気まぐれだ。ただ、転生してからできた親友が災害で死んだだけだ。その復讐をしただけだ。セラフィムを殺した今、もう親友のことはほとんど覚えていない。もうやることがない。だから、故郷に帰ろう。

 俺は、魔力が回復するのを一晩待ってから、禁忌魔法を発動した。本来は世界を超えるのは禁忌だ。しかし、この世界の神が死んだ以上、発動を止める者はいない。


「次元干渉魔法「世桜よざくら」」












 一年前、俺はこの世界にこの言葉で召喚された。王族などではなく、神にだ。その神は俺に、自分の魔法の半分を君に託すと言った。なぜ自分に託したのかはわからない。しかし,その後その神が殺されたことははっきりと分かった。

 

 異世界生活1日目。俺が目を覚ますと、草原にいた。何もない草原だ。俺は腹が減り、ただ行方も考えずに歩いた。


 異世界生活2日目。国にたどり着いた。よくしてくれる友に出会った。


 異世界生活10日目。大災害が国を襲った。友人が自分を守って下敷きになった。そして、その友人からのスキルギフトにより、「並列思考」を獲得。「次元操作」が有効に。


 異世界生活11日目。災害が、神によるものだと知る。復讐を誓う。


 異世界生活30日目。6大迷宮のことを知る。


 異世界生活60日目。一つ目の迷宮をクリア。魔眼「二次元視」を獲得。


 異世界生活100日目。二つ目の迷宮をクリア。魔眼「四次元視」を獲得。


 異世界生活101日目。大天使「アークエンジェル」と対峙。


 異世界生活103日目。二日間の激闘の末、勝利。














 異世界生活380日目。邪神(織天使)「セラフィム」を倒す。





 一年間ずっと1人だった。孤独感がなかったわけではない。復讐に燃えすぎて、頭から外れていただけだ。しかし復讐が終わった今、俺の中は虚無感に溢れている。だから、それを埋めるために、日本に帰るのだ。



 俺は、孤独からの解放という希望を持って、日本に帰った。

俺のプロフィール

名前:羽月凪はつきなぎ

年齢:17歳

職業:学生

筋力:2000

魔力:50000

繊細さ:50000

学力:300

運:10(神殺しの呪い)

スキル:「魔眼(二、三次元視)(左目)」 等


普通の人

筋力:300

魔力:20

繊細さ:300

学力:300

運:300~500






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