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敏感すぎるエンパスちゃん  作者: 田中らら
3/21

悟った日

大人や友達は私に「変わった人」というレッテルを貼り、

みんなから「変な人」と思われてしまうことがあり、

私は人と付き合うことに疲れてしまいました。


昭和後期にはまだ、


ガチガチした「普通の基準」


があり私はその基準から外れてしまったみたいです。


今でも基準はありますよね、

女なら、男なら、

母親なら、父親なら、

子供なら、大人なら、

部下なら、上司なら・・・

誰が何時代に決めた「普通」なのか?

昔の人の考えはすべて正しいのか?

基準から外れてしまった人は悪人なのか?

色々な疑問が浮かんで来ますね。


時代はこんなに変化したのに、大切なことが変わっていない気がします。

長い歴史を変えることは簡単ではありませんよね。


私は孤独が好きで、大勢の集まりは苦手、

でも部屋に閉じこもっているのも嫌で、

図書館にいる時間が多かったです。


本を読んでも作者の感情が伝わって来てしまい、

苦手な本もありましたが、

心地良い波動の本が何冊かあり、

私はそんな本を探しては、

何度も同じ本を読んでいました。


友達は少なく、

本がお友達というキラキラとは縁の無い生活でしたが、

そんな私に嬉しい変化がありました、

17歳を過ぎた頃から敏感では無くなったのです。


原因はわかりませんが、

エンパスが治ることは無いので、

一時的に自分以外のエネルギーを感じなくなったみたいです。


そもそも自分が敏感だと気がついていなかったので、

幼かった頃の不調は子供には良くある症状で、

成長して不調が無くなったのだと喜びました。


そして私は恋をして結婚して母親になることが出来ました。


普通の生活をして、

普通の人生を楽しんでいました。


普通は楽しく自分だけの感情で生活が出来ることは幸せなことだと、

感じました。


しかし、忘れた頃にまたあの感覚が戻って来たのです。

私は20代後半になり育児が落ち着いたら働こうと計画をしていた矢先、

私のエンパス体質がまた強くなりました。


ある夏の晩、エンパス独特のあの感覚、

恐怖、孤独、不安を混ぜたような、

血の気の引くあの感覚に襲われました。


一瞬で過去の嫌な思い出が蘇りました。


そしてまた始まったと悟りました。


つづく


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