苦労ばかりの幼少期
幼い頃の私は今と変わらない敏感な子供でした。
しかし自分が敏感ということに気がつくことは出来ませんでした。
誰も教えてくれないのでわかる訳もなく、
目に見えない症状なので他者と自分が違うことも理解が出来ませんでした。
幼い時の夏は特につらく、
夜になると「死にたくない」
「寂しい、苦しい、怖い」という感情に飲みこまれそうになり、
夜は悪夢ばかり見ました。
黒い大きな影に追われて逃げようとするのですが、
身体が重くて思うように動けない、
夏の夜はこんな夢を良く見ました。
子供はみんな私と同じ感覚なんだとそのときは深く考えることも無かったですが、
大人になりあの時の感覚は私だけが感じていたことなのだと知りました。
生きている人間だけではなく、
お盆で帰って来た霊的なものの重い波動を感じていたのだと思います。
悪夢の原因は他にもあると思いますが、
人より私が敏感ということが一番の原因だと思います。
私は大人や先生、友達の顔色ばかり伺っている子供でした。
みんなの感情が怖かったからです。
他者の怒り、苛立ち、悲しみ、などの感情が、
自分の中に入り、混乱してしまうことがありました。
他者の感情を感知してしまい、
自分はなんて不安定なんだと思い込んでいるエンパスちゃんがいると思います。
早く気が付いてほしいです、
その感情は自分の感情じゃないということを。
不安定な心と付き合うのは大変で、
変化に対応するのに時間がかかり、
学生の時はクラス替えがとても苦手で、
クラスに馴染むまでとても時間がかかりました。
新しい空間、新しい友達に慣れるまで大変なんです。
つづく