プロローグ
突然戦場のど真ん中に転移(?)してしまった。
戦い方もわからない俺を置いて事態は動き出してしまう。
プロローグだけだと何もわからないと思います。
続きがみたいと、思っていただけると光栄です。
俺は新喜 優夏、19歳。
大学は一浪でアルバイトで生計を立てていた。
声が怖いって言われるので、特徴は声で。
特技は・・・ない、かな。
好きな事は、以外だろうけどカラオケ。
音感は自信がある。
あ、と言うわけなので特技は歌で。
まぁ、かといって楽器経験は皆無。
リコーダーですらほとんど出来なかった。
運動は、あまり好きではない。
走り始めてだいたい1〜2キロでギブアップかな。
そんな俺は多分何処か知らない場所に飛ばされた。
俺は今、その知らない場所で立ち尽くしている。
俺は多分、いや、誰がなんと言おうとピンチだ。
なぜなら・・・
ここは、戦場である。
いや、待て、待て待て待て待て待て戦場とはどうゆう事じゃ!?
しかも、よりにもよってど真ん中。
こうなった理由は・・・えー・・・っとね。
確か放課後、屋上に夕日を見に行って・・・何があった?
なんか誰かとあったはず。
・・・あ、そうだ。
なんか不思議な女の子がいて、その子が助けを求めてきたんだよ、確か。
んで、どうしたの?って聞いたはず。
そしたら・・・地面が揺れて、ドーン。
いや、比喩でもなんでもなく、ドーン。
んで、気がついたらここにいたってわけだ。
うむ、俺自身何が何だか意味がわからない。
そもそも、俺は死んだのかどうか。
なぜ、よりにもよって戦場のど真ん中なのかについても全く意味がわからない。
てか、そんなことよりどうしたものか。
両サイドの軍隊(?)が完全に睨み合っている。
片方は、ここから見るに人間の軍勢。
もう片方は、おそらくいわゆる魔族だろう。
両軍ざっと数えて、一億ってところか。
そんな中にサンドイッチ。
ほんとどうしてこうなった?
逃げれる・・・か?
と、言うか・・・待てよ?
両サイドの軍隊(?)が動き出したんだが。
え、まじで?
軍隊が戦争を始める。+俺はその真ん中にいる。
=巻き込まれる。
つまりは死ぬ。
待て待て待て待て待て待て待て!!
は?ドユコト?
一般市民がここにいるから!!
あ、いや、助けに来てくれてるのか?
そう思った直後、両軍から光が飛んで来た。
おそらく、いや、どう考えても魔法です。
つまり、真ん中にいる俺は知らないと。
「どうしたらいいんだよ!!!!この野郎!!!!」
俺の心からの叫びは近づいてくる足音にかき消され、
俺の戦いは最悪のスタートから始まることになってしまった。