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コピー機壊れる

作者: 束間由一



 パソコンのコピー機が壊れた。

 

 何か、印刷のボタンを押したら、ガガガって変な音がして、ピギギギギと紙が出てきた。私はその紙を手に取ってみると、印刷したものとは全く違う内容ものが出てきた。生活リズム表が出てくると思ったのに出てきたのはハンムラビ法典みたいな訳のわからん文字の羅列だった。


 私は、それがあまりに不可解と感じ、とりあえず解読してみようと思った。象形文字か何かなのか、人が何かしているような形のものが多い。3文字は人が棒を持って立っているように見える。だからと言って私の凡人的な想像力では何の言葉も意味も浮かんでは来ない。他の字をどれだけ見ても同じだ。何のあてもなく途方もない。どっかのピラミッド大好きな考古学者にでも見せて見ようかとすら思った。喜んで解読に取り掛かりそうだ。


 結局、それ以降コピー機はウンともスンとも言わなくなり機能を停止した。

 もしかすると、これはコイツの遺言なのだろうか?






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