表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

第二話 異世界


この世界には12の大迷宮があり、その他無数の中小迷宮が存在する。迷宮の起源は魔王だの生物だのさまざまな学説があるが、詳細は未だ不明である。

 

 そして、その迷宮の中には魔物と呼ばれる生き物がおり、それらを倒すことで得られるのが血魔石だ。

 

 血魔石は酒にしか溶けず、溶かさなければ強い毒性を持つため、一部例外を除いて酒以外に人体に取り込むことができない。

 

 また、一定期間における個人の限界許容量が、個人差はあるが決まっており、それを越えようとすると体が拒否反応を起こし、摂取することができない。


 これだけデメリットや不可思議な規制があるにもかかわらず、人々が血酒酒場というものまで作り出し、それを求める理由は……


 (さっきのはちょっとミスったな

 危うくいつものくせで()()になるとこだった……)


 そう、この異世界、魔法なんていうものは一切ないが、そのかわりに人体に取り込んだ血魔石の魔物の特徴を部位ごとにランダムで、自分の体に反映させることができるのである。

 

 もちろん都合の良い話ばかりではなく、自分の適性にあった魔物の種類があり、それ以外は発現しない。

 

 さらに、個人個人で発現に必要な血魔石の量は違うため

 一生発現しないという人もいる。


「姉ちゃんはミノタウロスだもんね」

 

「姉ちゃんはミノタウロスじゃありません!

 腕だけだし……気にしてるのになあ」


 というわけで前話の姉の発言は真なのである。


「私もアレンみたいにワンちゃんの適性がよかったのに」

 と姉が羨ましそうな視線を向けてくる。

 また始まったなとミノタウロス弄りからの恒例の流れを適当に流す。


「俺としては身を守れる能力だし、当たりだっていつも言ってるのに、っと無駄話はこれくらいにしてそろそろいかねーと」

 理由をつけて退散する。

 まだまだ仕事はこれからなのだ。

 


 

 


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ