三頭の神獣たち
ある世界で言い伝えられし神々の獣たちの力と姿
再び姿を現した時、その世界に何を思う
創造されたこの世界に生まれし三頭の獣たち
神を思わす各々の力は天を、地を、海を現すもの
世界を滅ぼせし力を持つが故に動かず
世界の行く末を見つめんとする
天を司る獣
その両翼は天よりの光をも覆い隠し
地上に影を
そしてこの世に闇を齎す
されど
秩序を望むが故に
人に恵みを与え、見守らん
たとえその身が滅び
忘れ去られようとも
その雄々しき姿は心に残り続く
地を司る獣
人が孤高と畏れを抱く
その逞しき姿は
数多の獣を生みて命を育む
汝として知られるその名も
仔たちへと与えられん
されど
その巨躯は歩むたびに大地は震え
それ故に貪欲なる大魔と化す
海を司る獣
何より強く
人は海魔と恐れ
荒ぶれば禍々しき力を振るい
災いを表す姿なり
されど
人や海に災いを齎しき悪しきものには
その破壊の力を振りかざす
世の終わりに三頭は姿を現さん
終焉を迎えるこの世を見届け
その身を人へ捧げん
初投稿作品となります。
伝承のように仕上げましたが、この短編を基に幾つかの作品を作っていきたいと思います。




